年末恒例のお餅つき

年末の餅つき。
餅つきする祖父母のお手伝いする、私が小さい頃を思い出す。
途中、長年中断していた餅つきも数年前から復活。
孫の友だちも遊びに来て、家族揃っての餅つき。

今年も芸術文化観光専門職大学の学生たちも加わって餅つき。最初に私がお手本示してあとは学生たちがつく。

最初は「捏ねる」が、どう見ても「こねくりまわしている」様子。
力は強いのだが、意外と空振りも多い。(^ ^)
3臼目になると流石に、いい音が響く。

搗きたてお餅をまるめる。
こちらの出来具合も凸凹だ。
「機械で搗いた餅よりも、やっぱり自分で搗いた餅が美味しいよね」と言い訳しながら作業は続く。

途中、搗きたてのお餅を千切って、事前に準備した 納豆、大根おろし、スリゴマ、きな粉、すりつぶした大豆、胡桃のお椀に放り込んで食べる。関西ではあまりしないが、東北地方では餅つきの恒例だそうだ。(私の妻は山形出身)
これが我が家の餅つきの楽しみの一つ。
いや、これを食べるので餅つきをする、とも言って良いかも。

なんだかんだ言いながら、今年もあと2日。

朝の雲

「空」というよりも「雲」と呼びたい朝。
暖かい穏やかな日が続く。

何雲と呼ぶのだろう。
「ひつじぐも」かな。
「うろこぐも」にしては塊が大きいし、高度は低い。

2階のリビングのガラス庇越しに観ると。

朝、リビングから見る東の空は、毎日異なる。
朝一番に季節を感じながら、今日一日を思う。

真昼の陽光が美しい

木と土とガラスと。
南向きのキッチン/リビングに陽が差す。
冬の太陽は低い角度なので奥まで照らすので気持ち良い。

土壁の内側は全て竹木舞(たけごまい)。
新築工事の最中、余りの美しさに土で隠れてしまうのはもったいない、と一部残しガラスを嵌めて窓ガラス状にする。

これが大正解。
太陽の動きに合わせて、碁盤状の陰が東へとそろりそろりと移動する様は飽きない。特に冬場の太陽は奥へ奥へと差し込む。ついつい碁盤目を追いかけるように見つめてしまう。

ホームコンサート2023

毎年12月に友人仲間集まってのホームコンサートは今年で4回目。みんな何か1曲は、弾くか歌うか吹くかの条件がある。それぞれこの日のために密かに(?)練習を積み重ねる。

意外な楽器で演奏したり、練習の成果をお互いに発揮する姿を見ながら演奏を聴く。

今年は芸術文化観光専門職大学の学生たちも参加。みんなシェアハウス江原101の住人。
満面の笑顔で歌う学生たち。青春だ!
大学の理事会のために新潟から来られていた学生Rちゃんのお父さんも飛び入り参加。ピアノ弾く娘さんと親子共演が実現。

ピアノの美歩子さん、文子さん、ボーカルのNandeeの門下生が中心で始まったホームコンサート。お師匠さんの演奏は唯一安心して聴ける。みんなうっとり。

因みに、私の今年の演奏は、”Hymn to Freedom”。ジャズピアニストのオスカー・ピーターソンが1962年に作曲した曲。当時はケネディ大統領やキング牧師暗殺、黒人公民権運動などアメリカ社会が揺らいでいた時代。自由、平和を願う歌詞が付けられたゴスペル調の歌でもある。最初はピアノで演奏し、後半は弾き語りで演奏。

11月のピアノ発表会では、満足演奏ができなかった(毎年そうなんだけど)が、”隠れ本番”の今夜は、なんとか気持ちと願いと感謝を込めて演奏できました(かな?)。

ホームコンサートが終わると今年の1年が終わろうとしている実感が湧き上がる。

光の庭〜夜の光は?

屋根に穴が空いている??

そう、家のど真ん中に雨も冬には雪も降る「光の庭」がある。
「光の庭」の窓を通して、1〜3階が相互に眺めることができる。

夜になると灯りに照らされて屋根裏の天井カーブと柱がくっきりと見える。
まさに家の骨組みを見ている。

主目的は陽光を家の中に取り込むこと。
お昼の垂直の光は半地下の1階フロアまで届く。

どのフロアにいても、外部の空気を感じる
心地よい、お気に入り。

象設計集団の富田玲子さんお迎えして

象設計集団の富田玲子さんをお招きする。
象設計集団設計による自宅も築31年になり、設計施工期間5年を足すと36年。自宅完成当時の象設計集団とのお付き合いは「一生もの」との予感は的中だ。

今春、自宅3階改修工事を依頼したガラージュの小田切駿さんから富田さんへ工事の経緯を報告。

富田さんの歓迎とガラージュの「U-35」(Under 35 Architects exhibition 2023)出場のお祝いを兼ねて、今夜はみんなで夕食会。

家族とガラージュのみんなで夕食の準備。
「みんなで準備し楽しみ一緒に後片付け」が我が家の流儀。

今夜の主役は「松葉ガニ」。
生ま、しゃぶしゃぶ、焼く。べっこに茹でた松葉ガニも。
食べ方伝授は私の役目。

翌朝、完成したドーモ・キニャーナ3階改修工事の設計コンセプトを富田さんに説明するガラージュ。

もう真っ赤〜庭の紅葉

周りの山より一足早く紅葉する庭のカエデ。

早朝、円山川から立ち昇る霧に包まれた山を背景に見る紅葉が美しい。
「さあ今日もやることやって頑張ろう」とスイッチが入る。

薪ストーブ点火

今年も薪ストーブの季節がやってきた。
ハンガーのブナの端材を使うので点火は簡単。

端材が燃え始めると少し大きめの端材を入れ扉を閉める。

薪ストーブの機種は、ドブレ社(ベルギー)のDOVRE 700SL
扉の窓に装飾がなくてストレートに炎が見えるところが気に入っている。
機能もいたってシンプル。

さて今シーズンはどんな冬になるのかな。
異常発生のカメムシと積雪の関係はあるのかな?

テキサスからお客様がやってきた

テキサスからのお客様がやってきました。
トムとレヴィ、2人ともミュージシャン。

31年前、自宅を設計していただいた象設計集団で、我が家を担当したのがアメリカ人のマークとマンディでした。彼らは完成後、テキサス州オースティンに帰郷し、親しい友人となったのが今回のお客様。

1階ホールの囲炉裏で炭火焼きしながら「では1曲」とトムの歌が始まる。

もちろん1曲では終わらない。
レヴィのオリジナルソングを聴かせてくれたり、ローリングストーンズ、ビートルズの知っている曲をみんなで歌っり踊ったり。

私もOscar Peterson の”Hymn to Freedom”(音声)で参戦(?)。ピアノ発表会を目前に控えて、度胸試しにいい練習になりました。(^_^)v