キムチの写真がいっぱい届く

1月3日にブログアップした「本場のキムチを戴く」を見た韓国の崔さんからLINEが来る。
(厳密には写真は年末にLINEで届いていたのですが気づかず)

キムチの材料、香辛料、キムチを漬けているところ、保存など。
カラフルで見ているだけでもキムチの味が頭に浮かんで涎が出てきてしまう。
本当に本場のキムチそのものだ。

冷たいそうめんにトッピング

「最高に美味しかった。天にも昇る思い。幸せ感いっぱい。」なんて話す。
すると
このブログのキムチ記事(上述リンク)に崔さんから「コメント」が届く。

夏には半年近く経って酸っぱくなったキムチを冷たいそうめんにトッピングして食べると格別です~

LINE通話で「想像するだけで美味しいイメージが湧く」などとお話をする。

と、調理中の写真が届く。
(崔さんはお料理も美味しいが写真も上手ですね)

食文化が繋ぐ日韓関係。
平和は政治(国と国)ではなく、人と人が友達になることで実現する。
崔さんとはキムチが取り持つ親しい友人になったよう。
ソウル案内の時も親切にしていただいた素敵な方です。

今度は崔さんの故郷・慶尚南道に行ってみよう。

本場のキムチを戴く

年末に韓国からキムチが届きました。
昨年6月に韓国ソウルを訪問した時の現地ガイドをお願いした崔さんからです。

このキムチを漬けながら、キムチについて記述したというメールを送っていただく。
要約するとこんなことが書いてあります。

昔の農耕時代は保存食であった。
韓国の南北で気温差があるので漬ける時期が異なること。
お寺では信者が集まって昆布と出汁で漬ける。
キムジャン(1年分のキムチを漬ける行事。韓国の伝統文化)は最優先の行事。

昔の農耕時代には新鮮な野菜を長く保管することができず、韓国人はキムチというものを作って長く保管しながら食べるようになりました.
キムチを漬ける時期は各地方の温度の差によって変わるので
11月末頃(寒い地方のソウルの近くの方 )~12月中旬まで(暖かい南部地方 )
この時に作るキムチは一年中で一番おいしいキムチなのでキムチ冷蔵庫が開発されました。

一年中たべるものなので普段のキムチよりおいしくて良い材料を使って漬けます。ちなみに韓国のお寺では訪問する信徒たちのために1年間食べるキムチを漬ける時、信者たちが奉仕で集まります。 お寺で食べるキムチは塩辛を使わずに果物と昆布で出汁を出してキムチを漬けます。

キムジャンの時期になると主婦の間の安否の挨拶がキムジャンしましたか?!または今週のキムジャンをしなければならないから . . . というと、集まりの日付を変更したり、不参加を理解してくれます~

一般的な家庭では家族が日付を相談して集まって一緒に漬けた後に分けて持って行ったり、実家の母親がたくさん漬けて他地方と外国にいる子供たちに送ってくれたりします。

私の家庭で普段好んで食べる味を基準に漬けてあるのでお口に合うか心配ですが 材料はすべて韓国産でレシピも参考にお送りします。

「崔さんからのメール」から抜粋

ソウルでの案内もそうだったのですが、心のこもった丁寧な対応には頭が下がります。年末にまさか本場のご自分の家で食べる特製のキムチをいただくとは、感謝感激です。

いろんな食べ方がありますが「キムチ鍋」でいただくことにしました。

まずはキムチそのものをいただく。口に入れた瞬間はちょっと辛い味ですが、噛むごとにいろんな具材の味が口に広がり、飲み込んだ後には甘さが口の中を巡る。本物だ。

豚肉と牡蠣を準備して、キムチ鍋をいただく。
韓国の食文化を想い、崔さんを思い出しながら超美味なキムチの夜となりました。

お刺身とカニと音楽と

刺身。
本マグロ、イサキ、ツバス、アコウ、マルゴ、ヒラメ、イカ。

今夜は音楽一家のO家を迎えて年末恒例(?)の食事会。まずは東京在住のチェリストさんにギャフンと言わそうとこのお刺身。東京ではまず食べられない新鮮な魚。故郷には美味しい食材いっぱいだよ、とこの試みは大成功。(笑)

最近知った豊岡の魚屋さんに予約注文。店の主人は漁師さんでもあるから、新鮮この上ない。親切にもお刺身の魚名を容器の蓋にマジックで書いてくれる。

メインはこちら。
最初は足(脚?)を各自しゃぶしゃぶ風にいただく。
段々と言葉少なになっていくのはカニの常。

で、音楽は?

