庄内柿が届いた!

柿だ。秋だ。
荘内柿が届いた!

荘内柿
渋柿の大王と言われる「荘内柿」の正式な品種名は「平核無柿」(ひらたねなしがき)と言います。お隣の新潟県の行商人から買った数本の苗の中に1本だけあった種なしの苗。これが荘内柿の素となり積極的に増やし植えたことで庄内地方は柿の一大産地になりました。収穫された柿はアルコールと炭酸ガスでしっかりと渋を抜くことで果汁と甘味たっぷり風味も優れた荘内柿として出荷されます。
【王将果樹園の荘内柿】のチラシより

(株)やまがたさくらんぼファーム(王将果樹園)の「季節の果物頒布会」に登録して、毎月季節の果物が届く。しかも「ワケありくだもの」なのです。

粒の大きさの不揃い、変形、お尻の小さな割れ、枝擦れの傷、少し実が外れた房、軸が折れてしまったなどのワケあり。一人前の商品としては扱えないけど、中身は立派な一人前。
ワケあってもなくても果物産地山形(妻の出身地でもある)から季節の旬の果物が届くのがとても楽しみである。

さあ、皮剥いていただこう。

これがこうなるイタリアンレストラン

はい、見た通りの魚です。
で、なんなの?と言われると困るのだけど。
これは、魚を塩で包み込んで、オーブンで焼いたお料理。

これを割るのがまた一苦労。
ナイフで叩くこと数回。(簡単に割れない)

はい、中から出てきたのはクッキングペーパーに包まれた鯛。
心憎い演出だが、ホロホロっと焼けた鯛のお味もなかなかのもの。

イタリアン・レストラン
シュードパラディ(Choux de Paradies)
兵庫県豊岡市中央町12-3
079-622-8088

「BISTRO YEBISU」〜 幸せな時間を過そう

久しぶりの東京での新規開拓の美味しいレストラン。きっかけは、豊岡演劇祭の直前に公演した東大・慶大生による劇団「遊学生」の一員の学生がアルバイトしているので、行ってみようということになりました。ちょうど、四国香川県三豊町→豊岡公演が終わり、久しぶりにアルバイトに出る日でもあった。

お店はカウンター席、照明を少し落としてテーブルには蝋燭を灯す。
紹介してくれたアルバイトのOさん。オーナーシェフご夫妻にも気に入られて、生き生きと働いている姿が印象的。

そんな所為もあってか写真がうまく撮れてませんが、どのお料理も繊細な盛り付けと奥深いジーンとくる味。「美味しい」を通り越して「幸せ」を感じる絶品のお料理です。

何よりも素敵なシェフとマダムのお二人です

Bistro YEBIS
渋谷区東3-15-8
TEL&FAX 03-6427-3789
【電車】
JR恵比寿駅西口、日比谷線恵比寿駅より徒歩6分
【バス】
渋谷駅東口バスターミナル、田町行き 「東3丁目」停留所下車、徒歩2分

1日遅れのスーパー

うっすらと満月見える瞬間ありました

8月31日はスーパームーン。
一緒に見ようと友人からご招待いただいていた。
31日は天気予報は曇りなので、事前に1日延期して9月1日に。
が、残念ながらこの日も薄曇り。
「昨日よりマシだよね」と言いながらしばらく夜空を見上げる。
今夜も、無〜雲ではなくて無〜運。
無〜ン (T_T)

ムーンは残念でしたが、スーパー・ディナーが待っていた。
本格的な中華料理。これまでにもいただいたことがありますが、
今回も「美味しい」を通り越して、スーパー・ハピネスとなりました。

超・お薦め!コンポスター〜自然の循環を体現

もう5年ぐらいなろうだろうか。我が家の生ゴミは全て庭のコンポスターに捨てている。薦めてくれたのは、庭師のKさん。「放り込むだけで、生ゴミは微生物が分解して土になっていく。こんなに気持ちいいことはない。」と。

ホームセンターなどにバケツの形をしたプラ製の物を見かけるが、Kさんは、わざわざ唐津陶器の壺の底をカットしてコンポスターを作ってくれた。逆さにすると、カットした底がちょうど蓋になる。陶器だと庭の雰囲気にもよく似合う。

