師走の東京へ

今日の東京は暖かい。
孫Kを連れての東京。
タクシーを利用してホテルへ。
いつもと異なる手段で移動。

インバウンド復活もあり、ホテルを予約するのがままならない。
ホテルは利便性を考えて都心の赤坂エリア。
孫と一緒なので周囲が静かな立地をピンポイントで探す。
初めて泊まるホテル。
赤坂サカスのビルがすぐそこに。

夕方6時にもなっていないのに夕暮れは早い。
青山ショールームの社員に挨拶をしてから青山通りを表参道へ。
銀杏並木は真っ黄色の葉が落ち始める。
ちょうど航路になっているのか、次から次へ羽田空港へ着陸する飛行機が横切る。

夕食は孫の好きな餃子を優先して中華料理店へ。
一番客で静かだった店内は、しばらくすると忘年会の予約客で満席。
たまらず、早めに引き上げる。

師走を感じながらタクシーでホテルへ。

溜まり溜まった落ち葉

ブナの葉が落ちる。
畑には収穫に終わったピーマン、ナスがまだ植っている。

説明不要ですね。
カエデの葉は落ち切って地面はこの通り。

さあ、来週は落ち葉掃除しなければ。

朝日に照らされて

今春に植えた芝もなんとか猛暑に耐え、根を生やしてくれた。
優しい日差しを浴びながら静かに佇む。

ススキの穂が朝露に濡れている。
朝のこの風景がお気に入り。

Brad Mehldau “10 Years Solo Live”

Brad Mehldau “10 Years Solo Live”

Brad Mehldau : piano

Released in 2015

2004年から2014年までの、世界各地で行なったソロ・ライブを収録したアルバム。
全32曲が4つのテーマに分けられている。
Dark/Light
The Concert
Intermezzo/Ruckblick
E Minor/E Major

総時間 5時間5分 。時間も演奏も長大なアルバム。

ビル・エバンス、キース・ジャレット、チック・コリアと大好きなピアニスト(まあ、巨匠ばかりですが)とは、また一味も二味も違うブラッド・メルドー。今はもちろん私の「大好き」に入っています。

5時間連続で聴いたことはないけど、長距離ドライブや何か集中してやってしまわない時にずっと聴き続けてみたいアルバムでもあります。
(ロックでは“U2 Album Best Rock Songs of U2”を思い出す。ブラッド・メルドーとU2と、私にはどこか似たテイストだ)

ここでは、
Brad Mehldau – My Favorite Things
を紹介します。

豊岡市第5次行財政改革〜豊岡で暮らしてよかった、を目指して

第5次行財政改革の大綱が策定されました。
「行政コスト削減と公共サービス向上との両立」を目指す。

私は第1次〜第4次行革委員(第2次からは副委員長)を務めた関係で、その経緯も知り、改革が充分にできず忸怩たる思いもあります。第5次行革に期待するとともに、第4次までの取り組みが今後の行革に役立つのであれば幸いです。

豊岡市行革は2005年に1市5町が合併して現在の豊岡市になった翌年にスタート。
第1次は、合併により膨らんだ職員定数削減、補助金の削減。
第2次は、事務事業評価(市職員の職務内容をチェック。重複した職務、なくてもよい職務などの重要度評価)による事業削減。
第3次は、成果重視(効果の大きい項目を見つけ実践する)。
第4次は、持続可能な行政サービスのあり方を示す。歳入として、ふるさと納税の推進、玄武洞有料化など。歳出として、民間委託(学校給食など)、ICT活用による事務の効率化、職員の意識改革に取り組む。
しかし、その成果は中途半端で、明確な到達すべき目標も示されずに終わった感がある。

「コスト削減」と「サービス向上」は永遠の課題。
ぜひ、一歩でも、二歩でも前へ進んで行ってもらいたい。
そうなるように一市民として問題意識を持って協力していきたい。

「コスト」「サービス」は、現状の数値(実態)を少しでも小さくしたり、大きくしたりする工夫と努力の視点と、そもそも必要なものか、なくてもいいのではないか、違う方法があるのではないかというイノベーションの視点が必要。

行財政改革の根本は、後者にあると思う。
思い切った提案、実行、実施を期待したいところです。

芸観大生がやって来た!〜たじたび★但馬ツアー

「芸観大生」、つまり「兵庫県立芸術文化観光専門職大学」の略称。
英語名称は、「Professional College of Arts and Tourism」略称「CAT」(シーエーティー)

正式名称が長いので、普段なんて呼ぼう?どう書こう?結構悩む。
地元で関心を持っている人同士ではCATでほぼ通るが、CATと言ってもピンとこないのも現実。そんな意味で「芸観大」はいいですね。

