Christmas Jazz Concert in Tajima Airport

恒例となった但馬空港でのクリスマス・コンサート。
出演は、地元で活躍するNandee(Vocal)。鳥取で活躍されている菊池ひみこさん。二人は以前、東京で演奏活動され、それぞれ豊岡と鳥取に移住。大好きなジャズウーマンです。
井上拓美(trumpet)、國清晃生(bass)、中祖真宇理(drums)は、鳥取大学のジャズ研。今夏、アメリカ・デトロイトジャズフェスティバルで演奏。

周囲の山は白く雪が積もる寒い日。
でも、但馬空港ホールは、熱い演奏で盛り上がりました。

ホームコンサート2024

今年は “Someday My Prince Will Come”。
ビル・エバンスに挑戦。
とんでもないチャレンジングな選曲だったけど、「テーマ」→「アドリブ」2コーラス→「テーマ」で弾き終える。アドリブパートはシンプル(音を減らして)にアレンジしてなんとか、なんとか。(ピアノ先生のお導きのお陰。大感謝!)

N夫妻、Tくん、妻、CAT学生、O氏、そしてN先生とM先生夫妻、Birthday Songもありました。

写真が少ないのと、超プライベートなので解説なしですみません。

Someday My Prince Will Come〜Piano Recital 2024

画像は映像から取得(わざとのぼかしではありません(^ ^;;(自分では撮れないので)

今年はビル・エバンスの”Someday My Prince Will Come”に挑戦。
と意気込んだのは良かったけど、なかなか苦戦。(ある意味当然ですが)
ビル・エバンスの微妙な和音に自分自身は酔いしれました。
リズムが難しい。3拍子、4拍子。

全く初めてから習い始めて、今年で6回目のピアノ発表会。
1年目 ”Cool Struttin’” (Sonny Clark)
2年目 ”Autumn Leaves”(Joseph Kosma)
3年目 ”When You Wish Upon a Star”(Leigh Harline)〜弾き語り
4年目 “Sunday Song”  (Richie Beirach)
5年目 ”Hymn to Freedom(Oscar Peterson)〜弾き語り
6年目 ”Someday My Prince Will Come(Frank Churchill)

今年はビル・エバンスに挑戦

“Someday My Prince Will Come”

ああ、選んでしまった、決断してしまった。
恐れ多くもビル・エバンスのサムデイ

昨年のオスカー・ピーターソンの” Hymn to Freedom “
に懲りずに、またまた挑戦だ!

「いつか王子様を弾けるようになるのでは」と想いながら。
その「いつか」がいよいよ迫ってくる。(>_<)
なんとか頑張らねば。♪( ‘ θ ‘ ) m ^ ^ m

Lyle Mays “LYLE MAYS”

  1. Lyle Mays “LYLE MAYS”
  2. Lyle Mays : p, synth, autoharp
  3. Alejandro N. Acuña : ds
  4. Billy Drewes : as,ss
  5. Bill Frisell : g
  6. Marc Johnson : b
  7. Nana Vasconcelos : perc
  8. 1. Highland Aire
    2. Teiko
    3. Slink
  9. 4. Mirror of the Heart
    5. Northern Lights
    6. Invocation
    7. Ascent
    8. Close to Home

Recorded in 1985

ライル・メイズはお気に入りのジャズ・ピアニスト、キーボディスト。
パット・メセニー・グループでの演奏でたくさん聴いてきた。あのメセニーサウンドは、メイズサウンドと言ってもいいぐらい相性がいい。
変幻自在のキーボードなんだけど、ピアノのアコースティックな響きも最高だ。

ずっと昔から聴いてきたのに、ライルにスポットを当てて聴くのはずっと後になってからだったのが残念。2020年2月10日に67才で亡くなる。

このアルバムの邦題は「心象風景」(4. Mirror of the Heart)。ソロピアノ凛々しい演奏。
1. Highland Aireは、メセニー・グループのサウンドを彷彿とさせる。

このアルバムではないけど、1992年のブエノスアイレスでのライブ演奏 “Close to Home”も最高だ。

『烏賊様DUOライブ』梅津和時 × 多田葉子(豊岡演劇祭)

素敵な夜となった。

烏賊様DUOライヴ
梅津和時(A.sax, Cl, etc.) × 多田葉子(T.sax, Melodion, etc.)

午後は、仕事や他の予定が結構あったのですが、お世話係り(?)されている志賀玲子さんからお誘いのメールをいただき行ってみることに。

梅津和時さんは、学生時代にピットインやあちこちのライブハウスなどで演奏を聴いたことがある。「生活向上委員会」という名のフリージャズ。その後、忌野清志郎と演ったりしたのは知らなかったのですが、『岩下徹×梅津和時 みみをすます即興セッション』で豊岡演劇祭に参加され、また身近に感じる梅津さんです。

会場は「たけの太陽家」というレストラン。ランチが美味しいと聞いたことがありますが来たのは初めて。ライブなのでメニューはスパイシーカレーと鶏の唐揚げ。カレーはなるほどスパイスのこだわり。運転があるのでノンアルコールビールでいただく。

多田葉子さんのテナーサックスも梅津さんに負けず劣らず凄い。久しぶりの生フリージャズを聴く。ゾクゾクもの。ドラムもベースもないが2本の管楽器(クラリネット、バスクラリネット、フルート、メロディオン)で奏でるノリノリの演奏が続く。流石にプロ中のプロ。

