総会〜お弁当こうのとりの里

協同組合「お弁当こうのとりの里」の総会を開催。
私は専務理事として総会の進行役を務める。

豊岡市の企業が出資して、社員福利厚生として昼食ランチのお弁当を提供するために設立した協同組合。現在、但馬最大の昼食お弁当を調理し各企業にデリバリーしている。創業して56年になる。
「お弁当こうのとりの里」は創立50周年

近年の人口減少(企業就業者数も減少)、コンビニ利用や軽食傾向の昼食、お弁当持参など、食の多様化が進み、食数は減少傾向にある。経営環境が大きく変化する中で、厳しい決算を迎える。と同時に、これからのお弁当ビジネスをどのようにしていくのか、議論する。

弊社の強みは、
(1)当日調理(朝5時から調理を開始)、出来立てのお弁当をデリバリー(但馬一円に。遠方に  は9時前には配車した自動車が出発していく。
(2)カロリー計算をしてバランスの良い献立。
(3) 可能な限り安全安心な地元食材を活用。

もっともっと価値をアピールしいこう。近日中にホームページを立ち上げて、利用者にも新規さんにも、メニューなどを掲載していく予定です。

総会の後の懇親会。理事が集まり、それぞれの業界や企業の近況報告を行う。理事は製造業、IT関連、土木建築業、観光産業などに属する企業、団体のトップ。但馬の経済情勢、人材確保、外国人受け入れなど有意義な情報交換の場となりました。

第70期へ〜経営方針大会

創業78年を迎えた会社は第70期を迎える。(法人化して70年)
3代目社長から経営方針が発表される。

10年前の経営方針大会で当時の幹部が発表した30年後のNAKATA HANGERとギターのマーティン社(アメリカ)というプレゼンを引き合いに、10年経っての評価を語る。

2023年にロンドン・サビルロウで紹介されたNAKATA HANGERは、その後順調に顧客(ファン)を伸ばしている。

本年度より取り入れる「マイスター制度」の説明。生産現場からスタートし、営業職にも取り入れる。技術だけでなく、態度、信頼も重要な要素となることを説明する。

チャレンジなくして、何も始まらない(生まれない)。
本年度のスローガンは「やってみよう」。

第70期がスタート

会社は4月決算、つまり本日5月1日は、第70期のスタートの日となります。

1946年4月(昭和21年)に父・敏雄が創業したハンガー・メーカー(中田工芸)として、今年は78年目を迎えました。私の祖父・要太郎が商売(荒物屋/中田要商店)を始めた1917年(大正6年)から数えると107年目となる。

木製ハンガーを作るきっかけとなったのは、太平洋戦争敗戦直後、満州(当時父は陸軍に属す)から帰還した父が、祖父が始めた荒物屋の店番をしている時に、木製ハンガー職人が店頭に営業に見えたのが、運命の出会いとなり、木製ハンガー創業の始まりでもあった。

そう考えると、祖父が始めた商売(荒物屋)から現在の会社が興ったとも言えます。ハンガー創業78年ですが、我が家の生業としてカウントすると創業107年となる。

創業の話はともかくとして、この本社屋は今年で築39年(1985年竣工)を迎える。私もこのツツジの向こうに見えるガラス壁を背に経営を行ってきました。

良い決算の時も、厳しい決算の時も、この満開のツツジが「今年もやるぞ!」と元気づけてくれる。

輪島塗の復興を願って

NAKATA HANGERの特別バージョンとして輪島塗のハンガーを製作、販売をしています。日本の伝統工芸である輪島塗と洋服と共に西洋からやって来たハンガーのコラボレーション。

輪島塗をお願いしているのが岡垣漆器店(千舟堂)さん。お正月明けにさせていただいた支援のお礼にと岡垣祐吾社長が来社されました。

1月1日の能登半島大地震で甚大な被害を受けた輪島とお世話になっている岡垣漆器店さんと漆器塗りの職人さんたちを支援しようと、不足する緊急物資とわずかながらの支援金をお送りしました。

