丹但会〜裏千家淡交会の支部交流

裏千家淡交会の支部交流会に出席。

丹但会とは、丹後、丹波、但馬支部の3支部の年に1回の交流会。持ち回りで、今年は但馬支部で招月庭で開催。

但馬支部創立80周年記念大会のお礼と申し送り事項を伝達。
80周年はこれから続いていく。
2025年は両丹支部(福知山・綾部市・舞鶴市)。
2026年は宮津支部(宮津市・京丹後市・与謝野町・伊根町)

各支部とも共通の課題は、会員数の減少。
人口減少、高齢化が進む中、課題解決は困難ではあるが、まずは茶の湯を楽しむ、茶の湯の魅力を伝えていくことが大切。急がば回れですね。

画像はお茶席の主菓子と昼食会の野菜(バーニャカウダ)。
道具もお茶も画像はでてきませんが、悪しからず。(^o^;;

3支部役員で、お互いの支部の実情や各行事のこれからのあり方など、本音で語り合えたのがとても貴重なこととなりました。美味しい食事とお酒(私は運転で飲めない)は大切ですね。

Someday My Prince Will Come〜Piano Recital 2024

画像は映像から取得(わざとのぼかしではありません(^ ^;;(自分では撮れないので)

今年はビル・エバンスの”Someday My Prince Will Come”に挑戦。
と意気込んだのは良かったけど、なかなか苦戦。(ある意味当然ですが)
ビル・エバンスの微妙な和音に自分自身は酔いしれました。
リズムが難しい。3拍子、4拍子。

全く初めてから習い始めて、今年で6回目のピアノ発表会。
1年目 ”Cool Struttin’” (Sonny Clark)
2年目 ”Autumn Leaves”(Joseph Kosma)
3年目 ”When You Wish Upon a Star”(Leigh Harline)〜弾き語り
4年目 “Sunday Song”  (Richie Beirach)
5年目 ”Hymn to Freedom(Oscar Peterson)〜弾き語り
6年目 ”Someday My Prince Will Come(Frank Churchill)

経営方針大会〜第70期下期

11月は中田工芸(株)下期がスタートする。(上期下期の年2回の経営方針大会)

近年そうなんですが、今期に入って会社見学の依頼をたくさんいただき、多くの見学者をお迎えしました。それは、ハンガーの製造工程の見学ばかりではなく、弊社の経営方針と働き方改革の取り組みに興味を持っていただいているものと思います。

様々な問題を抱える製造業(業種を選ばず)。人手不足、コスト高、人口減少による市場の縮小、グローバルな経済環境の激変などなど。量と安価の競争原理から付加価値勝負へと移行しています。

この時代の変化と流れの中で、ものづくりのこだわりを直接ユーザーに見てもらう「オープンファクトリー」が注目されている。有名な新潟県燕三条の会社を見学したことがあります。
(株)諏訪田製作所  (爪切り)
マルナオ(株)    (箸)

これをもう一歩進めて、会社そのものを評価していただくことが大切だとの認識で「オープンカンパニー」を目指そうと、社長が表明をしました。

現在、組織の見直しを行い、部課を廃止し、チーム制に移行する取り組みをしています。海外進出も順調に進み、アジアの香港、シンガポール、台湾。さらに昨年よりロンドンへのアプローチが順調に進んでいます。社員は、20代、30代社員が増え、タイ人(国際線CA経験者)も迎え、インバウンド、海外の顧客の掘り起こしにも力を入れています。

NAKATA Art Display in London

今年は冒険家の植村直己さんが北米のデナリ(旧呼称マッキンリー)で消息を絶って40年に準えて、新しいことをやろう!チャレンジ!と呼びかける。新たに、パリへの展開も計画する。

我が家の庭は紅葉加速

本格的な冷え込みは未だだが、モミジの色づきが加速してきました。

モミジの緑から黄色、橙色、紅色のグラデーションが美しい。

川向こうの裏山も色づいてきた。
さらに季節が進むと一斉に葉を落として冬が来る。

交流の空間〜ドーモ・キニャーナのホール(大広間)

1992年竣工(築32年)。
「ホール」と呼んでいるが、何かの専用にしているわけでもなく。友達と集まってワイワイしたり、茶の湯の稽古場になったり、ミニコンサートしたり、何かの打ち合わせをしたり。

