サルビア・メキシカーナ〜調べると様々な記録があるんだ

サルビア(シソ科)
近年は春から出回るが、低温な秋にはより色鮮やか。萼も花弁も緋色に燃え、秋天に映える。日本では一年草だが、原産地ブラジルをはじめ、凍らない暖地では多年生で、低木状に茂る。園芸品種の花の白、ピンク、暗赤紫色に加え、同属には、ブルーサルビアやキバナアキギリ、紫色のセージも。
『花おりおり』 湯浅浩史・著

秋のこの時期、庭で咲く花がグッと少なくなる。
2階ガーデンの隅っこでこっそりと咲いているのがこのサルビア。何年か前に植えたのが年を越してこの秋も咲いた。

画像ソフトPicture Thisで調べるとサルビア・メキシカーナ。サルビアの種類。

サルビア・メキシカーナは、1833〜1834年にフランス人によってメキシコで採取された7種のサルビアのうちの一つ。(こんな記録が残っているんだ)1978年にカルフォルニア大学の植物園に導入したのが、園芸種になるきっかけとされている。

お神輿が来た〜江原の秋祭り

江原の秋祭り。(豊岡市日高町江原)
12:30に江原の荒神社を出発し、江原区の各地区を巡回する。

我が元町隣保をお神輿がゆく。
戦後、「本通り商店街」として日高町随一の商店街として1970年代ぐらいまで賑やかな通りだった。現在の江原河畔劇場(元/日高町役場、商工会館)から日高郵便局までの数百メートルの間に70軒を越す商店が並び、生活に必要なものはなんでも揃った。

国道312号線ということもあり、交通量が増えるにつれて廃れていった。現在は、豊岡自動車道の開通により、徐々に交通量も減りつつあり、街の復活を期待している。

お神輿を担ぐのは、江原区の若者。今年はシェアハウス「江原_101」に住む芸術文化観光専門職大学の男子学生3人も江原住民に混じって担ぐ。

お揃いの半被着て子ども達も練り歩く「子供だんじり」。
お神輿は、江原区の狭い道も隈無く練り歩く。
雨も懸念されたが、無事に4年ぶりの秋祭りが執り行われました。

イヌタデ〜見て知ってるけど詳しく調べると

イヌタデ(タデ科)
標準和名よりも「赤まんま」の呼び名で親しまれる。かつて、秋のままごと遊びで、赤飯に見立てられた。花穂(かすい)に紅く色づいた米粒ほどの蕾が並ぶ。萼片(花被)も紅く、花後もその色を保って果実を包む。刺し身のツマに使われる芽タデのヤナギタデに比べ辛みがなく、劣る意の「犬」がつく。
『花おりおり』 湯浅浩史・著

草ぼうぼうに混じってさくイヌタデ。草刈りすると一緒に刈ってしまうし、放っておけばこうなるし、なかなか難しい。

「花おりおり」の解説では、難しい言葉がいくつかあるので調べておこう。

花穂(かすい)〜花柄が無いかまたは短い花が、一本の軸に群がりついている花序。
花序(かじょ)〜花軸についている花の配列状態。花軸の下位から上位へと順次開花する無限花序と、主軸の頂端からかいへと開花していく有限花序に大別される。
萼片(がくへん)〜萼を形成するおのおのの烈片。

花を構成する名前は知っているようで正確には知らない。萼(がく)や雄しべ、雌しべなどの種類、数などを記号と数字で表したものを「花式」という。(この言葉も知らなかった)

再開発進む梅田へ

駅前大改造計画が続く大阪梅田。すでに2013年にグランフロントが開業し「うめきた2期地区」の工事が進行中。

東京と比べても大阪には圧倒的に緑が少ない。このエリアには「うめきたの森」が計画され、さらに様々なプロジェクトが計画されている。

展示施設「ネクストイノベーションミュージアム」は、建築家の安藤忠雄が設計監修。1万人規模のイベントが開催できる大屋根施設「リフレクション広場」は、妹島和世氏と西沢立衛氏による建築家ユニット「SANAA」が携わる。

自宅から車で出発すると、5分もかからず豊岡自動車道のインターに入り、舞鶴道、中国自動車道、阪神高速に乗り、梅田までは2時間以内で到着。梅田がますます身近になり、行く頻度も高まりそう。

グランフロント北館では、立体の月を天井から吊るし、月面を鑑賞できるイベントが行われている。先月のスーパームーン、中秋の名月を題材にしているのでしょうか。

今回の用事は、BOSEスピーカーの調子が悪く修理に出すこと。そして、孫Kの自転車が壊れたのとサイズが小さくなったので、新しい自転車を購入するため。品揃えの豊富な店なので一発で決定。初期チューニングも丁寧だ。自転車を積んだ帰りの車では、孫Kも満足そうにグッスリ眠りながら無事帰宅。

なになに? ミツバオオハンゴウソウ?

