朝靄?朝霧?

朝6時半の風景。
我が家の少し上流で発生した円山川の霧が山肌を舐めるように浮かび、流れる。

ここで「霧(きり)」と「靄(もや)」の違いを調べると

霧と靄はどちらも、大気中の水蒸気が凝結して水滴となって浮遊し視界が悪くなる気象現象です。気象用語では、見通せる距離で区別されます。

霧は視界が1km未満、靄は1km以上10km未満の状態を指します。つまり、霧は靄よりも視界が悪いということです。

霧は地上付近に細かい水の粒が漂っているもので、本質的には「雲」と同じです。霧は予報用語、靄は解説用語として分類されています。

英語で「霧(きり)」と「靄(もや)」と「霞(かすみ)」に該当する用語は、「fog」と「mist」と「haze」があり、濃い順(遠くが見えずらい順)に並べると、fog > mist > haze となります。

さて、今朝の現象はどっちなのだろう。

初々しいブナの新芽

強い雨が降りしきる広場。
広場の木々の芽吹きが始まった。
目を引くのはブナ。
もう、芽が満開(この表現はおかしいですが)。

毎年、毎年、この初々しいブナの新芽に感動します。
命の誕生、純粋無垢、希望、柔らかい優しさ。
頭の中で言葉がどんどん生まれてくる。
今年も一緒に頑張ろうって気になる。

輪島塗の復興を願って

NAKATA HANGERの特別バージョンとして輪島塗のハンガーを製作、販売をしています。日本の伝統工芸である輪島塗と洋服と共に西洋からやって来たハンガーのコラボレーション。

輪島塗をお願いしているのが岡垣漆器店(千舟堂)さん。お正月明けにさせていただいた支援のお礼にと岡垣祐吾社長が来社されました。

1月1日の能登半島大地震で甚大な被害を受けた輪島とお世話になっている岡垣漆器店さんと漆器塗りの職人さんたちを支援しようと、不足する緊急物資とわずかながらの支援金をお送りしました。

岡垣社長のお話で正月の地震の時「家具は倒れるのではなく、飛んでくる」という発言は衝撃でした。そして、その後の現地の復旧状況、今後の輪島塗の動向などのお聞きする。

資金的な援助も重要ですが、漆職人さんたちからは「しごと」が必要とのこと。完全復旧はまだずっと先になるけど、漆塗りを絶やさないためにも、仕事(漆塗りハンガー)の注文も継続することをお約束する。

豊岡高校校長室にて校長先生と

以前にもこのブログでご紹介しましたが、岡垣社長の曽祖父は兵庫県立豊岡高校の校歌を作詞した岡垣徹治氏

私の母校である豊高の校歌と共に何か深いご縁を感じます。

4月だよサクラ

4月スタート。
例年より遅いサクラの開花。

早くても遅くても、サクラ。
ワクワクする気持ちになるのは一緒。

ひと枝、ひと枝、ひと枝のサクラ。
どれも撮りたくなりますね。

ブック・ダイアローグって面白い

芸術文化観光専門職大学(CAT)のパフォーミングライブラリーのイベントとして、ブック・ダイアローグ(BOOK DIALOGUE)が開催されました。(3/30)

パフォーミングライブラリーは「演じる図書館」として、「図書館」「本」「言葉」を既存の形を超えて利用者との新たな出会いを演出する目的で行われている。責任者は熊倉敬聡(CAT教授)さんとのことでユニークで興味深いパフォーマンスを期待して参加しました。

参加申込みした人へ、事前にテーマ「生きる」で各人が選んだ本のタイトルと読む箇所を知らせ、スクリーンに映し出しながらリーディングする。

10数名がリーディング。
休憩を挟んでゲスト対談「「生きる」こと、詩の生まれるところ」。

登壇者は、パフォーミングライブラリーの仕掛け人・熊倉さんと詩人・上田假奈代(うえだかなよ)さん。上田さんは大阪西成区釜ヶ崎に移住し、釜ヶ崎芸術大学の開講、NPO法人の代表などをしながら詩を創作していらっしゃる。キャリアもすごいが、その釜ヶ崎のおっちゃんたちを観察し、会話しながら創作した詩の朗読は、新鮮で深く心に響く。

最後は、各テーブル毎に「アイスブレイク&ブックダイアローグ」参加者同士で自己紹介を兼て「3択ゲーム」。自分自身について3つ書く(仕事、趣味、出身、嗜好、なんでも)。そのうち一つは「ウソ」を書いて、それを他のメンバーが質問しながら、どれが「ウソ」かを当てるゲーム。これがなかなか面白い。うまくなりすます人もいれば、全員一致でウソがバレてしまう人もいる。私は後者。(^ ^;;

そんなこんなで3時間があっという間に過ぎてしまう。
CATのパフォーミングライブラリー、そしてブック・ダイアローグに、注目。
参加してみてください。

サクラ 開花!