生ゴミを放り込むだけでも良いが、魚の骨や肉片などが混じっているとその上にサラサラと薄っすらと土を掛けておけばより分解を速める効果があり、悪臭も防ぐ。(隣のバケツに土)

コンポスター(ひっくり返した陶器の壺)の中は、50〜60cm程度の穴を掘り(スコップで初回のみ)、そこに生ゴミを捨てていく。穴のサイズ(体積)にもよるが、おおよそ1ヶ月半〜2ヶ月で一杯になる(地面の高さまで埋まる)。

一杯になると、本体と蓋の隙間をガムテープで塞ぎ、アリなどの侵入を防ぐ。そして次のコンポスターを使用する。我が家の庭には4つのコンポスターがあり、ローテーションしている。ガムテープをしたコンポスターの土(生ゴミは全て土になっている)を掻き出し、穴を空にして再使用する。ガムテープしてから約5ヶ月経っているので、中は完璧な土になっている。悪臭もしない。自然(微生物)の力は偉大です。

卵は割った半分の殻そのままでは土に還る時間がかかるので、グシャグシャとしてから入れると良い。

一杯になったコンポスターから掻き出した土は、ひとまず庭の草や落ち葉を捨てる囲いの中に捨てる。これがまた草や落ち葉の分解を助けてくれます。

この囲いは3年ぐらいすると草葉は土になり、畑の土に混ぜる。

まさに、目の前で自然の循環を体現している。
どなたにも超・お薦めです。

食〜韓国に来ればコレですよね

韓国の(どこの国行っても)楽しみはなんと言っても食べ物です。

参鶏湯(サムゲタン)。
私はこちらでも珍しい烏骨鶏で注文。

「土俗村参鶏湯」という地元の人も来る有名店。もともと一軒家でほそぼそと参鶏湯屋をやっていたそうだが、毎日鶏の臭いが漂うので隣家が少しずつ引っ越ししていって、その空き家買い取って拡張しながら、現在は数件の家が繋がってお店になっている。

タコ。(これしか書きようがない)(^ ^;;

生のタコをぶつ切りにして素早くお皿にのって「はい、どうぞ」。切られたタコの足はグニュ、グニュと蠢いている。(映像でアップしようかと思いましたが、余りにも生々しくて)

今、ソウルで大人気の焼肉店。
ガイドさんが夕方5時から行列に並んで、7時からの私たちの食事のために待っていてくれました。特別な厚切り豚肉を店のスタッフが目の前で焼いてくれる。火の通りがジャストインタイムで抜群に美味しい。(予約はできないので、並ぶの覚悟)

屋台市場。
美味い!!
もう何も言うことありません。

宗鏡寺で舌鼓〜スペシャルな天麩羅にびっくり

圓覚山 宗鏡寺(豊岡市出石町)。
通称 沢庵寺。沢庵和尚ゆかりのお寺として知られている。

手入れされた広いお庭は四季折々訪れる度に心落ち着く。沢庵和尚48歳の折に故郷に戻り8年間過ごしたとされる「投淵軒」。茶室の「対来閣」。坐禅道場など、見どころ満載。

私も何度も訪れたことがあり、ご住職の小原和尚さんとも親しくしていただいている。

なんと今日は、その宗鏡寺さんで天麩羅をいただくことになりました。以前、こちらで天麩羅をいただき味しめた先輩よりのリクエストで、今回は3組のペアで実現しました。もちろん私は初めて。(ワクワク)

熊本出身の和尚さんのご実家は老舗の天麩羅屋さんだったそうで、特別にそのお父様に腕を奮っていただきました。

和尚自ら食べ方指南をしていたく穴子の天麩羅。大根おろしをたっぷりと掛け、レモンを絞る。好みによりお塩かお出汁で。(これ書きながら涎が出てくる)^ ^;;

熊本ご出身なので、前菜に馬刺し、途中にお餅が入っている長崎の汁物、天麩羅はエビのすり身をパンに挟んだハトシ。出島で交易が行われた長崎ならではのメニューだ。

最後にいただく茶漬け。
これがまた絶品!(写真をご覧いただいた通り。言葉不要)

