Terje Rypdal / Miroslav Vitous / Jack DeJohnette

Terje Rypdal / Miroslav Vitous / Jack DeJohnette

Terje Rypdal : g , g-synt ,organ
Miroslav Vitous : b , ep
Jack Dejohnette : ds

1. Sunrise
2. Den Forste Sne
3. Will
4. Believer
5. Flight
6. Seasons

Recorded in 1978

ギタリストのテリエ・リピダルは、ECMレコードを買い漁っていた頃から知っているが、このアルバムは、どちらかというとベースのミストラフ・ヴィトウスのクレジットを見て反応してしまいました。もちろんドラムのジャック・デジョネットもですが。

リピダルのペダル奏法はギターならではのエフェクト使って幻想的な音を出している。これだけだと、取り留めなく甘〜い音が続くだけ。それに、ヴィトウスのベースとデジョネットが加わって初めて音楽になる。なんだろうこの2人のベースとリズムは。

私の最近のお勧めは、3.Will(音声) です。

“Diane” Chet Baker & Paul Bley

“Diane” Chet Baker & Paul Bley

Chet Baker : tp , vo
Paul Bley : p

1. If I Should Lose You
2. You Go to My Head
3. How Deep Is the Ocean?
4. Pent-Up House
5. Ev’ry Time We Say Goodbye
6. Diane
7. Skidadidlin’
8. Little Girl Blue

Recorded on Feb. 28, 1985

トランペットのチェット・ベイカーもピアノのポール・ブレイも、それぞれ個性的な演奏スタイルを持っている大好きなジャズマン。

ボーカルもこなすチェットの甘い声と静かに囁くようなトランペット。かたや硬派のピアニストとしての印象が強いポール。誰がこんな組み合わせを思いついたんだろうと思う。しかし、これがなかなかいい味を出しているのだからジャズは面白い。

ポール・ブレイには特別な思い入れがある。過去のブログを紹介します。
Paul Bley “JAPAN SUITE” (2005/11/4)
Paul Bley “OPEN, TO LOVE” (2006/12/11)

“JAPAN SUITE”は、学生時代にアメリカ一人旅に出る(1976年)直前に伊勢志摩の「合歓の郷」のコンサートで実際に聴いた演奏。夜中の3時ごろの演奏だった。(懐かしい!)

お薦めとして(全部良いのだが)、2曲聴いてみてください。
” If I Should Lose You”
” Ev’ry Time We Say Goodbye” → 大好きな曲!!
(上記リンク)

祝 Nandee Music 5th anniversary

Nandee Musicの設立5周年のパーティを開催。会場は城崎温泉 西村屋 ホテル招月庭の「ブルームーン」。招待客は、ナンディ(主宰者、ジャズシンガー)の生徒さん(ボーカル・ゴスペル)や親しい友人たち。私も生徒の一人として、日頃の感謝の気持ちを込めてパーティのMC役。

出だしで「別に誰からも頼まれたわけでなく、勝手に務めま〜す」と笑いをとりながら自己紹介してパーティ開始。

第二部で熱唱のナンディ

第一部は、生徒さんたちから日頃の稽古の様子を交えながらひとこと。ナンディの近所に住むジャズの先輩からはナンディの昔話を、鳥取から駆けつけていただいた友人の方たちからは激励をいただく。お一人お一人をジョークを交えながらご指名させていただく。

せっかくなので稽古している歌などを何人かに歌ってもらう。”Smile” “Stardust” “All of Me”などのジャズのスタンダートナンバーから、ゴスペル調で”Happy” “All You Need is Love”など、皆さん達者な生徒さんたち。(さすがナンディ!と先生にもひとこと)
歌の伴奏はジャズピアノを弾く知り合いのFさん。役者はみんな揃っている!!

