ガジュマル〜なんか力を与えてくれる

亜熱帯の奇木。古木は気根が滝のように垂れ、地面に達すると太り、幹化する。細い気根は風にそよぐ。常緑のイチジク属で、「果実」は直径1センチと小さいながらイチジク状。変わった名はベトナム語に由来するとの説も。沖縄ではノロ(巫女)が枝葉を毎月の朔(ついたち)と十五日に祖神や火の神に手向ける。
『花おりおり その五』 湯浅浩史・著

鉢に収まるこのガジュマルを見ても奇木であることには違いない。
気根は地面から空気中に出る根。機能は給水、保水、呼吸などがあるようだが、ガジュマルは給水との解説があるが、垂れ下がっていないのでどれくらい吸っているのだろう?

先月までは、3階の日当たりの良い床に置いていたが、今は書斎の窓辺に移動。
イキイキとした空気を感じる。

BOSE🎵〜とガジュマルは相性が良さそう。

フシネキンエノコロ〜なんだか難しいもの知ってしまった

広場の雑草群の真ん中に1本だけ、真っ赤な「モノ」を発見。
夏のこの時期、花の少ない庭が寂しい、つい広場に草花を観察する目が行くこの頃。
緑に覆われた地面の中に、これだけ鮮やかな赤は目立つ。

Picture Thisで検索すると「フシネキンエノコロ」とでる。
また、なんとも聞いたことのない名前。(合ってるんだろうか?)

フシネキンエノコロはアメリカ全域に広く分布している植物で、原産地であるアメリカだけでなく、アジア、ヨーロッパ、アフリカ、オセアニアの様々な地域にも導入されています。定期的に栽培されることもありますが、原産地外の特定の地域、特に地中海地域、南アメリカ、カリブ海地域では競争力があると考えられることもあります。そのため、地元の生態系に影響を与える可能性があります。しかし、その栽培の広がりや生息地への影響は世界的に見て異なります。
(Picture Thisより)

イネ科、帰化植物、多年草。花期は夏〜晩夏。節ごとにくの字に屈曲しているということも判った。

でも、赤い茎?葉?の解説、写真は見当たらない。
どうやら突然変異なのだろうか。

パキラの新天地〜成長して引っ越し

パキラを階段上がった3階へ。
午前中はやわらかい日差しが入り、環境は抜群。
ここでまたグングン成長して欲しい。

2023/07/18  書斎の窓

移動前は書斎の窓際に。
西陽が入り、適度の日差しでここでもしっかりと成長してくれた。

元々は、近所のホームセンターで高さ15cmぐらいの小ちゃなパキラと出会って、なんとなく購入したのがこのパキラとの出会い。数年前だろうか。最初はトイレの窓際の棚に置いて時々水をやっていたぐらいなのが、環境が合ったのか元気に成長して上に棚とぶつかってしまうので書斎に移動して約3年。

そして書斎から今度は3階踊り場へ。
ここは天井が高いぞ。
遠慮なく成長できるよ。

ムクゲ〜白赤黄の絶妙の美

ムクゲ(アオイ科)
韓国の国花。一日花だが次々と咲き、漢名の木槿花(もくきんか)が、韓国では無窮花(永久の花)に通じると愛される。栽培は中国で始まり、前九〜六世紀の「詩経」では、「舜」の名で載り、花を女性の顔に例える。日本には平安時代に渡来、『倭名類聚抄』に木波知春と載る。木蓮の意味。耐寒性はあるが、ハイビスカス属。
『花おりおり』 湯浅浩史・著

我が家では池の脇で木や笹や草の密集した中でひっそりと咲いている。ひっそりと感じるのだが、花そのものは艶やかというか派手というか、なんとも言えず美しい。

中国が原産。韓国の国花で無窮花(ムグンファ)と言う。日本には平安時代に渡来し、千宗旦(千利休の孫)が好んだので「宗旦木槿」(そうたんむくげ)とも呼ばれる。

なんともいろんな呼び名や各国にそれぞれの言い伝えがあったり。
やはり、この怪しい美しさの所為なのだろうか。

マジョラム〜2階ガーデンの隅っこで

マジョラム(シソ科)
ハーブとして様々な用途に用いられる。和名はマヨラナ。オレガノなど同じ属の他の種と区別するためスイート・マジョラム( sweet marjoram)、あるいはノッテッド・マジョラム( knotted marjoram)とも呼ばれている。30センチメートル程度の茂みに育ち、赤みがかった枝に、対になった丸く白い葉がつく。初夏に、先端に白い花を多数つける。ハーブのオレガノは同属。マージョラムとも表記される。肉料理の香りづけに使われるハーブとしても知られる。
Wikipedia より