岡垣社長のお話で正月の地震の時「家具は倒れるのではなく、飛んでくる」という発言は衝撃でした。そして、その後の現地の復旧状況、今後の輪島塗の動向などのお聞きする。

資金的な援助も重要ですが、漆職人さんたちからは「しごと」が必要とのこと。完全復旧はまだずっと先になるけど、漆塗りを絶やさないためにも、仕事(漆塗りハンガー)の注文も継続することをお約束する。

豊岡高校校長室にて校長先生と

以前にもこのブログでご紹介しましたが、岡垣社長の曽祖父は兵庫県立豊岡高校の校歌を作詞した岡垣徹治氏

私の母校である豊高の校歌と共に何か深いご縁を感じます。

「宇宙品質」って凄い!〜東海バネ工業

日経新聞(2024/2/18付)の1面トップ記事は、
【「H3」打ち上げ再挑戦で成功〜宇宙開発競争に弾み】

昨年の打ち上げは失敗し、日本の宇宙開発が懸念される。
そんな中で、今回は見事に成功。
先日の月面着陸成功も含めて、今、日本の宇宙開発に注目が集まる。

3面の関連記事「日の丸宇宙技術 結集」の中に「東海バネ工業」が目に入る。工場は豊岡にある注目の会社。

前社長の渡辺良機氏とは懇意にさせていただき何度か工場見学もさせていただく。渡辺社長(当時)には但馬コネクションのゲストとしてお迎えし貴重なお話をお聞きしました。

第1段エンジンを切り離すのに使用されているのが東海バネ工業さんのバネと紹介されている。

過酷な環境でも耐えられる材質や加工技術を開発し「宇宙品質」に磨きをかけてきた。

「宇宙品質」にコミットとは凄い。
東海バネ工業さんの挑戦するバイタリティと企業理念に改めて敬服し、大いなる刺激をいただく。

能登半島地震被災から輪島塗りを応援します

千舟堂HPより

NAKATA HANGERの漆ハンガーでコラボしているパートナーは、輪島市の千舟堂(岡垣漆器店)さん。その輪島が今回の能登半島地震で壊滅的な被害を受け、多くの漆塗り職人さんたちも家の倒壊や職場を火災で消失し、避難生活を強いられていると、現地からの声が届く。

中日新聞(1/29 能登半島地震のニュース・生活情報)より

そんな中で『岡垣祐吾社長は2/4から開催されるニューヨークの展示会に予定通り出展する決断】との報道。『経済を回すことが復興へつながる』との判断。

地元を離れることの苦渋の判断、ためらいもあったと思いますが、岡垣社長のご判断を応援したいと思います。ニューヨークでのビジネスの成功を祈っています。

「価値組」宣言〜NAKATA HANGER

繊研新聞(ファッション業界新聞)の第一面【2024年 価値組 宣言!】(2024/01/25)
として弊社の記事が掲載されました。
『贈答、自家需要を掘り起こす〜消耗品から”福かける”道具へ』

創業(1946年)以来、木製ハンガーの専門メーカーとして、ファッションの店舗ディスプレイやホテル客室などの業務用を提供して来ました。現在もファッション業界に軸足を置きながら、新たにNAKATA HANGER ブランドで高付加価値ハンガーの提案を行なっている。

昨年、英ロンドンのサビル・ローで大々的にNAKATA HANGERを紹介していただく。イギリスを中心にヨーロッパ各国、アメリカ、アジアでは香港、シンガポール、台湾、ドバイ(UAE)などへ販路が広がっています。

製造現場では「自分たちが提供できる価値」の見直しを行い、生産性向上、利益率改善、残業減など事業の再構築を図っています。
「働きがいと働きやすさを実感できる会社」を目指す。

以上の内容が記事として掲載していただきました。

懐かしの”グロービス”時代

書斎の本棚が本と書類でいっぱい。
いよいよ一部移動しないと新たな本やファイルが収まらなくなってきた。

何を移動するか悩んだ末に、まずはグロービス時代の教材ケース・スタディを移動しよう。
もちろん捨てられない。

2001年〜2005年にビジネス・スクールのグロービス東京校に通う。
この5年間は集中して経営について学ぶ。1992年に先代社長(父)から経営を引き継ぐ。バブル崩壊の厳しい舵取りをしながら、改めて経営の基本を学びたいと言う思いでグロービスに入学。いわゆるMBAの教科を受講する東京通いが始まった。

