薪ストーブ点火

今年も薪ストーブの季節がやってきた。
ハンガーのブナの端材を使うので点火は簡単。

端材が燃え始めると少し大きめの端材を入れ扉を閉める。

薪ストーブの機種は、ドブレ社(ベルギー)のDOVRE 700SL
扉の窓に装飾がなくてストレートに炎が見えるところが気に入っている。
機能もいたってシンプル。

さて今シーズンはどんな冬になるのかな。
異常発生のカメムシと積雪の関係はあるのかな?

色付きはこのカエデから

ひと足先に色付き始めたカエデ。
平年の夏でも猛暑の夏でも、毎年同じ時期にまずこのカエデから紅葉が始まる。

落ち葉の季節が本格的に始まるぞ。

夕暮れの但馬空港へ着陸態勢

夕方5時を過ぎるともう当たりは暗くなり始める。
青空をバックに飛んでいた但馬空港行きの飛行機も今は夕闇の中。

但馬空港へ着陸3〜4分前。

飛行機と山の間の明るい星はなんだろう?
「11月 夕暮れ 東低い空 明るい星」で調べると検索結果は、アルデバラン(「後に続くもの」という意味)と出たが、間違いないのかな。

テキサスからお客様がやってきた

テキサスからのお客様がやってきました。
トムとレヴィ、2人ともミュージシャン。

31年前、自宅を設計していただいた象設計集団で、我が家を担当したのがアメリカ人のマークとマンディでした。彼らは完成後、テキサス州オースティンに帰郷し、親しい友人となったのが今回のお客様。

1階ホールの囲炉裏で炭火焼きしながら「では1曲」とトムの歌が始まる。

もちろん1曲では終わらない。
レヴィのオリジナルソングを聴かせてくれたり、ローリングストーンズ、ビートルズの知っている曲をみんなで歌っり踊ったり。

私もOscar Peterson の”Hymn to Freedom”(音声)で参戦(?)。ピアノ発表会を目前に控えて、度胸試しにいい練習になりました。(^_^)v

「城崎松声會」〜秋の謡曲會

「城崎秋の謡曲會」に妻が出演。
テキサスの友人たちと一緒に聴く。

今年で86年を迎える謡曲グループ「城崎松声會」のメンバー。
指導は坂田文一郎さん。

先日の京丹後市安養寺での「蝋燭能」の折に「能」に興味を持つ人が減っていく中でいかに継承していくのかという課題が話題になりました。伝統の継承に「謡曲」が一役を果たしているのだろう、と思いながら聴き入る。

妻の【番組】(プログラムのこと)は『竹生島』。

メンバーが順にシテ、ワキにまわりながら、朝10時から午後3時40分まで続く。

今年の会場となったのは城崎「蓮成寺本堂」(れんじょうじほんどう)。

Beautiful horizon !

日本海を眺める。

ロンドンからのお客様を送り、
今日からテキサスからのお客様を迎える。

寒気が入り込み、冬の様相。
テキサスの知人は Beautiful ! を連発。

どんな冬がやってくるのだろう?
青の濃淡が美しい。
そして緑。

NAKATA HANGER取材、無事終了の打ち上げは

1週間に及んだ取材と撮影が無事終了。
ロンドンで歓待していただいたお返しに、西村屋ホテル招月庭にて和食で打ち上げ。

1人は温泉に入って浴衣姿。1人はお風呂をパスして温泉街を楽しむ。
会社からは、1週間ハンガー製作の技を披露した職人、撮影のサポート隊も参加。
勢揃い。さあ、始めるぞ!

