ピンポンサム〜ひときわ目立つ

昨年小さな苗を植え、春から夏にかけて全然目立たなかったのに、花の少ないこの時季になって、ひときわ目立つ存在に。調べてみると「ピンポンサム」という名前の花。菊の種類であること、花がまんまるでピンポンのよう、菊は英語で”chrysanthemum”(クリサンセマム)だからこの名前。ここまではすんなりと納得。まんまるにはなっていないのが気になりますが。

オランダで品種開業された園芸種。

どちらと言うと地味な我が家の庭には、派手な気がするが、花が悪いわけではない。

ピンポンサムは、オランダで品種改良された園芸種。

これぞ菊の色。語源はギリシャ語で「chrysos」は黄金色を意味し、「anthemon」は花を意味する、とある。黄色もあってさらに納得しました。

ツリバナ〜こんなに可憐だとは

ツリバナ(ニシキギ科)
目立たない木が、秋に突然、その存在を主張する。名は吊花で、花に基づく。といっても五、六月に咲く花は小さく、華やかさはない。花後に丸い小さな実がなる。秋に変身するのは、その実が熟して裂けるから。赤い果皮だけでなく、ぶら下がる五個の種子も、分泌された仮種皮に包まれて、赤い。
『花おりおり その四』 湯浅浩史・著

今年の春先に植えたツリバナ。植えたのも忘れ、咲いた花にも気づかず迎えた秋。
赤い可憐な実にはっと気づく。一房しかないけど、存在感は抜群だ。

シュウメイギク〜今や秋の主役か

シュウメイギク(キンポウゲ科)
秋明菊。源さんは中国で、漢名由来を思わせるが、中国では秋牡丹が使われる。一体誰が思いついたのだろうか。美しく、響きのよい名で人気が高い。英名はジャパニーズアネモネ。菊でも牡丹でもなく、実は秋咲きのアネモネ。貴船菊とも呼ばれ、京都の貴船神社では、十月九日の菊花祭に奉覧する。
『花おりおり その二』 湯浅浩史・著

解説のとおり、夏が終わり冷やっとする季節、木々の葉が夏の強烈な陽光を浴びた疲れを癒すように鎮まりゆく庭の中を、明るく照らしてくれる。

最初はそんなに目立ったわけではないけど、だんだん増えて、今や秋の2階ガーデンの主役となる。

蕾もまた可愛い。
まだまだこれからもいっぱい咲くぞ。

キンモクセイ〜秋の甘〜い香り

キンモクセイ(モクセイ科)
この花の香りと共に秋を思い出す人もいよう。ある日突然、強烈な自己主張を始める。漢名は丹桂。丹は橙黄色の花を表し、桂はカツラではなく、モクセイ類の総称。中国・桂林はそれらの茂る街。日本のキンモクセイは雑株とされ、まず結実しない。ウスギモクセイなどには暗紫色の実がなる。
『花おりおり』 湯浅浩史・著

青空をバックにオレンジ色が映える。まん丸い枝ぶりに無数に咲く。徐々にと言うよりも満開になって気づく。

裏の畑の塀際にある我が家のキンモクセイ。昔は祖父祖母の住んでいた家の陰になってひっそりと咲いていたが、4年前にその家を撤去してからは陽光をたっぷりと浴びてスクスクとマルク、マルク成長している。

ヤブラン〜サマームスカリ? どっち?

ヤブラン(ユリ科)
葉がシュンランに似、ランの名がつくも、ユリ科。山地の木陰に生えているが、むしろ、公園や庭での植栽が目につきやすい。特に花穂が出ると、高さ五十センチにもなり、存在が知れる。リュウノヒゲに近いが、大柄で、花は下を向かない。古典の山菅(やますげ)を小野蘭山のように、本種にあてる見解もある。
『花おりおり その五』 湯浅浩史・著

庭に咲く。「何とかランだろうな」と思って写真撮ってアプリで調べてみると「サマームスカリ」と出る。初めて聞く名前。そこでネットであれこれ検索してみる。

サマームスカリは和名ヤブラン(藪蘭)とある。逆に、ヤブランでみると別名サマームスカリ、リリオペとあるが、ユリ科ではなくキジカクシ科??とある。

学名はLiriope muscariとあるから、「リリオペ」と呼ばれえたり「ムスカリ」と呼ばれたりするのだということはやっと分かった。どうやら同一とみて良さそうだ。

