新たに女性専用マンションオープン

豊岡市役所の裏手に新たに芸術文化観光専門職大学の学生専用の女性専用のマンションが完成。親しくお付き合いいただく先輩N氏の事業として、その計画段階からある程度お聞きしていたのが、いよいオープン。周囲はまだ植栽工事が進む。

オーナーのN氏から昨日連絡があり訪問。
新築の部屋は気持ちいい。広さも十分にあり、ちょっと学生にはもったいないぐらい(かな?)。女子学生を想定しているが、大学関係者の社会人女性もOKとのこと。

想定外にも、竣工式のテープカットまでさせていただく。
豊岡に少なくとも4年間は住む学生たち。充実した有意義な学生生活、そして豊岡を気に入ってくれて定住ないしは、いつでも戻ってきたくなる豊岡になることを願ってカット!

シェアハウス「江原101」とは対照的な存在。
建物(古民家改修と新築)、コンセプト(快適とクリエイティブ)、ライフスタイル(個別と共同)。どちらがどうこうではなく、選択肢が広がるのはとても大切なことでいいことですね。

江原101食事会(2月)〜これがまた楽し

シェアハウス「江原101」の定期(?)食事会。
住人のCAT(芸術文化観光専門職大学)学生たちが食事に呼んでくれる。
これが毎回楽しい時間となる。

料理は学生たちが準備をし、妻が一品何か差し入れる(今回は揚げ立てのトンカツ)。私はビールとワイン(自分飲み用の意味も含めて)。
みんなで食べるので鍋料理が定番になっているようだが、これがまた美味しい。
まさに「同じ釜(鍋)の飯(汁)を食う」関係だ。

「江原101」のキッチンはアイランド式。
調理、煮炊き、洗い物がぐるりと囲ってみんなでできるようになっている。

食事の後はデザートも出る凝りよう。
さらにその後、差し入れた和菓子の数が一つ足りないのでジャンケンで決着をつける学生たち。小学生ではなく大学生。なかなかノリのいい学生たちなのです。

4月から4年生になる。
最終学年、就活の話題も出る。
1年生時の寮生活を終え、このシェアハウスに来たのに、来年は卒業とは。

2つ目の江原101も完成し、今月は新たに4人の学生を迎える。
次回は全員揃っての食事会をしようと確認してご馳走様となりました。

「宇宙品質」って凄い!〜東海バネ工業

日経新聞(2024/2/18付)の1面トップ記事は、
【「H3」打ち上げ再挑戦で成功〜宇宙開発競争に弾み】

昨年の打ち上げは失敗し、日本の宇宙開発が懸念される。
そんな中で、今回は見事に成功。
先日の月面着陸成功も含めて、今、日本の宇宙開発に注目が集まる。

3面の関連記事「日の丸宇宙技術 結集」の中に「東海バネ工業」が目に入る。工場は豊岡にある注目の会社。

前社長の渡辺良機氏とは懇意にさせていただき何度か工場見学もさせていただく。渡辺社長(当時)には但馬コネクションのゲストとしてお迎えし貴重なお話をお聞きしました。

第1段エンジンを切り離すのに使用されているのが東海バネ工業さんのバネと紹介されている。

過酷な環境でも耐えられる材質や加工技術を開発し「宇宙品質」に磨きをかけてきた。

「宇宙品質」にコミットとは凄い。
東海バネ工業さんの挑戦するバイタリティと企業理念に改めて敬服し、大いなる刺激をいただく。

いよいよあと3ヶ月半〜第10回おんぷの祭典

第10回を迎える「子どもたちが豊岡で世界と出会う音楽祭」(おんぷの祭典)。
アニバーサリーということで予算も増額、多くの市民に楽しんでいただきたいと力も入る。
企画の大詰め会議。日程、出演者、学校訪問・街角・イブニング・サロンのコンサートの基本的なところは決定している。

あとは、コンサートのプログラム、チケットの販売枚数と窓口、キッズコンサート・公開リハーサルの定員数などの詳細を詰める。

今回から芸術文化観光専門職大学の学生3名が新たに加わり、若者へのアピールや広報アイデアなど大いに期待したいところ。また、アートマネージメントを学んでいる学生にとっても良い経験になると思います。今後は、もっともっと実行委員の若返りも図っていきたい。