お漬物は、もちろん和尚自ら漬けた「たくあん漬け」。
もう何も言うことありません。

こんなスペシャルなランチをいただくとは、全く予測できませんでした。
和尚さま、お父上、ご家族様に感謝。
お布施をさせていただき帰路につきました。

『非時香果』〜フレンチ・レストラン開店

非時香果』。
ときじくのかくのこのみ」と読む。

本日3月21日、城崎温泉にてオープンしました。

非時香果(フレンチ・レストラン)
兵庫県豊岡市城崎町湯島255番地
tel : 050-3188-0082
mail : t.kakunokonomi@kinosaki.co

初日第1番(夜の営業で)の予約を入れ、さっそく行きました。

ここまで入れ込むのは、シェフのタツロー君は幼い頃より知っている。親しい家族の長男で、小学生の頃からうちに来て英語を勉強したり、裏の円山川で魚釣りをしたり。

彼は神戸のフレンチレストランで修業をし、その後フレンチの経験を積みながら独立。
東京・銀座で修業していたレストラン、独立して昨年まで営業していた大阪・天満橋のレストランも行ったことがある。

そして今回、故郷の豊岡市で念願(かな?)のレストランを開店。但馬の豊富な海山川の食材を活かしたフレンチを楽しみにしています。

ぜひ、行ってみてください。

非時香菓」(ときじくのかくのこのみ)って?

新羅(しらぎ)国の王子、天日槍(あめのひぼこ)伝説に登場。
垂仁天皇が田道間守(たじまもり)を常世国(とこよのくに)に遣わし,不老長寿の果実である橘を探して持ち帰るように命じた。

この「橘」のことを「非時香果」という。
「時を選ばず(非)に香る果実」
長く枝にあり、香りの消えない果実、つまり橘(たちばな)。
日本原産の唯一の柑橘類と言われている。

私たち(妻も)のワイン好きでよく飲むのを知ってもらっているのか、お皿毎にその料理にあったシェフお薦めのワインを出していただき、(ヤバいぐらい)すっかりご馳走になってしまいました。感謝!

橘の香り、不老長寿でいたいと思いながら。
最後のデザートまで美味しくいただきました。
地元食材を活かした美味しいフレンチを楽しみにしています。
がんばれー、タツローシェフ!

おでん@神戸〜幸せ〜なお料理

突然ですが、これなんでしょうか?

金目鯛のカシラのあら煮。
タイトルは「おでん@神戸」なのになんで?

お店の名は『おでん「たばる坂」』。
なんだけど魚やお肉を使った料理も抜群に美味しい。

地元の経営者仲間7人でゴルフと情報交換を兼ねて定期的に集まる会を18年続けている。時には、北海道、沖縄、九州まで足を伸ばす。会の説明はともかく、今回の神戸ナイトはイケてる夜でした。

写真のたまごのように、おでんは一品一皿でいただく。定番の具はもちろんのこと、「海老パン」なるエビのすり身をパンに詰めて油で揚げた独創的な具をおでんにしたもの。(これがまた美味しい)

まだまだあるのですが、どの一品も絶品の美味しさ。
また、行ってみよう。オススメのお店です。

おでん『たばる坂』
神戸市中央区加納町4-9-12 クリスタルコート1F
TEL : 078-391-3120

渋柿の共演!〜美味しい秋

干し柿をいただく。
晩秋から冬にかけての風物詩とも言える干し柿だが、考えてみると久しく口にしていない。

先端から三分の一ほどのところを狙ってガブっと口に。干し柿独特の甘〜い風味がなんとも言えない。柿の実の糖分の結晶で白い粉が付いている干し柿もあるが、これは半生(?)。ムチムチ(ヌルヌル?)とした柔らかい口当たりがまた美味い。タネにまとわりついた実を舌と歯で拭い去りながら、タネをポイっと出す。

これだけの感覚が得られるのだから、干し柿もなかなかのものだ。
ありがとう!>友人Mさん

山形から届く頒布通販、同じタイミングで今月は庄内柿が届いた。
庄内柿は私は初めて。

調べてみると、山形の庄内地域で採れる柿のブランドで「平核無」(ひらたねなし)と言う品種。柿の分類としては渋柿。炭酸ガスやアルコールで渋抜き作業を経て食用になる、とある。

「干し柿」と「庄内柿」、渋柿の共演。
美味の秋だ。