それどころの話ではない。
ビールに、ワインに、最後は日本酒がどんどん進んでいく。

今夜の主題は音楽だったのに、撮った写真も刺身とカニばかり。
ほんとは音楽の話題も書きたかったが、こんな変奏曲となってしまいました。

麻布台ヒルズの夜〜クリスマス真っ只中

麻布台ヒルズは、2023年11月24日に開業(まだ1ヶ月前だ)。

東京・港区にある大規模な市街地再開発プロジェクト。高さ330メートルの超高層ビルは日本一高いビル。約8.1ヘクタールの敷地にオフィス、住宅、ホテル、商業施設、文化施設、インターナショナルスクール、予防医療センターなどがある。コンセプトは「緑に包まれ、人と人をつなぐ『広場』のような街-Modern Urban Village」。

クリスマス・マーケットをぶらぶらと。

今夜の目的は、麻布台ヒルズのイタリアンで食事。
ネットで【麻布台ヒルズ イタリアン】で検索してPULSARE(プルサーレ)に予約。
決め手は
「カウンターのみの落ち着いた店内」
「シェフとお客様との会話の中でその日の一品に創り上げていく」
の解説一文。

どの一品も新鮮な食材。生のエビ、クエの歯応えなど、和食を思わせる新鮮かつ繊細な味付け。

本店は il Pregio(イル・プレージョ)(渋谷区上原)。
オーナーシェフ岩坪滋氏のイタリアンも行ってみたい。

今年も来ました「のの花」

昨年に引き続きTBAの懇親会津居山港近くの『ファームハウス のの花』(豊岡市気比)で開く。津居山港に揚がったばかりの松葉ガニをいただくのには最高のお店。「のの花」のご主人も奥さんもとてみ丁寧な対応にさらに大満足。

松葉ガニもさることながら、お刺身も絶品。
この日は、ブリが大漁でご主人のオススメ。
エビ、シロイカ、松葉ガニのハサミ。
何も言うことありません!

超・オススメのお店です。

庄内柿が届いた!

柿だ。秋だ。
荘内柿が届いた!

荘内柿
渋柿の大王と言われる「荘内柿」の正式な品種名は「平核無柿」(ひらたねなしがき)と言います。お隣の新潟県の行商人から買った数本の苗の中に1本だけあった種なしの苗。これが荘内柿の素となり積極的に増やし植えたことで庄内地方は柿の一大産地になりました。収穫された柿はアルコールと炭酸ガスでしっかりと渋を抜くことで果汁と甘味たっぷり風味も優れた荘内柿として出荷されます。
【王将果樹園の荘内柿】のチラシより

(株)やまがたさくらんぼファーム(王将果樹園)の「季節の果物頒布会」に登録して、毎月季節の果物が届く。しかも「ワケありくだもの」なのです。

粒の大きさの不揃い、変形、お尻の小さな割れ、枝擦れの傷、少し実が外れた房、軸が折れてしまったなどのワケあり。一人前の商品としては扱えないけど、中身は立派な一人前。
ワケあってもなくても果物産地山形(妻の出身地でもある)から季節の旬の果物が届くのがとても楽しみである。

さあ、皮剥いていただこう。

これがこうなるイタリアンレストラン

はい、見た通りの魚です。
で、なんなの?と言われると困るのだけど。
これは、魚を塩で包み込んで、オーブンで焼いたお料理。

これを割るのがまた一苦労。
ナイフで叩くこと数回。(簡単に割れない)

