11月は中田工芸(株)下期がスタートする。(上期下期の年2回の経営方針大会)
近年そうなんですが、今期に入って会社見学の依頼をたくさんいただき、多くの見学者をお迎えしました。それは、ハンガーの製造工程の見学ばかりではなく、弊社の経営方針と働き方改革の取り組みに興味を持っていただいているものと思います。
様々な問題を抱える製造業(業種を選ばず)。人手不足、コスト高、人口減少による市場の縮小、グローバルな経済環境の激変などなど。量と安価の競争原理から付加価値勝負へと移行しています。
この時代の変化と流れの中で、ものづくりのこだわりを直接ユーザーに見てもらう「オープンファクトリー」が注目されている。有名な新潟県燕三条の会社を見学したことがあります。
(株)諏訪田製作所 (爪切り)
マルナオ(株) (箸)
これをもう一歩進めて、会社そのものを評価していただくことが大切だとの認識で「オープンカンパニー」を目指そうと、社長が表明をしました。
現在、組織の見直しを行い、部課を廃止し、チーム制に移行する取り組みをしています。海外進出も順調に進み、アジアの香港、シンガポール、台湾。さらに昨年よりロンドンへのアプローチが順調に進んでいます。社員は、20代、30代社員が増え、タイ人(国際線CA経験者)も迎え、インバウンド、海外の顧客の掘り起こしにも力を入れています。
今年は冒険家の植村直己さんが北米のデナリ(旧呼称マッキンリー)で消息を絶って40年に準えて、新しいことをやろう!チャレンジ!と呼びかける。新たに、パリへの展開も計画する。