第二部、駆けつけてくださったのは関西で活躍するベーシストとピアニスト。

ベースの蓑輪裕之さんは、ナンディが若い時に師事したジャズの恩人。日頃からナンディがお師匠さんと呼んでいる。蓑輪さんと出会わなかったら今のナンディがないのかも。そして蓑輪さんは2日間で15万人が来場するという「高槻ジャズストリート」の代表でもある。昨年のジャズストリートに行った時は、高槻の街を挙げたそのスケールに度肝を抜かれました。

ピアノの高岡正人さんは、まさに燻銀のピアニスト。
蓑輪さんから、「どうぞ客席の皆さんから、みんなが知っている動揺などリクエストしてください、即興でジャズにします」と。客席から「夏はきぬ」「あめふり」など手が上がる。私は「ふるさと」をお願い。「ふるさと」を選曲し途中のアドリブで「🎵アメアメフレフレ」のフレーズを入れたりしながら、ベースも絡みながら、どんどん盛り上がっていく。ああ、これぞジャスの面白いところ。

お祝いに駆けつけた客席の写真がないのがちょっと残念。

ナンディ、また10周年を祝いましょう。
これからもよろしくご指導をお願いします。

“Bright Size Life” Pat Metheny

“Bright Size Life” Pat Metheny

Pat Metheny : g
Jaco Pastorius : b
Bob Moses : ds

  1. 1 Bright Size Life(音声)
    2 Sirabhorn
    3 Unity Village
    4 Missouri Uncompromised
    5 Midwestern Nights Dream
    6 Unquity Road
    7 Omaha Celebration
    8 Round Trip / Broadway Blues

Recorded in Dec.1975

パット・メセニーのデビュー・アルバム。
パットのファースト・アルバムとは知らず聴いていました。ベースのジャコ・パストリウスのファンなのでジャコと共演していることにばかり目(耳)がいっていた。

ギターの独特の音色でまずパットであることがわかる。それは、フュージョンでも、メインストリームでも、フリージャズであってもそうである。

5.Midwestern Nights Dreamでの、ジャコの演奏もジャコそのもの。ウェザー・リポートに入ってからジャコを知ったけど、それ以前のジャコの演奏が聴けるのもこのアルバム。

その後の2人の活躍とジャズシーンへの影響を思うと、今更ながらパットとジャコの運命的な出会いと組合せのアルバムと言えますね。

Diana Krall Japan Tour 2024

ダイアナ・クラールの大阪公演へ行く。

ダイアナ・クラールは、以前より気になるジャズシンガー?ピアニスト?なので、今回のコンサートはとても楽しみ。アルバムのジャケットを見てもビジュアル系、エンタテイメント系のコンサートになるのかな、なんて想像もしていたけど、約2時間をトリオとソロでじっくりと聴かす演奏でとても好感が持てました。

もともと、どっちという問いかけはナンセンスですが、シンガー&ピアニストであることを実感。ハスキーボイスの歌はグッと迫ってくるのは実感していたけど、ピアノの演奏が堪能できたのが大収穫。

ベース(アコースティック & エレクトリック)はトニー・ガルニエ。ドラムはマット・チェンバレン。トニーは、ボブ・ディラン、トム・ウェイツ共演、マットは、ブラッド・メルドー、デヴィッド・ボウイなどとの売れっ子セッションマン。

ステージ中央近くに3人が揃い、お互いを確認しながら演奏が続く。シンプルなライティングと生音をナチュラルに拾うPAも素晴らしい。2700人入る大ホールだが、ライブハウスで聴いているような演出も良かった。

大阪のフェスティバルホールは、2012年に2代目ホールとして開館したのは知っていたが、私は初めてのホール。

ボックス席、バルコニー席含め全2700席の大ホール。
今回のダイアナ・クラールのコンサートでは、ステージ中央にセットされている。

『照らす』 魚返明未

「照らす」 魚返明未

魚返明未 :p
高橋陸  :b
中村海斗 :ds

1.曇り空
2.洞窟
3.照らす
4.アルコールジェル
5.間奏曲 Ⅰ
6.棘
7.Normal Temperature
8.間奏曲Ⅱ
9.昨日の雨
10.夏の駅
11.かけら