主役はもちろん11/6漁解禁したばかりの松葉ガニ。
茹であげで、刺身で、焼きで、蟹味噌も。
和牛の鉄板焼きも最高でした。
(失礼な言い方ですが、お膳の上で固定燃料で焼くお肉はどの旅館でもだす定番。なんですが、今夜の招月庭のお肉は最高に美味しい)

お料理とお酒が進むにつれて、会話も弾む。
映像作家は日本が初めて。しかも、関空から直接車で豊岡へ。
見るもの、聞くもの、食べるもの、初、初、初。
めちゃくちゃ気に入ったようで、来年の桜のシーズンにまた来ると。
もちろん大歓迎するよ、と返答。

気づくと夜10時を回っている。
1週間の共同作業、何度か飲食を共に。ある日は朝5時から、ある日は夜9時まで撮影。
ここで今回はお別れ。明日早朝に車で空港に出発する。
映像作家はもう数日残って撮影を続行。

今回の当社の担当者たちも安堵と疲れと名残惜しさと入り混じった表情。
みんな今回の成果を楽しみにしながら打ち上げは終了。

撮影は続くよどこまでも〜NAKATA HANGER取材

ロンドンよりNAKATA HANGERの取材と映像を撮るために来社
約1週間かけてのプロジェクト。
NAKATA HANGERのブランドコンセプト、会社の経営方針、ハンガーはロンドンでの展示会やWebsiteでご紹介しているが、製作現場や職人技、工場の環境など、実際に来て、見て、触れて、職場の空気に触れて初めて伝わるものがある。

会社の撮影はもちろんですが、職人の日常は?会社があるところはどんな町?
撮影は続く。

職人の住む神鍋高原。

会社のある江原駅前のスーパー。

古民家を改修した宿。

果たしてどんな作品に仕上がるのでしょうか。

『但馬日記』 平田オリザ・著

新しい風が吹く
東京から兵庫県の小さな町に移住した理由は「転勤」⁈
文化による地域の再生は可能か?
濃密に語られる3年半の記録!
『但馬日記』 平田オリザ・著 
帯紙より

9月12日に発刊された『但馬日記』。オリザさんから発刊直後に頂き読了。ブログにアップしようと思ったまま日にちが経ってしまいました。語られた3年半の記録の傍には、結構ご一緒させていただいていたので、何をご紹介しようかと逆にハードルが高くなってしまいました。

オリザさんが初めて豊岡に来られることになった市民プラザ主催のワークショップに参加し、ご挨拶したのが最初の出会い。その後の展開が記録されています。

城崎国際アートセンター、小学校のコミュニケーション教育、江原河畔劇場、そしてオリザさん家族と主宰する劇団青年団の豊岡市への引越し、豊岡演劇祭、そして芸術文化観光専門職大学設立、学長就任へと続いていく一連の流れが「日記」として綴られています。

一筋縄ではいかないのが世の常。
その間にコロナ禍に直面し演劇界大打撃を受け、2021年の豊岡市長選の対立構造に巻き込まれていく過程が、生々しく語られています。

「日記」風に語られていますが、地域再生に果たす芸術や文化の役割論、さらに芸術文化観光専門職大学の第1期生を迎える入学式での「学長挨拶」は必読。オリザさんの生き方、哲学が書かれています。

コンポスターの穴はこんな感じ

いきなりですが、これがコンポスターの中の穴。

捨てた生ゴミがいっぱいになり封をする。4つあるコンポスターをローテーションして約半年して封を解き、中の土をスコップで取り出し空っぽにする。見事に生ゴミは土になり(卵の殻がわずかに残る)嫌な臭いもしない。(素晴らしい自然の循環です)

逆さにした壺を横に置き、土になった前回の生ゴミを取り出す。穴の深さは約50〜60cm。こうすることでこの穴は何度も使い回しができる。
(青いパイプは無関係です。昔水道か何かを繋いでいた名残)

壺を元の位置に戻して、再利用スタンバイ。土を取り出すのが少し大変ですが、スコップと掬い上げる鍬のような道具を使うとうまくいきます)

4カ所にコンポスターを設置しローテーションすると約1年で2回転。
土に返す生ゴミ処理は畑の土の養分にもなり、採れた野菜を食べ、土に戻す。
自然の循環を実感します。