ミツバオオハンゴンソウ
北米からの帰化植物。キク科オオハンゴウ属。
漢字で書くと「三葉大反魂草」。

想像力が足りないのか、どうも意味がわからない。
「ミツバ」は、茎の下部にある葉が3裂しているから。
では「反魂」って?
魂が返ってくるという意味で、葉が魂を誘うように手招きする人の手に見えるという説。瀕死の病人がこの草を使った薬を飲んで息を吹き返したという逸話からという説。
どちらにしても納得できるような、できないような。

初めて見る黄色い花に気づく。もちろん植えたわけではない。
どこからか種が飛んで来たのだろう。

調べていると、こんな解説を発見。

日本に渡来したのは昭和初期と言われ、観賞用に栽培されました。それが逸出して、現在では日本全国で野生化しています。2005年に施行された外来生物法によって、「種類名証明書の添付が必要な生物」に指定されているため、海外から輸入する場合には外国の政府機関等が発行した証明書が必要です。
(Picture Thisの解説より)

名前の由来より、こっちの方が大切ではないか。
園芸種との記述もあるが、どうもオオキンケイギクを連想してしまう
刈り取ることにしよう。

猛暑が過ぎて気温下がったのでやっと

セージ、レモングラス、ローズマリーなどを残して、強い生命力のミント、ドクダミを抜き取る。猛暑が続く中、日々目の前で伸びて行くハーブや芝生の手入れができなかった。今日は最高気温が28℃。

チリチリっと日焼けして赤茶けた葉っぱ。猛暑と日照りに耐えかねたブナ。
横に生えていた未生のモチの木をカットして、風通しをよくしてなんとか持ち堪えてもらいたい。

ヒガンバナ〜意味深な花

ヒガンバナ(ヒガンバナ科)
北地を除けば、ヒガンバナは日本の秋を強烈に演出するが、これは自然分布ではない。原産地は中国。田の畔や土手に多いのは、野ネズミが穴を開けるのを毒性のある球根で防いだからだろう。『万葉集』の壹師花を本種とする説があるが、花は「灼然」(白い)と形容され、ヒガンバナではない。根拠とされた山口県の方言「いちしばな」は一時花の意。
『花おりおり』 湯浅浩史・著

秋分の日はとっくに越しているのだが、突然、畑のある庭にニョキニョキっと(見ていたわけではないですが)出現。昨日までなかったのに、今日見るとアレ?って感じです。

「花おりおり」にもあるように、秋を強烈に演出するヒガンバナ。我が家の庭にもこの彩りが欲しいと思い、2〜3年前に移植したのが、今年初めて芽を出してくれた。(驚喜!驚きと喜びだ)

昔、母が「庭に植えると家が火事になるからダメよ」と言ってのを思い出す。この真っ赤な紅色がそう言われる所以だろう。「球根には毒がある」「別名、曼珠沙華。仏教用語で見る者に悪を忘れさせるはたらきがある」「米が不作の年など、非常食として植えていた」などなど、意味深い花なんだと認識していました。

江原駅西側の小さな土地(コミュニティの場所として)

JR山陰本線江原駅西出口を出るとすぐのところに、三角形の小さな土地がある。もう40年ぐらい前、駅西側の道路新設のために提供した土地の残り。わずか20坪もないぐらいの会社名義の土地。これまでは、近所でボランティア活動しているKさんにフラワーガーデンとして手入れし、管理していただいていました。

食品スーパー「ガンピー穀物倉庫」の駐車場だったところへ、日本赤十字社血液センターの豊岡出張所が引越ししてくるタイミングで、ガーデンを閉じることになりました。

今後の予定も、Kさんがいろいろと考え、市民のコミュニティの場所としての企画があるようなので、引き続きお願いし、楽しみにしています。豊岡演劇祭のフリンジや、地元の行事などに使っていただくのも良さそうです。

淡交会但馬支部の茶会(豊岡地区主催)

月初めの日曜日は淡交会但馬支部の幹事会。豊岡市民プラザで行なう。私は但馬支部の副支部長として出席。今回は、幹事会と同時に同じフロアの一室で茶会が催されている。

今回の茶会では、釜、茶碗の一部を使っていただくことになる。
窯は、名越三昌(古浄味)の尾垂釜。茶碗は16〜17世紀の井戸茶碗。現代の陶芸家の茶碗など数点使っていただく。

「BISTRO YEBISU」〜 幸せな時間を過そう

久しぶりの東京での新規開拓の美味しいレストラン。きっかけは、豊岡演劇祭の直前に公演した東大・慶大生による劇団「遊学生」の一員の学生がアルバイトしているので、行ってみようということになりました。ちょうど、四国香川県三豊町→豊岡公演が終わり、久しぶりにアルバイトに出る日でもあった。

お店はカウンター席、照明を少し落としてテーブルには蝋燭を灯す。
紹介してくれたアルバイトのOさん。オーナーシェフご夫妻にも気に入られて、生き生きと働いている姿が印象的。

そんな所為もあってか写真がうまく撮れてませんが、どのお料理も繊細な盛り付けと奥深いジーンとくる味。「美味しい」を通り越して「幸せ」を感じる絶品のお料理です。

何よりも素敵なシェフとマダムのお二人です

Bistro YEBIS
渋谷区東3-15-8
TEL&FAX 03-6427-3789
【電車】
JR恵比寿駅西口、日比谷線恵比寿駅より徒歩6分
【バス】
渋谷駅東口バスターミナル、田町行き 「東3丁目」停留所下車、徒歩2分