ジャズ・ピアニストの魚返明未の新作。

私は、デュオ・アルバム「魚返明未&井上銘」で初めて二人の演奏を知り、魚返明未さんのピアノに惚れ込む。(もちろん井上銘さんのギターも最高です)。それから3度のライブに足を運び、その度に演奏に酔いしれる。

Live at KIWA
Live at Mister Kelly’s
Live at PIT INN

今回はトリオ演奏。全てが魚返さんのオリジナル曲。1曲1曲の曲想は異なるが、じっくり聴くとそこには魚返さんがいる。

まずは、1曲目の「曇り空」(音声)をじっくりと聴いてみよう。

McCoy Tyner “Nights of Ballads & Blues”

  1. “Nights of Ballads & Blues” McCoy Tyner (音声)

McCoy Tyner  :p
Steve Davis  :b
Lex Humphries :ds

1. Satin Doll
2. We’ll Be Together Again
3. ‘Round Midnight
4. For Heaven’s Sake
5. Star Eyes
6. Blue Monk
7. Groove Waltz
8. Days Of Wine And Roses

Recorded 1963

タイトル通りのマッコイ・タイナーのトリオ演奏。

バラードと言えば、ジャズ・ファン誰しもが、まずはジョン・コルトレーンの”BALLADS”を思い出すのでは。その演奏は1962年レコーディングされたもので、ピアノはマッコイ・タイナー。

このマッコイ・タイナーの「バラードとブルースの夜」(1963年録音)は、おそらくその延長線上にあるアルバムかも。落ち着いた、味のある演奏が聴ける。

私としては、ジャズピアノ初心者のコピーにはもってこいのアルバムとも言える。
こんな演奏してみたい。頑張るぞ!

Bill Evans ” Solo Sessions Volume 1 “

Bill Evans ” Solo Sessions Volume 1 “(音声)

1 What Kind of Fool Am I? (Take 1)
2 Medley: My Favorite Things / Easy to Love/Baubles
3 When I Fall in Love
4 Medley: ‘Spartacus’ Love Theme / Nardis
5 Everything Happens to Me
6 April in Paris

Recorded on Jan. 10 ,1963

なんて美しい演奏だろう。
ジャズ演奏に ”美しい” という言葉が出てくるなんて。

2. Medleyの中の “My Favorite Things”の演奏はエバンスが弾いたらこうなるんだと、只々うっとりだ。Brad Mehldauが弾いている同曲(10 Years Solo Live)と比較してみると、それぞれの特徴が出ていて面白い。

4.Medleyでは、”Spartacus Love Theme”から”Nardis”に間を置かずに続くところもゾクゾクもの。ビル・エバンスもゾーンに入っていたのではないかと思うほど。

ところで、このアルバムはどうして1960年のリアルタイムにリリースされなかったのだろう?ビル・エバンスの名演が一つ加わりました。

Bill Charlap “Street Of Dreams”

Bill Charlap “Street Of Dreams”

Bill Charlap (p)
Peter Washington (b)
Kenny Washington (ds)

  1. 1. The Duke
  2. 2. Day Dream
  3. 3. You’re All The World to Me
  4. 4. I’ll Know
  5. 5. Your Host
  6. 6. Out of Nowhere
  7. 7. What Are You Doing The Rest of Your Life?
  8. 8. Street of Dreams

Recorded on May 24-25,2021

ビル・チャーラップ。私にはこれまであまり馴染みのないピアニストだった。YouTube Musicであれこれ他の人のプレイリストや動画を見ていて、どこかで出会い、お気に入り👍マークをつけたのがこのチャーラップ。

洗練されて地味ではあるが、余分な音を削ぎ落としたある意味完璧な演奏。
オスカー・ピータソンと対極的な完璧さ、かな。
この手のジャズ・ピアノ演奏はこれまであまり聴いてこなかった。
返って、新鮮な演奏として気に入る。

ビル・チャーラップの両親はミュージシャン(父はブロードウェイの作曲家、母はベニー・グッドマン楽団の歌手)。音楽的環境に超恵まれてジャズの道へ。

このアルバムを知った出会いの曲は2. Day Dream(音声)。
こちらの曲も1. The Duke (音声)も。