もうそろそろかなと思うと寒くなったり、まだまだかでやっと我が家のサクラが咲きました。

後に続く蕾がたくさん。
やっと春も本番を迎える。

ちょっと武蔵野へ

小金井公園へ行く途中に、深大寺(東京都調布市)へ立ち寄り。
東京のこの辺りはあまり立ち寄る事がなかったので初のお参り。

鬼太郎?
そうか水木しげるが、この近所に住んでいたんですね。

お目当ての「江戸東京たてもの園」(都立小金井公園内)。
現地保存が不可能な文化的価値の高い歴史的建造物を移築し、復元・保存・展示する。文化遺産として次代に継承するのが目的。

前川國男邸

一番見たかったのが、前川國男邸。
建築家前川國男は、近代建築の巨匠ル・コルビジェの弟子、(丹下健三は前川事務所の出身)。最近、六本木の国際文化会館に行くこともあり、調べてみると上野の東京文化会館、東京都美術館、なんと新宿の紀伊國屋ビルもそう。

外観は切妻屋根、吹き抜けの居間、簡素の寝室。

和風建築の良さを再認識しました。

スーパーキッズ20周年コンサート at サントリーホール

「スーパーキッズ・オーケストラ」は、兵庫県立芸術文化センターのソフト事業として2003年度に誕生。指導と指揮は佐渡裕氏。

スーパーキッズは、私の親しい友人家族の大江慧さんがチェリストで参加。
スーパーキッズの卒業生として演奏する。

芸文センター、慧ちゃん、佐渡さんとくれば、私にとってとても親しみのあるコンサート。

これまで何度かサントリーホールのコンサートは来たことがあるが、ステージ横裏側の席は初めて。この角度から見るホールも新鮮。

開演前に、ウェルカム(?)演奏が始まる。若い演奏家たちが楽しみながら演奏する姿にワクワク。

演奏終了。
客席とは反対側のこちら側を向いての一礼。席を立って拍手する聴衆も多数。
チェロの慧ちゃんも、佐渡さんも上手く写真に撮れました。

演奏会終了後、会場を出る人たちに能登半島地震のための募金をお願いする佐渡裕さんとスーパーキッズたち。大勢の人が募金箱に寄付しました。

佐渡裕さんとは、2014年にシンポジウム「但馬の文化を開く」でご一緒したり、我が家でバーベキューしたり、ゴルフしたりと、多少面識もあり、寄付しながらご挨拶。

スーパーキッズ・オーケストラ、スーパーストリングスコーベ(スーパーキッズの卒業生で構成)、佐渡裕さんのこれからの活躍が益々楽しみになってきました。

春休み東京へGo!

江原駅

春休み。(私ではないけど)
それぞれ、いろいろ、目的があって出発。

私の目的の一つは、兼ねてから考えていた「ワインを学ぶ」を実行に移すために、体験会に参加。弊社のショールームがある(馴染みのある)青山が最適かと、青山クラスへ。(銀座にもあるけれど)

体験会を終え、ショールームで家族と待ち合わせ。
子ども(孫)と一緒なのでテラス(室外)のあるレストランを選び、早めの夕食。
寒いのを我慢しながら生ビール2杯。ワインまで届かず、早めの撤退。(> <)
お月さんを眺めながらホテルの部屋で落ち着いてワイン。
(こうなると想定していたので、夕方白ワインのボトルを入手済み。この辺りは抜かりない)

今、ニューヨークに滞在しているガラージュ(建築設計)(コロンビア大学からの招待を受け、建築作品プロジェクトをプレゼンする)に紹介したい友人いるので、ニューヨークの友人にメールを書きながら。