『花おりおり』の引用した説明に出て来る「小野蘭山」って?
調べてみると、江戸中期の大本草学者。中国から伝わった「本草学」には日本固有種を当てはめられないので、自ら山野に入って日本の本草学を作った人物。

ああ、知らないことだらけ。。。
(ちょっとしたいい「もの知り」になりました)

ヒメイワダレソウ〜雑草抑制効果ありと言うけれど

庭の外の広場に生えるヒメイワダレソウ
拡大してみるとカラフルでなかなか愛らしい花が咲いている。

調べてみると、
ペルー原産で日本にも自生している馴染み深い植物とあります。私は広場を地を這う草で覆いたいと試行錯誤しているところに、このヒメイワダレソウを発見。「発見」というのは、苗を植えた(種子を蒔いた)ことなどはなく、どこからか種が飛んできたのだろうか。

最近は雑草抑制のグランドカバーとして注目されているらしい。これは願ってもないことだ。おまけにこの可愛い花も楽しめる。

さらに調べると、
地面を覆う力(地被力)が圧倒的なので他の雑草を抑制する。花は6月〜9月まで長く咲く。強い耐踏性がある。(確かに車のタイヤの通り道にあっても群生している。)など、メリットがあり、私の思いには好都合。

さらにさらに調べると
罰則の対象となる植えてはいけない植物には含まれていない。実際に、ネットではAmazonでも楽天でも多数販売している。しかし、日本国内では生態系を破壊するなどの報告はないが、海外では侵略的植物として危険視されていることもある。

さて、どうしよう?
注意深く観察していかなくてはならない。

ツワブキの名前

過去に何度かアップしたことがあるけど、秋の訪れとともに華やかに咲く花が少なくなる中で一際輝くのがツワブキ。蜜を求めてミツバチもやってきくる。

その名の由来は「つや・は・ふき」。つまり、「艶のある葉の蕗」が訛ってツワブキに。なんともわかりやすくこれは納得だ。

以前のアップで書き込んだこんな文章を思い出す。

島根県の「津和野」と言う地名は、群生するツワブキを見て「ツワブキの野」と呼んだことから由来しているそうだ。庭先の花から、名前の由来、沖縄料理、島根の町の名まで話が結びつく。一歩踏み込むとこんなに面白いことがあるんだな。

カシワバアジサイだ〜い!

カシワバアジサイ(ユキノシタ科)
アジサイは日本の花の印象が強い。確かに西洋アジサイも元は日本産。ヨーロッパにアジサイはない。ところが、アジサイ属は北米東部から南米にも分布する。その一つが本種。円錐状に盛り上がるので、ノリウツギのような咲き方だが、花は大きい。なんと言っても葉が切れ込むのが珍しい。近年普及。
『花おりおり その三』 湯浅浩史・著

裏門の脇をゴージャスに。

日本と北米、南米にあってヨーロッパにない花。確かにアジサイと言えば、熱帯モンスーン地帯の梅雨に咲く日本固有の花の印象が強いが、なんとユキノシタ科に属しているんだ。ますます不思議な花ですね。切れ込んだ葉っぱからカシワを連想する。

カシワバアジサイ〜異彩を放つ

カシワバアジサイ(ユキノシタ科)
アジサイは日本の花の印象が強い。確かに西洋アジサイも元は日本産。ヨーロッパにアジサイはない。ところが、アジサイ属は北米東部から南米にも分布する。その一つが本種。円錐状に盛り上がるので、ノリウツギのような咲き方だが、花は大きい。何といっても葉が切れ込むのが珍しい。近年普及。
『花おりおり その3』 湯浅浩史・著

我が家の庭の花はどちらかと言うと小ぶりな花が多い。その中で異彩を放つのがこれ。いつも名前を調べよう、調べようと思いながら、やっと調べる。

漢字で書くと「柏葉紫陽花」。
なるほど葉っぱが柏の葉だ。
臆せず、奔放に咲いているのが良いですね。

秋の紅葉も綺麗だ。