途中、梅津さんのピアノの弾き方り(忌野清志郎の歌)やオリジナルの曲を多田葉子さんとデュエットで唄う。

おもいがけない竹野ナイトとなりました。
志賀さんに感謝。

“PAT METHENY GROUP” Pat Metheny

“PAT METHENY GROUP” Pat Metheny

Pat Metheny : g
Lyle Mays : p , keyboard
Mark Egan : b
Dan Gottlieb : ds

  1. 1. San Lorenzo(音声)
  2. 2. Phase Dance
  3. 3. Jaco
  4. 4. Aprilwind
  5. 5. April Joy
  6. 6. Lone Jack

Recorded in Jan. , 1978

日常的にずっとジャズを聴いている。
お風呂に入っている時も。
ボーッとしてリラックスしたい時、最近このパット・メセニーのアルバム(邦題:思い出のサンロレンツォ」)を聴くことが多い。

ピアノのライル・メイズは私の大好きなピアニスト。イマジネーションを広げてくれる。2020年2月に66才で亡くなっているのが悲しい(悔しい)。

ところで1曲目のSan Lorenzoって?(アルバム邦題は「思い出のサンロレンツォ」)
イタリアであるということはわかるけど。

・イタリア共和国カラブリア州レッジョ・カラブリア県にある人口約2,500人の村。

・La notte di San Rolenzo イタリア語で「聖ロレンツォの夜」を意味し、8月10日はフィレンツェの守護聖人サンロレンツォを祝うお祭り。流れ星を見つけたら願い事をする習慣。

・Basilica di San Lorenzo(サン・ロレンツォ聖堂)フィレンツェ歴史地区に位置する最も古い教会の一つ。付近にサン・ロレンツォ市場がある。

調べてみるといろいろとある。

ずっと地名だと思ってきたけど、聖ロレンツォのお祭りもいいなと。
七夕祭りのイタリア版、織姫と彦星、短冊書いて星に願いをですね。
そんな思い出かも。

さてどう思いますか?
ライブでの “San Lorenzo” Pat Metheny Group(映像)
を聴きながら(観ながら)想像してみてください。
パットもライルも24、25歳の頃。

Wynton Kelly “WYNTON KELLY !”

Wynton Kelly “WYNTON KELLY !”(音声)

Wynton Kelly : p
Paul Chambers : b (3-5,7,8)
Sam Jones :b (1,2,6)
Jimmy Cobb :ds

1 Come Rain Or Come Shine
2 Make The Man Love Me
3 Autumn Leaves
4 Surrey With The Fringe On Top
5 Joe’s Avenue
6 Sassy
7 Love I’ve Found You
8 Gone With The Wind

Recorded on July 20,21, 1961

ジャズ・ピアニストのウィントン・ケリーの名盤。39才という若さで夭逝したウィントン。
マイルス・ディビスのバンドにも起用され、「ケリー節」とジャズ通には呼ばれている、独特のグルーブ感が心地よい。

スタンダードを並べたこのアルバム(アルバム名が無い?「!」がつくだけ。邦題は「枯葉」となっている)は、ウィントンのトリオを楽しむのには打って付け。

このアルバムで共演したのは、ポール・チェンバース、サム・ジョーンズ、ジミー・コブ。マイルス・ディビスバンドの同僚たち。

コロコロっとした右手、シャキッとしたリズム
「ケリー節」感じてみてください。

Keith Jarrett “A CELEBRATION”

Keith Jarrett “A CELEBRATION”(音声)

1 One for Majid [Live]
  Keith Jarrett
  feat: Jack DeJohnette / Gary Peacock
2 Part IX [Live]
 Keith Jarrett
3 ’Long as You Know You’re Living Yours
  Keith Jarrett
  feat: Jon Christensen / Palle Danielsson / Jan Garbarek
4 Rio Part XI
  Keith Jarrett
5 Köln, January 24, 1975, Pt. II C [Live]
  Keith Jarrett



全42曲 (3時間44分)

Released May 8 , 2024

なんだなんだ!
こんなアルバムが今年の5月にリリースされていたんだ。

ベストアルバムってのは、いろんなミュージシャンでもいっぱいある。特に、レコード→CD→ネットダウンロードと時代変遷と共に、ベストアルバム全盛とも言える。

でも、キース・ジャレットの” A CELEBRATION”は尋常じゃないですよね。

時代的には1970年代中心に、 ”Facing You”(1971)から”Munich 2016″(2016)まで全42曲。時間は、なんと3時間44分。どんな基準で選曲したのだろう?

ソロ、トリオ(ゲイリー・ピーコック(b)、チャーリー・ヘイデン(b)、ジャック・デ・ジョネット(ds))、カルテッド(ヤン・ガルバレク)など、ECMで大好きなミュージシャンとの演奏。

1曲の演奏時間は3分〜7分程度の短い曲を中心に選び、親しみやすい曲を選んでいるよう。

ほとんどの曲はこれまで聴いてきたものだが、こうして新たな曲順で聴くのも新鮮だ。

さて私の場合、このアルバムはどんなシチュエーションで聴くんだろう?
長距離運転の時? 鉄道での長旅? 自宅で読書中?
ブログ書きながら?

人気のキース・ジャレット。
優しくて落ち着いて聴いていたい人、オススメです。