朝、6時前。
真っ赤な南東の空。
龍が火を吹きながら空を翔んでいる。
徐々に普段の朝の表情を取り戻す。
朝、6時前。
真っ赤な南東の空。
龍が火を吹きながら空を翔んでいる。
徐々に普段の朝の表情を取り戻す。
恒例のシェアハウス食事会。
「江原_101」の学生たちが月いち招待してくれる食事会。9月以降は演劇祭や建築イベント「U-35」の出演、学生たちそれぞれの活動が忙しかったので、久しぶりの食事会。
テーブルにきちんと座っていますが、これは「堅苦しい」ではなく、単にテーブルが狭いから詰めて座っているだけです。(^_^) 私と妻も入れて12名。そうそう孫Kもいるから13名。
私生活でもあるのでちょっとぼかしの写真。
キッチンはアイランド形式で、調理台、ガスコンロ、流し(シンク)を周囲から囲むように調理したり運んだり。献立は鍋とサラダ。至ってシンプルなメニューが学生らしい。こちらからは、お刺身とポークのシチューを差し入れ。もちろんワインも。
今夜の話題のメインは「新シェアハウス」。
現在、近くにもう一つ新たにシェアハウスをオープン予定(只今、リノベーション工事中)。「江原_101」の学生たちと新たに入居する学生がどのようにシェアするのか、シェアハウスの名前は、備品は何々揃えるのか、など、みんな活発に意見出し合い、決めていく。
学生たちと共に過ごす「食事会」は私にとっても楽しみなひと時。
彼らの活動の話題、地域と連携したイベントの話、豊岡演劇祭のこと、来年の予定、江原の近所話、そして彼らの将来のことなどなど、話題は尽きない。
『「江原_101」の文化を継承していこう』との掛け声が学生から上がっている。2つ目のシェアハウスができるので、江原_101で培った「文化」=生活スタイル、創作活動、コミュニケーション、ネットワークをどのように繋いでいこうかと。
こんな嬉しい夜でもありました。
晩秋の快晴の夕暮れ。
豊岡市内から江原へ帰る時に見える山の稜線が美しい。
昔からこの光景、この瞬間を迎える時は運転中。
助手席に居る孫Kにスマホ渡して「撮って」と頼む。
夕暮れのオレンジ色とブルーの境界線に星のような光る点が。
街中に入ると電柱と電線が邪魔だけど稜線は続く。
さっきの光る点は、但馬空港行きの飛行機。
ボヤけたこの写真もなんかいい感じ。
着陸大勢に入った飛行機が道の真上に来た。
周りの山より一足早く紅葉する庭のカエデ。
早朝、円山川から立ち昇る霧に包まれた山を背景に見る紅葉が美しい。
「さあ今日もやることやって頑張ろう」とスイッチが入る。
大岡山ゴルフ場からの眺め。
空とのハーモニーも抜群。
稜線の上に飛行機?飛行船?
いいえ、船です!
これだけハッキリ見えるので観光船でしょうか。
大岡山の頂上から眺めると、稜線の上に日本海が見える。
海と山と陸の三重奏。
朝6時。
歯磨きしながらベランダにでるとビックリ。
一瞬山火事だ、と思うほど空が真っ赤に染まっている。
裏山から進美寺山へ続く尾根つたいに赤く染まる東の空の雲。
西の空を眺めると、まるで渦を巻きながら赤い雲が飛んでいくようだ。
早起きって得ですね。
わーっ!もうどうしようもない、と言ったのは9月13日。それから1ヶ月近く経ってやっと草刈りだ。もちろん、私だけの手では足りないのでシルバー人材センターさんにお願いして、一緒に草刈りです。
目指すは地面を這うような匍匐性(ほふくせい)の草が生えている広場にすること。刈りすぎて地面が出てはいけないし、5cmぐらいの丈を残しながら刈る。
ついでに(メイン?かも)、円山川堤防外側の草刈りも行う。ここはもともと鬱蒼とした竹林だったのを平地にした場所。放っておくと再び竹が伸びてくるのでマメに草刈りをしないと元に戻ってしまう。
草刈りの甲斐あってか、ここから円山川を眺める風景は絶景。ウォーキングしたり、散歩したりする人が、最近増えてきました。なんとかこの景観を守っていきたい。
江原の秋祭り。(豊岡市日高町江原)
12:30に江原の荒神社を出発し、江原区の各地区を巡回する。
我が元町隣保をお神輿がゆく。
戦後、「本通り商店街」として日高町随一の商店街として1970年代ぐらいまで賑やかな通りだった。現在の江原河畔劇場(元/日高町役場、商工会館)から日高郵便局までの数百メートルの間に70軒を越す商店が並び、生活に必要なものはなんでも揃った。
国道312号線ということもあり、交通量が増えるにつれて廃れていった。現在は、豊岡自動車道の開通により、徐々に交通量も減りつつあり、街の復活を期待している。
お神輿を担ぐのは、江原区の若者。今年はシェアハウス「江原_101」に住む芸術文化観光専門職大学の男子学生3人も江原住民に混じって担ぐ。
お揃いの半被着て子ども達も練り歩く「子供だんじり」。
お神輿は、江原区の狭い道も隈無く練り歩く。
雨も懸念されたが、無事に4年ぶりの秋祭りが執り行われました。
ヒガンバナ(ヒガンバナ科)
北地を除けば、ヒガンバナは日本の秋を強烈に演出するが、これは自然分布ではない。原産地は中国。田の畔や土手に多いのは、野ネズミが穴を開けるのを毒性のある球根で防いだからだろう。『万葉集』の壹師花を本種とする説があるが、花は「灼然」(白い)と形容され、ヒガンバナではない。根拠とされた山口県の方言「いちしばな」は一時花の意。
『花おりおり』 湯浅浩史・著
秋分の日はとっくに越しているのだが、突然、畑のある庭にニョキニョキっと(見ていたわけではないですが)出現。昨日までなかったのに、今日見るとアレ?って感じです。
「花おりおり」にもあるように、秋を強烈に演出するヒガンバナ。我が家の庭にもこの彩りが欲しいと思い、2〜3年前に移植したのが、今年初めて芽を出してくれた。(驚喜!驚きと喜びだ)
昔、母が「庭に植えると家が火事になるからダメよ」と言ってのを思い出す。この真っ赤な紅色がそう言われる所以だろう。「球根には毒がある」「別名、曼珠沙華。仏教用語で見る者に悪を忘れさせるはたらきがある」「米が不作の年など、非常食として植えていた」などなど、意味深い花なんだと認識していました。
タカサゴユリ(ユリ科)
タカサゴユリはテッポウユリに似るが、茎が比較的太く丈夫で、丈が 1.5m ほどに生長するものもある。花期は7 – 9月、花長は 15-20cm、直径は 5cm より大きめと、テッポウユリよりも大型になる。また葉が細く、花は白を基調とするものの薄い紫色の筋が入り、花被片は6枚で(やはり根元がつながっている)、外側の花被片は橙褐色になり、花は横向きだが少し下に傾くことが多いとされる。
Wikipedia より
昨日のオトコエシと同じ空き地のフェンス横でポツンと咲くタカサゴユリ。
台湾固有種で、台湾の古称「高砂」に由来する名前。
1924年に園芸用に輸入された帰化植物。
高速道路法面などに植えられたそうなので、その延長線でこの道路脇フェンスで咲いているのだろう。繁殖力が強く駆除の対象になっている。
可愛らしい、では済まないのが現実なんですね。