でも考えてみると、家族以外の誰かと会ったり、交流したり、何かをしている空間なのです。「大広間」と言った方が良さそう。

ピアノの向こう側の空間は「光庭」と名付けて呼んでいます。
屋根には穴があり、そこから1階まで「縦の光」が差し込み、雨も雪も降る。

「あいまいな内と外」は、設計した象設計集団が大切にしている建築コンセプト。
ガラス窓と扉には庭が映り、内と外が混じり合う。

全国役員懇話会〜茶道裏千家淡交会

リーガロイヤルホテル京都で開催された全国役員懇話会に出席。

淡交会の但馬支部副支部長の立場で参加。全国から約500名が集まり、令和6年度各支部の活動の中から優秀、優良支部の表彰が行われる。

千玄室大宗匠の元気のお顔も見える。102歳になられるが現役で茶道を通じて海外との交流も図られている。翌日からは韓国に行かれるそうだ。

大宗匠から左へ、千宗室家元、千宗史若宗匠、伊住宗陽さんも席につかれる。

優秀支部(郡山、広島第一、第二)、優良支部(東京第六東、川崎、岡山)の5支部の活動報告がある。各支部とも「会員の減少」という共通の危機感があり、会員の増員、現会員へのフォローなどに創意工夫を凝らした活動がメインの報告となりました。家元のご挨拶からも裏千家淡交会の会員は現在約8万人との発言もありました。最盛期には20万人以上ありました。

懇親会では、丹後宮津支部の正副支部長さんとも同席の上、お互いの状況などを語り合い、有意義な懇親会となる。同テーブルには東京第6支部の役員いらっしゃって、神楽坂で鰻屋さんをされているという。次回上京したらぜひ寄ってみよう。
全国大会では、こういう出会いもありがたいですね。(茶とはあまり関係ないですが)

今年はビル・エバンスに挑戦

“Someday My Prince Will Come”

ああ、選んでしまった、決断してしまった。
恐れ多くもビル・エバンスのサムデイ

昨年のオスカー・ピーターソンの” Hymn to Freedom “
に懲りずに、またまた挑戦だ!

「いつか王子様を弾けるようになるのでは」と想いながら。
その「いつか」がいよいよ迫ってくる。(>_<)
なんとか頑張らねば。♪( ‘ θ ‘ ) m ^ ^ m

David Gilmour “Luck & Strange”

Version 1.0.0
  1. 1. Black Cat
  2. 2. Luck and Strange(映像)
  3. 3.The Piper’s Call
  4. 4. A Single Spark
  5. 5. Vita Brevis
  6. 6. Between Two Points (with Romany Gilmour) (映像 Tour Rehearsal)
  7. 7. Dark and Velvet Nights
  8. 8. Sings
  9. 9. Scattered
    10. Yes, I Have Ghosts
  10. 11. Luck and Strange (Original Barn Jam)

今年9月に発売されたDavid Gilmour(デビッド・ギルモア)の新アルバム。
Roger Waters(ロジャー・ウォターズ)の”THE LOCKDOWN SESSIONS”と言い、ピンクフロイドのメンバーの新作にはすぐ手が(耳が)でてしまう。

ギルモアの9年ぶりの新作。アルバムタイトルにもなっている” Luck and Strange”は、2008年に亡くなったピンクフロイドのキーボーディストにリチャード・ライトもフィーチャーされている。(映像もある)

デビッドの娘・Romanyや息子も加わり、ドラムのスティーヴ・ガッドやキーボードのロジャー・イーノ(ブライアン・イーノ)も参加している。

ピンク・フロイドにはどうも引きつけられる。

京都・大徳寺 聚光院で茶会

京都・大徳寺聚光院で行われた茶会に出かける。

シンガポール表千家社中の恒例の茶会。
潮田洋一郎さんの茶道具、書画で濃茶席、薄茶席、点心席などが設てある。まさに国宝級、重要文化財級のお道具です。

【濃茶席】
床  「徹翁墨蹟 一休添書」  前田家伝来
釜  「芦屋 末の松山」    芦屋釜の中でも古いもの
茶碗 「光悦黒 銘 朝霧」

【薄茶席】
床  吉田兼好自詠和歌 神無月 藤田家伝来
釜  与次郎霰 宗旦箱
茶碗 「織部黒 銘 吊るし柿」
   「仁清  銘 麻紋」
   「直入焼貫」
   「細川護煕作 白釉」

日本画の千住博さんが描いた「滝」。聚光院別院(静岡県伊東市)で住職から「襖絵を描きませんか」と声を掛けられ制作したのが、きっかけで聚光院本院のこの襖絵につながったという。鮮やかな群青色が聚光院に新たな生気をもたらしている。

主宰者の潮田洋一郎(元・LIXILグループ会長兼CEO)の挨拶文に、

外国で暮らすと、日本にいる以上に国や文化を意識します。そうした仲間と日本の茶の湯の総本山というべき大徳寺で、さらに千利休ゆかりの聚光院で茶会を致します。

シンガポールに住む潮田さんと在住の日本人(ビジネスで一時転勤の方も多い)で表千家茶道を稽古されている方たちが一時帰国して今回の茶会の水屋(お世話)をされている。

秋晴れの京都。てきぱきとした気持ち良い茶会。
素敵な1日となりました。