1ヶ月に最低2回東京へ、と言う生活が始まる。
その2、3年前に借りていたマンションが大いに役立つ。一緒に学ぶのは基本的に大手企業の若手中堅ビジネスマン。名刺交換するとみんな知っている有名企業ばかり。三菱商事、伊藤忠、ゴールドマンサックス、ソニー、リクルート、ベネッセ、沖電気、新日鐵、伊勢丹、資生堂、、、、。特に三菱商事のS君とは、その後家族ぐるみで一緒にイタリア旅行に行ったりと、今でもかけがえのない仲間。毎回クラスが終わると近くの居酒屋でいっぱい飲んで帰ったのが懐かしい。

KOH’s VIEW 「グロービスで学ぶ」 2005/4/21

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2週間毎にクラスがあり、最終講はレポートを提出して3ヶ月で1教科が終了する。

教材はすべてハーバード・ビジネス・スクールのケース・スタディ。
英語原本もすべて配布されるが、日本語訳のものでクラスは進む。

人生で何かに集中して取り組むことはいくつかあるが、40代のこの時期はこのグロービスにコミット。ケース毎に「あなたがこの会社の社長ならどうする?」と言う形式。ケースを読み、データを読み込み、着目点を決め、実行するための戦略・戦術を練る。週末の土日はほとんどケースと向き合い、結論を導き出し、次回のクラスに臨む。クラスではディベート形式でそれぞれの意見を述べ合う。正解はない。

これはBusiness Strategy(経営戦略)の私の最終回レポート。(思い出いっぱい!)
「英国EMIのスキャナー事業はアメリカにいかに進出すべきか?」と言うケース。

今回の移動は、このケース・スタディの教材とそれに対するレポート。今、久しぶりにパラパラとページを繰って見ると、これだけやったのかと我ながらに驚く。

私にとって有意義に過ごした大切な人生の1ページ。

New York Times で紹介されました

New York Times(Nov.18,2023)にNAKATA HANGERの紹介をしていただきました。

現社長(3代目の社長として)が、これまでのハンガービジネスの変遷を紹介。ファッション業界で認められた美しいデザイン、仕上げ、フィット感。それは洋服を正しく保つための曲面、湾曲、厚みなどを伴った技術の裏付けがあることなど、記事で紹介いただきました。

The gift concept was Mr.Nakata’s idea, but he was influenced by his grandfather’s company motto : Fuku wo kakeru, or “Hanging clothes is happiness.

Mr.Nakata, the third generation to head the company, became president in 2017 and has realized one of his farther’s dreams by selling its products to the rest of the world.

創業以来代々の「世界へ」との想いを書いてくれているのも嬉しい。

ロンドンの知人から「読んでるよ!」と写真入りでメールが届く。
香港のビジネスパートナーからも連絡が入る。
リアルタイムで世界に繋がっているだと実感できる。
New York Timesに感謝です。

4年ぶりの会社忘年会

コロナで中断していた会社の忘年会。4年ぶりなので、初めて参加する新人社員も多い。協力会社さんも参加していただき、大いに盛り上がる。

宴会幹事さんの入念な準備でアトラクションが大ウケ。

5人ずつのチームに分かれてクイズに答える。問題は会社に関するものを3択から選ぶ。「人気のスタンドハンガーGiorunoの「ジョルノ」はどこからヒントを得たか?」「中堅社員の名前を4名出して、この4年の勤続年数を足すと何年?」「NAKATA HANGERの在庫ハンガーは何種類ある?」「今年1年間の生産指示書は何枚発行したか?」など、どれも普段の業務なのだが、こんなクイズにすると意外に面白いし、みんなワイワイ言いながら真剣だ。
優勝は? もちろん私がいるチーム。(^ ^)v

ベテランと若手、本社と工場に分かれている社員同士が一緒に食べ、飲み、話す。
最後は三本締めで、今年の健闘を讃え、確認する。
気持ちの良い1年の締めくくりとなりました。