会議は豊岡市役所の3階庁議室。
カメラとPCを使ってオンライン参加もあり。
音楽監督の碓井俊樹さんはウィーンから参加。世界を飛び回っている碓井さんなので、オンライン出席の時は「今日はどこからですか?」と尋ねて始めるのが恒例になっている。

日程:2024年5月28日(火)〜6月2日(日)
会場:豊岡市民会館、稽古堂、但馬空港、各町の街角コンサート

詳細は4月中旬にポスター、チラシ、インターネットでご案内します。
多くの方のご来場をお待ちしています。

『地域の新しい移動のしくみ 豊岡ミーティング』

2月13日、江原河畔劇場にて開催された『地域の新しい移動のしくみ 豊岡ミーティング』に参加。
副題に「福祉×観光×交通」とあるので、地域の最大の関心事の一つ。
会場は満席、大勢の人が参加しました。

左より 進行/渡辺瑞帆  発表者/北嶋史誉・小柴徳明・秋山一平 氏

但馬地域では自家用車での移動がほとんどであり、公共交通機関の電車・バス・タクシーなどの経営は圧迫しその維持が危ぶまれる。高齢者の増加(免許返納も含めて)、福祉介護などでの移動手段に大きな課題を抱えている。

この現状を踏まえて、デイサービス、介護施設と病院との移動などの介護タクシーに、日常の買い物、通院、通園などの移動をサポートする仕組みができないか、という試みが始まっている。

最先端の取り組みをされている市町村のキーマンをお招きしてその実例を学び、但馬に活かせないかという意見交換会となりました。

招待者は北嶋史誉氏(群馬県前橋市/ソーシャルムーバー株式会社代表)、小柴徳名氏(富山県黒部市/一般社団法人SMARTふくしラボプロジェクトマネージャー)。そして豊岡ミーティング主催者でもある秋山一平氏(豊岡市/株式会社アンズケア代表)の3名のプレゼンで始まる。

第二部は、招待発表者に加えて、関心の高い地元住民も交えてのパネルディスカッション。

前田敦司氏(NPO法人かんなべ自然学校理事長、豊岡市市議会議員)、西田紫乃(INCREW代表理事)、志賀玲子氏(城崎国際アートセンター館長)の3氏。

それぞれの仕事、立場での現状を踏まえて、質疑応答が行われる。

タイトルにあるように福祉に留まらず、観光および一般交通までを視野に意見交換しましょう、との目標でありましたが、時間や参加者の制約でそこまで進めなかったのが少し残念でした。

地域の人口減少と高齢化を考えるとマイカー以外の全般的な移動手段はどうなるのだろう?年々来場者の増加する豊岡演劇祭の観客の会場移動(豊岡市の旧1市5町)はどうするのか?など、自分も含めた近未来の移動手段は、喫緊の重要課題。主催者の一般社団法人「新しいひろば」には、この課題の継続的な試行錯誤と市民への啓蒙を期待しています。

CAT学生による「江原101」「豊岡演劇祭」そしてこれから

シェアハウス「江原101」に住むCAT学生の思いを近隣地域の人たちに伝える集いを開催しました。会場は中田工芸(株)本社の2階会議室。

当初は、シェアハウスのご近所さん、江原区の区長さん、金融機関の日高支店長さんなどを想定して計画。普段、顔を合わし挨拶したり、地区の行事に誘ったり、空き家情報と学生とのマッチングなどをイメージ。

シェアハウスのM君がパワポでお話をする。

最初に、シェアハウス「江原101」の紹介。
・2022年8月ができた経緯
・2024年1月に新しくオープンしたシェアハウスの報告
・両シェアハウスに住むCAT学生の簡単な紹介。
・但馬コネクションの会場として。セッションの様子。
・2023年の江原地区の行事に参加。
 – 夏祭りの駅前広場で「お化け屋敷」
 – 秋祭りの御神輿担ぎ
 – 秋の地区別運動会で活躍

次に、「豊岡演劇祭2023」で江原101でのイベントについて報告。フリンジ公演、劇団出演者とのトーク、物販、コーヒ試飲会など1週間で900人近い人たちが訪れたのは驚きです。

最後に、今後の活動予定。
卒業後も豊岡に残って活動していく決意などのお話も出る。

数人の集いのつもりが、約25名の皆さんが集まり、プレゼン終了後もそれぞれが個別に情報交換をする。有意義な時間でした。

「但馬を結んで育つ会」(TMS)の集い

特定非営利活動法人「但馬を結んで育つ会」の懇親会に参加。
この日の集いは主に法人会員の団体代表、経営者が集まり、代表理事の千葉義幸氏(ちば内科・脳神経内科クリニック)より、但馬医療の実態と今後についてのプレゼン。