余談から始まってしまいました。

芸観大の学生劇団「但馬旅人生活拠点。」が主催。
「但馬に演劇を届けたい、世界に但馬を届けたい」という想いで但馬産の作品創作をする学生たち。

3部構成となっている。

第一部は『反復かつ連続』という演劇作品。
撮影禁止なのでお見せできない。音楽で言えば多重録音で一人で演奏して曲を作っていくような作品。シュールな作品だが、3回反復した後、最後の反復でバッハの曲が流れ、過ぎ去った賑やかな日々を回顧するシーンで終わる。なかなか憎い(見事な)演出でした。

第二部はレクリエーション。
カードにそれぞれが「ウハハ」の体験をカードに書く。心で、身体で感じた「ウハハ」(嬉しい、ワクワク、予期せぬ感動など)を集めて「ウハハ・シティ」を最終公演で立ち上げる試み。

江原河畔劇場2階フロア

第三部は、おはなし会。
HIBOCOの会のメンバーが加わって、演劇のこと、大学のこと、地域のこと、ウハハのこと、などの情報交換。

地域の人はどんな学生たちなのか、知りたい、出会いたい。
学生は但馬こと知りたい、訪ねたい。

たびたじの但馬ツアーは始まったばかり。
12月但東、1月出石、養父、豊岡、2月竹野、香美、新温泉と続く。
詳しくはこちら(オンライン予約)

芸観大の学生たちと出会ってみてはいかがですか。

クリスマス・ジャズ&ゴスペル コンサートat 但馬空港

もう恒例となった年末の但馬空港でのジャズ・コンサート。出演はジャズ・シンガーのNandee。地元出身でバークリー音楽院で学び、東京のライブハウスで活躍し、故郷に戻りシンガーとして、またゴスペルやボーカルの指導者として大活躍。

私も「生徒」としてお世話になっています。でも、ほとんどジャズ談義で終わってしまう。楽しい時間を過ごすのが目的のようになってしまって。(まあ、いいか)

リズム隊は、白石宣政(ピアノ)、笹井”BJ”克彦(ベース)、吉川弾(ドラム)。ベースの白石さん、ドラムの吉川さんとは、東京時代に一緒に演奏活動した仲間だそうだ。こうして、豊岡で一緒にやれるのが嬉しいとNandee。いつもよりイキイキとしている感じ。安心感もあるんだろうな。

ジャズ・ピアノを目指して稽古している私にとって、ピアニストの手が見えるベストポジション。もともと後ろの席だったが、一番前の席で友人と会話している時に始まってしまって、戻れなくなってしまう。(まあ、ラッキーだったのですが)

それにしても白石さんのピアノはクール!柔らかな手首で弾いている動きはゆっくりに見えるが、演奏はエキサイティング、スイングしている。まさに名手のスローハンドと言ったところか。

最後は、Nandeeの指導しているゴスペルチームが登場し、会場と一体となって”We are The World を合唱。Nandeeの横に息子さんもステージに上がり、マイクで歌う。大盛り上がりで幕を閉じる。

但馬空港のホール、会場の設置も作り込み過ぎなくて、さりげなくて温かい雰囲気。
楽しいコンサートでした。

さあ、12月だ

来客続きであっという間に秋は過ぎる。
現役(社長時代)の時とはまた違う忙しさ。
やらなければならないこと。(日々の生活ルーティーン)
やりたいこと。(過去の活動記録の膨大な資料の整理と活用)

清々しい朝の景色を眺めながら、
「やらなければならないこと」「やりたいこと」を確認する。
すっきりとした年末年始を迎えるために。

AIの話(ChatGPT)〜神戸新聞但馬親交会

『AIの急激な進化に人間はどのように向き合うべきか』というタイトルの講演会(神戸新聞但馬懇話会主催)に参加。講師は関西学院大学副学長で工学部教授の巳波弘佳(みわ・ひろよし)氏。

ChatGPTの出現で人間社会は大きく変わる。今後AIは社会や私たちの仕事にどのような変化生じるか、AIを有効に活用していくにはどのようにしたら良いのか。具体的に現代社会、未来の姿はどのようになっているのか。

2022年11月にリリースされたChatGPTの利用者はたった2ヶ月で1億人を突破。開発したOpenAIの創業者でありCEOのサム・アルトマンの解任と復帰のドタバタ劇は大きな話題になりました。それだけ現代社会への浸透とAIのリスクを伴った影響の大きさを物語る。

AIを利用してえる情報の不確実さ、個人情報漏洩、雇用を奪う(あるいは創出する)などのメリット、デメリットが議論されている。

現時点で言えることは、まずAI技術を正しく理解すること、AIにできることとできないことを正しく理解し、どう活用するかを考えることが大切と言える。

これからのAI活用の入り口としてとても有意義な講演でした。

深紅の絨毯

いよいよコレ。
庭のカエデが落ちて絨毯を敷き詰める。

エントランスの石畳の通路が紅色で埋まる。

この絶妙の間合い。
別に私がしたわけではない。
自然はアートですね。