「ジェンダー平等の実現に向けて」大崎麻子・薗田綾子 但馬コネクション(#69)

但馬コネクション11月は、ジェンダー・ギャップ解消(ジェンダー平等)について。ゲストは大崎麻子さんと薗田綾子さん。最初に、それぞれのジェンダー問題に関わるきっかけなど、ご自身の生い立ち、キャリアなど個人的な体験談を熱くホンネで語っていただきました。

大崎麻子さんのジェンダー平等は、
国連人権宣言「すべての人間は生まれながらにして基本的人権を有し、
差別されることなく自由である」
に基づくもの、という指摘は本質をついたもので、腑に落ちました。

「女性活躍」「女性比率の向上」などの視点では、返ってボヤけてしまう。

第2部のティータイムでは、薗田さんのリードで参加者の体験や意見を語り合う。
詳しくは、但馬コネクションHPで記録をアップする予定です。

経営方針大会〜69期下期

69期下期経営方針大会を開催。
社長よりジェンダー平等を念頭に「働きがいのある職場」実現に向けて力強い宣言が発表される。数年前からジェンダー・ギャップ解消の取組みは行っているが、一朝一夕には行かない難しい課題もあり、一つ一つ乗り越えてきました。

社長の経営方針発表。

全体を見る「鳥の目」、細部を見る「虫の目」、そして流れを見る「魚の目」。
現実を多面的に見て判断することが大切である、とのコメント。

後半は、中堅幹部によるディスカッション。
1990年代にファッション業界・ホテル業界へ業務用としてハンガーを生産していた頃の会社の実態、2000年代に入って、NAKATA HANGERブランドで個人用ハンガーを生産・販売を始めてからの変化など。
新人社員にとって、幹部から聞く会社歴史は具体的でリアルな印象を持てることが良い。

下期経営方針で再確認したことの一つは「ボーダーレス」。
社内の組織、運営に留まらず、マーケット、ジャンル、国境を超えていくこと。

最後に、先日取材を受けた「ニューヨークタイムズ」の記事が翌日掲載されることを知らせる。国境を超えていくことを実感できるエピソードの報告となりました。

薪ストーブ点火

今年も薪ストーブの季節がやってきた。
ハンガーのブナの端材を使うので点火は簡単。

端材が燃え始めると少し大きめの端材を入れ扉を閉める。

薪ストーブの機種は、ドブレ社(ベルギー)のDOVRE 700SL
扉の窓に装飾がなくてストレートに炎が見えるところが気に入っている。
機能もいたってシンプル。

さて今シーズンはどんな冬になるのかな。
異常発生のカメムシと積雪の関係はあるのかな?

色付きはこのカエデから

ひと足先に色付き始めたカエデ。
平年の夏でも猛暑の夏でも、毎年同じ時期にまずこのカエデから紅葉が始まる。

落ち葉の季節が本格的に始まるぞ。

夕暮れの但馬空港へ着陸態勢

夕方5時を過ぎるともう当たりは暗くなり始める。
青空をバックに飛んでいた但馬空港行きの飛行機も今は夕闇の中。

但馬空港へ着陸3〜4分前。

飛行機と山の間の明るい星はなんだろう?
「11月 夕暮れ 東低い空 明るい星」で調べると検索結果は、アルデバラン(「後に続くもの」という意味)と出たが、間違いないのかな。

テキサスからお客様がやってきた

テキサスからのお客様がやってきました。
トムとレヴィ、2人ともミュージシャン。

31年前、自宅を設計していただいた象設計集団で、我が家を担当したのがアメリカ人のマークとマンディでした。彼らは完成後、テキサス州オースティンに帰郷し、親しい友人となったのが今回のお客様。

1階ホールの囲炉裏で炭火焼きしながら「では1曲」とトムの歌が始まる。

もちろん1曲では終わらない。
レヴィのオリジナルソングを聴かせてくれたり、ローリングストーンズ、ビートルズの知っている曲をみんなで歌っり踊ったり。

私もOscar Peterson の”Hymn to Freedom”(音声)で参戦(?)。ピアノ発表会を目前に控えて、度胸試しにいい練習になりました。(^_^)v

「城崎松声會」〜秋の謡曲會

「城崎秋の謡曲會」に妻が出演。
テキサスの友人たちと一緒に聴く。

今年で86年を迎える謡曲グループ「城崎松声會」のメンバー。
指導は坂田文一郎さん。

先日の京丹後市安養寺での「蝋燭能」の折に「能」に興味を持つ人が減っていく中でいかに継承していくのかという課題が話題になりました。伝統の継承に「謡曲」が一役を果たしているのだろう、と思いながら聴き入る。

妻の【番組】(プログラムのこと)は『竹生島』。

メンバーが順にシテ、ワキにまわりながら、朝10時から午後3時40分まで続く。

今年の会場となったのは城崎「蓮成寺本堂」(れんじょうじほんどう)。

Beautiful horizon !

日本海を眺める。

ロンドンからのお客様を送り、
今日からテキサスからのお客様を迎える。

寒気が入り込み、冬の様相。
テキサスの知人は Beautiful ! を連発。

どんな冬がやってくるのだろう?
青の濃淡が美しい。
そして緑。

NAKATA HANGER取材、無事終了の打ち上げは

1週間に及んだ取材と撮影が無事終了。
ロンドンで歓待していただいたお返しに、西村屋ホテル招月庭にて和食で打ち上げ。

1人は温泉に入って浴衣姿。1人はお風呂をパスして温泉街を楽しむ。
会社からは、1週間ハンガー製作の技を披露した職人、撮影のサポート隊も参加。
勢揃い。さあ、始めるぞ!

主役はもちろん11/6漁解禁したばかりの松葉ガニ。
茹であげで、刺身で、焼きで、蟹味噌も。
和牛の鉄板焼きも最高でした。
(失礼な言い方ですが、お膳の上で固定燃料で焼くお肉はどの旅館でもだす定番。なんですが、今夜の招月庭のお肉は最高に美味しい)

お料理とお酒が進むにつれて、会話も弾む。
映像作家は日本が初めて。しかも、関空から直接車で豊岡へ。
見るもの、聞くもの、食べるもの、初、初、初。
めちゃくちゃ気に入ったようで、来年の桜のシーズンにまた来ると。
もちろん大歓迎するよ、と返答。

気づくと夜10時を回っている。
1週間の共同作業、何度か飲食を共に。ある日は朝5時から、ある日は夜9時まで撮影。
ここで今回はお別れ。明日早朝に車で空港に出発する。
映像作家はもう数日残って撮影を続行。

今回の当社の担当者たちも安堵と疲れと名残惜しさと入り混じった表情。
みんな今回の成果を楽しみにしながら打ち上げは終了。

撮影は続くよどこまでも〜NAKATA HANGER取材

ロンドンよりNAKATA HANGERの取材と映像を撮るために来社
約1週間かけてのプロジェクト。
NAKATA HANGERのブランドコンセプト、会社の経営方針、ハンガーはロンドンでの展示会やWebsiteでご紹介しているが、製作現場や職人技、工場の環境など、実際に来て、見て、触れて、職場の空気に触れて初めて伝わるものがある。

会社の撮影はもちろんですが、職人の日常は?会社があるところはどんな町?
撮影は続く。

職人の住む神鍋高原。

会社のある江原駅前のスーパー。

古民家を改修した宿。

果たしてどんな作品に仕上がるのでしょうか。