はい、中から出てきたのはクッキングペーパーに包まれた鯛。
心憎い演出だが、ホロホロっと焼けた鯛のお味もなかなかのもの。

イタリアン・レストラン
シュードパラディ(Choux de Paradies)
兵庫県豊岡市中央町12-3
079-622-8088

「BISTRO YEBISU」〜 幸せな時間を過そう

久しぶりの東京での新規開拓の美味しいレストラン。きっかけは、豊岡演劇祭の直前に公演した東大・慶大生による劇団「遊学生」の一員の学生がアルバイトしているので、行ってみようということになりました。ちょうど、四国香川県三豊町→豊岡公演が終わり、久しぶりにアルバイトに出る日でもあった。

お店はカウンター席、照明を少し落としてテーブルには蝋燭を灯す。
紹介してくれたアルバイトのOさん。オーナーシェフご夫妻にも気に入られて、生き生きと働いている姿が印象的。

そんな所為もあってか写真がうまく撮れてませんが、どのお料理も繊細な盛り付けと奥深いジーンとくる味。「美味しい」を通り越して「幸せ」を感じる絶品のお料理です。

何よりも素敵なシェフとマダムのお二人です

Bistro YEBIS
渋谷区東3-15-8
TEL&FAX 03-6427-3789
【電車】
JR恵比寿駅西口、日比谷線恵比寿駅より徒歩6分
【バス】
渋谷駅東口バスターミナル、田町行き 「東3丁目」停留所下車、徒歩2分

1日遅れのスーパー

うっすらと満月見える瞬間ありました

8月31日はスーパームーン。
一緒に見ようと友人からご招待いただいていた。
31日は天気予報は曇りなので、事前に1日延期して9月1日に。
が、残念ながらこの日も薄曇り。
「昨日よりマシだよね」と言いながらしばらく夜空を見上げる。
今夜も、無〜雲ではなくて無〜運。
無〜ン (T_T)

ムーンは残念でしたが、スーパー・ディナーが待っていた。
本格的な中華料理。これまでにもいただいたことがありますが、
今回も「美味しい」を通り越して、スーパー・ハピネスとなりました。

超・お薦め!コンポスター〜自然の循環を体現

もう5年ぐらいなろうだろうか。我が家の生ゴミは全て庭のコンポスターに捨てている。薦めてくれたのは、庭師のKさん。「放り込むだけで、生ゴミは微生物が分解して土になっていく。こんなに気持ちいいことはない。」と。

ホームセンターなどにバケツの形をしたプラ製の物を見かけるが、Kさんは、わざわざ唐津陶器の壺の底をカットしてコンポスターを作ってくれた。逆さにすると、カットした底がちょうど蓋になる。陶器だと庭の雰囲気にもよく似合う。

生ゴミを放り込むだけでも良いが、魚の骨や肉片などが混じっているとその上にサラサラと薄っすらと土を掛けておけばより分解を速める効果があり、悪臭も防ぐ。(隣のバケツに土)

コンポスター(ひっくり返した陶器の壺)の中は、50〜60cm程度の穴を掘り(スコップで初回のみ)、そこに生ゴミを捨てていく。穴のサイズ(体積)にもよるが、おおよそ1ヶ月半〜2ヶ月で一杯になる(地面の高さまで埋まる)。

一杯になると、本体と蓋の隙間をガムテープで塞ぎ、アリなどの侵入を防ぐ。そして次のコンポスターを使用する。我が家の庭には4つのコンポスターがあり、ローテーションしている。ガムテープをしたコンポスターの土(生ゴミは全て土になっている)を掻き出し、穴を空にして再使用する。ガムテープしてから約5ヶ月経っているので、中は完璧な土になっている。悪臭もしない。自然(微生物)の力は偉大です。

卵は割った半分の殻そのままでは土に還る時間がかかるので、グシャグシャとしてから入れると良い。

一杯になったコンポスターから掻き出した土は、ひとまず庭の草や落ち葉を捨てる囲いの中に捨てる。これがまた草や落ち葉の分解を助けてくれます。

この囲いは3年ぐらいすると草葉は土になり、畑の土に混ぜる。

まさに、目の前で自然の循環を体現している。
どなたにも超・お薦めです。