3年前に植えたマジョラムは、多年草なので季節が終わるとあまり特徴もなく、目立たなくなる。秋〜冬の間に枯れた茎や葉を除去する時に、一見ミントと似ているので抜くかどうか迷う。

オレガノはマジョラムと同属なので肉料理に使うが、ピザやトマトソース、そしてハーブティにも合う、と書けばまるで料理の達人のように思われるが、イタリアンは妻の十八番(おはこ)なので、私自身がマジョラムを使った料理はしたことはない。
(正確に書いておかないと)
(でも、今日のブログ書いていて、マジョラム使って料理してよう、っとなりそう。

矢車霍香(ヤグルマカッコウ)〜別名ワイルドベルガモット

ヤグルマカッコウ (シソ科)
矢車霍香の花の蜜はミツバチやチョウに人気があり、開花期も比較的長いことから、養蜂では蜜源植物として利用されます。同属のタイマツバナ(モナルダ・ディディマ)とともに園芸用に植えられますが、本種の薄いラベンダー色の花にはよりナチュラルな雰囲気があります。両者をかけ合わせた品種改良も行われています。
PictureThis

「矢車霍香難」
なんとも難しい名前。まず「翟」の字がわからない。
やっと調べて「てき」と読む。
=「キジの尾羽。また中国の舞楽で、舞人が右手に持つキジの尾羽。」
との解説。
なんでこの植物が??? です。

ワイルドベルガモットも難しい。
ベルガモットって、常緑低木樹の柑橘類ですよね。
どうも、オレンジの香りがする種類があるので、ワイルドベルガモットと名付けられたということか。ベルガモットと言うとアールグレイのティを思い出すが、これこそオレンジの香りですよね。

結局、腑に落ちないまま。
誰かお分かりの方、教えていただければありがたいです。

ラベンダー〜あちこち移動してゴメンなさい

ラベンダー(シソ科)
近くよりも、遠くで見るまとまりが美しい。ふうつ花は小さく、一本一本の花穂もさほどでもないが、広く群生すれば、紫の海になる。ラベンダーはラテン語の洗うから変化。古代のギリシャ、ローマで浴用剤として疲労回復に用いたのによるという。地中海沿岸に数種が自生。
『花おりおり その2』 湯浅浩史・著

フェンス側に生えていたのを3年前に手前に移植。植え方が悪かったのか斜めに傾いて伸びる。普段は大人しくしていてあまり目立たないが、紫の花が咲くと爽やかな気分を届けてくれる。

ハナショウブ〜前からあったっけ

ハナショウブ(アヤメ科)
世界でも数少ない水湿地の栽培花。原種は湿原のノハナショウブ。この性質を引き継いだ。平安時代までは文学にも現れない。生け花の最古書、室町中期の『仙伝抄』が初出だが、江戸後期に至り一気に品種は増え江戸・伊勢・肥後の三系に分化した。現在品種数は千余。
『花おりおり』 湯浅浩史・著

カキツバタはこれまでブログで何回か紹介したけど、これは迂闊にもこれまで紹介していないかも。
迂闊(うかつ)と書いたのは、同じこの池の向こう側にはカキツバタが群生。(花が終わり増えすぎた株を間引き済み)こちら側に咲いたのは初めての気がする。

初めて気づく。
植えた記憶がないけど、どうなんだろう。
そもそもこの植物の同定はハナショウブでいいのかな。

なんとも落ち着かない。

オオキンケイギク〜綺麗だねでは済まない特定外来生物

今、車で走っていて目につくのは鮮やかな黄色い花。道路法面、河川敷で今満開の時期を迎えている。

繁殖力が強く在来種を駆逐し、日本の植物生態系に重大な影響を及ぼす恐れがあり、「特定外来生物」に指定されている。栽培や運搬、販売、野外に放つことなどが原則禁止されている。

これまでにも私のブログでも取り上げました。迂闊にも簡単に処理できないルールもあります。

やばい!オオキンケイギクがいっぱい(2016/6/3)
オオキンケイギク駆除(但馬コネクションプラス)(2017/5/16)

フリージア〜どこからやってきたの?

フリージア(アヤメ科)
甘い香りを放つアヤメ科の球茎花。暖地で生産された早咲きの花は、香りと明るい色で春を運んでくる。花は白、黄、ピンク、赤、紫の各系統があり多彩。八重咲きや大輪も作られる。ただ、ただ、八重咲きや大輪の花は改良の過程で芳香が弱くなる傾向も。原種は南アフリカ・ケープ地方に数種類知られる。
『花おりおり』 湯浅浩史・著

広場の一番隅っこに見つけたフリージア。
鮮やかな黄色が目に入らなかったらおそらく気づかなかったかも。
周囲にはカラスノエンドウやササやドクダミや蔓植物が蔓延している。
植えた覚えがないが、どこからやってきたのだろうか。