数年前に千葉さんが弊社に来られて「但馬の医療の現状と今後」の説明を受け、衝撃を受けた経験があります。今後10年以内には開業医がいなくなる町が出現する、豊岡病院はじめ公立病院も赤字が続くなど。今回のプレゼンでも現在の但馬開業医の平均年齢は70歳を超え、若い医師が但馬で開業することはすくなるとの報告。地域医療の崩壊とも言えることが差し迫っていると。

プレゼン後の立食の懇親会。
参加者は一同に「医療や介護の深刻な現実を自分ごととして考えなければならない」との思いをお互いに語りあう場面がテーブルごとに広がりました。

豊岡高校校歌〜作詞 岡垣徹治

突然ですが、我が母校の県立豊岡高校の校歌について。

作詞の岡垣徹治氏は、NAKATA HANGERの最高級ハンガーである漆塗りハンガーの仕上げをお願いしている輪島の岡垣漆器店の岡垣祐吾社長の曾祖父にあたる方。

🎵むら〜ぁやぁ〜まぁ〜の〜 と歌っていたのが懐かしい高校時代。
まさか、高校時代にいつも歌っていた校歌を作詞された方の子孫の方と仕事をしているとは不思議なご縁を感じる。

今、岡垣さんはじめ、能登半島地震で被災した輪島市は建物の倒壊、大火災で壊滅的な被害を受けている。輪島塗りの職人さんたちも多くが被災され、当社では支援金並びに全社員から生活物資を募り現地に届けています。これからもできる限りの支援をしていきます。

岡垣徹治                              

話は岡垣徹治氏に戻って、

調べてみると、岡垣徹治は明治23年に浜坂町(現新温泉町)で生まれる。アララギ派歌人、文学者とあります。豊岡中学校(現豊岡高校)を卒業、各地の女学校、中学校の教師校長を務め、豊岡高校の校長を最後に引退されている。(こんな経歴の方とは全く知りませんでした)
詳しくは新温泉町のHPで紹介されています

豊岡高校の校歌(昭和28年制定)の出来上がるまでの経緯も興味深い。
豊高18期生(私は25期生)の方たちのHPに掲載されている。完成までに5年もかかる難産だった経緯、さらに歌詞の解説もしてあります。

卒業生は必見の価値ありです。

学生演劇『四畳半神話大系』

小説家・森見登美彦の『四畳半神話大系』を芸観大(芸術文化観光専門職大学)の学生が舞台化。
会場:豊岡市民プラザ。
主催:但馬旅人生活拠点。

「新設大学一期生がぢ学生の苦悩を描く」
「本物の学生による笑って泣ける学生劇」
「当時私たちは、ピカピカの芸観大一回生であった」
学生演劇 『四畳半神話大系』チラシより

芸観大の学生8名(男子4名、女子4名)で繰り広げる四畳半の現実と幻想の世界。脚本・演出そして主役の「私」まで全てをやった尾崎元海さんが素晴らしい。3時間(休憩15分)の超大作をずっと舞台で演じ切る。膨大なセリフを機関銃のように吐き出し、舞台を上り下りする。そのクリエイティブでエネルギッシュな演出と演技に圧倒さる。

他の登場者7名の演技も素晴らしい。1期生から3期生まで混じっていると後で確認をしたが、それぞれ(たぶん)猛稽古した成果が出ている。演技に引き込まれていく。

芸観大の創設以来、キャンパスやこの市民プラザでやる学生の演劇を観てきたが、私が思うには今回の演劇はここまでの一つの到達点のような気がする。脚本・演出、舞台制作、役者は、それぞれ異なるが、この3年間の彼らの表現したい欲求、創造性、パワーの質、量とも上がってきているのは確実。これからも楽しみにしたい。

今年も来ました「のの花」

昨年に引き続きTBAの懇親会津居山港近くの『ファームハウス のの花』(豊岡市気比)で開く。津居山港に揚がったばかりの松葉ガニをいただくのには最高のお店。「のの花」のご主人も奥さんもとてみ丁寧な対応にさらに大満足。

松葉ガニもさることながら、お刺身も絶品。
この日は、ブリが大漁でご主人のオススメ。
エビ、シロイカ、松葉ガニのハサミ。
何も言うことありません!

超・オススメのお店です。