稲刈りとコウノトリ

神鍋高原方面から帰宅する途中の風景。
私の好きな風景のひとつ。
(豊岡市日高町夏栗 地区)

よーく見ると稲刈り後の田んぼに1羽のコウノトリ。
(画像で分かりますか?)

急遽、ハンドルを左にきって田んぼの反対側に移動。

この辺りの田んぼも、無農薬(低農薬?)の米作りを始めたとか、聞いたことがある。小動物が増えてきているのだろうか。

この辺りも、コウノトリがいる風景が日常になればいいなあ。

台風前の静けさかな〜自宅裏の円山川

自宅裏堤防から眺めた円山川。

台風20号が今夜直撃してくるという予報であるが、午後の円山川は深緑色を増しながら静かに流れる。

平穏な川が濁流と化す姿は、すぐには想像できない。
しかし、自然を甘くみてはいけない。

雲は秋の気配。

まだ8月というのに、すでに20個の台風が発生。

豊岡に大災害をもたらした2004年の台風23号は、10月20日だったことを思うと、今年の台風はまだいくつ発生し、そしてやってくるのだろう?

猛暑の日高夏祭り

今日は「日高夏祭り」。自宅の観覧席(?)にて、やがて始まる花火大会を待つ猛暑の夕刻。山のふもとは、数日前に大雨警報が出た円山川が流れる

日が沈んだ8時ちょうどに第1発目が打ち上げられた。三角の裏山の頂上下から発射。花火の灯りで山が映し出されるのを見るのが好きだ。

後ろを振り向くとこんな光景も。

いよいよ後半戦。

最後の花火が終わる。また来年。。
ちょっぴり寂しくなるが、
まずは、まだまだ猛暑が続く今年の夏を乗り切らなければ。

自宅裏の円山川チェック〜梅雨の大雨

普段の円山川の水位。(2005年11月23日)

今年一番の梅雨の大雨。
普段の自宅裏の円山川と現在の増水の状況を比べてみると。

2018年7月5日

向う岸の岩の部分が全部、浸かっているのがわかる。

2005年11月23日

右から左へ緩やかに流れる普段の円山川。

2018年7月5日

川面にはガスがかかり、勢いよく川が流れる。

2004年10月の台風23号の時は、自宅一帯は浸水被害があったが、その時の増水と比較すれば、まだまだ10m以上の差があると思える。

ともかく、この角度でチェックしながら警戒していこう。

みぞ掃除は毎年やらねば

江原地区の一斉みぞ掃除の日に合わせて、自宅前の溝掃除をしました。と言っても、家の前と側面の小道(町の里道)の側溝と結構長い距離があるので、シルバー人材センターに依頼しました。

コンクリートの重い溝蓋を開けるのにまず一苦労。ここまで徹底してやったのは何年振りだろう?? 思ったよりも土が溜まり、草の根っこが蔓延っていた。

しないで貯めるより、毎年やった方が、トータルでは楽にできそうだと実感。

家の前の落ち葉が風に吹かれてお隣の店の溝にも入り込んでいるので、ついでにお隣の溝蓋も開けて一気に掃除。

やらなきゃあ、と思っていたことができて、スッキリ気分。シルバー人材センターの方々にも感謝です。

「思い出の地図」創ろう 〜 江原の街歩き

地元商店街の人、日高高校の演劇部の生徒たち。ナビゲーターは杉山氏。

自宅裏の土手から、何やら声が聞こえてきた。スリッパで出てみると「まち歩き」のご一行様達。江原地区(豊岡市日高町)の商店街活性化プログラムの一環として行われているワークショップだそうだ。

テーマは「まちを歩き、みんなの思い出の地図を創ってみよう!」
ナビゲーターは、平田オリザさん主宰「劇団青年団」の舞台美術家・杉山至さん。

私の自宅近くには、2軒の造り酒屋さんがある。残念ながら現在は酒造りは行われていないが、その大きな蔵の土壁は今も美しい。

「まち歩き」の御一行様に便乗して蔵の中まで見学させていただいた。酒蔵のオーナーのT氏から当時の酒造りの様子や蔵に残るエピソードなどの説明を聞く。2階まで繋がる内部の土壁と柱や梁が素晴らしい。

近所に住んでいてもなかなか見学することはないので、貴重な体験。

真ん中の白い建物が「豊岡市商工会館」。ここからのビューがイチオシです。

酒蔵の裏側すぐには、円山川が流れている。私の小さい頃は、ここで魚釣りをし、泳いだところだ。今は、ここを出発点としてカヌーで川下りもできる。ここから約10㎞下るコースがお気に入り。豊岡市の円山大橋付近までは、野鳥観察したり、河原に上がって火を焚いて、干物魚焼いたり、コーヒー入れたり、時には青空眺めながら昼寝したり、ゆっくり下って、4時ごろには到着する。

2時間ほどの「まち歩き」の後、商工会館横の「ワークピア日高」に戻って、サーベイしたメモや写真やスケッチをもとに「思い出の地図」を作る。

スリッパ履きで、途中から参加した私も、つい長老然(^ ^;;として「昔話」をしてしまった。自分の住んでいる町を再発見することって、こんなに面白いんだと実感する思わぬ体験ができました。

自宅裏の風景(春編)

自宅裏の風景。

山、いろいろみどり。
川、ふかみどり。
一番美しく輝く季節だ。

裏山からずっと続く緑の稜線。
その先には進美寺山。

左側に目をやると玄武岩の岸壁に円山川がぶち当たり右90度に曲がる。

木の枝の間に見える赤い屋根、白い壁の建物が豊岡市商工会館。昭和初期に建てられた古い洋風建物。かつては日高町の役場庁舎、その後、日高町商工会館となる。父はこの建物で商工会長として12年間、私は商工会青年部として12年間、活動の拠点となった縁深い懐かしい建物である。

来年から、劇作家・演出家の平田オリザさん率いる劇団「青年団」の稽古場であり、劇場として利用される予定。これはこれでとても楽しみです。

商工会館が劇場へ変わる!

写真中央に見える白い建物が日高町商工会館。2005年に市町村合併により現在は、豊岡市商工会の本部ともなっている。昭和初期に建てられた由緒ある建物である。

当初は、日高村役場として、戦後は日高町役場として、そして昭和50年代以降は、商工会館としてその長い歴史を刻んできた。

この建物が商工会館の時代、私の父は商工会長として12年間この建物で執務した。もっと古い話をすると、父の第二次大戦で戦死した二人の弟が、出兵前にこの建物をバックに撮った写真が残っている。

私にとっても大変身近な存在なのです。

約2万年前の神鍋山の火山活動で流れ出た溶岩がこの地で固まり、円山川の蛇行を作り出している。建物の地盤は、玄武岩のような柱状節理となっている。会館からは、そんな自然が作り出した美しい景色が眺められる。

建物のすぐ上に写っている水平な直線は、但馬空港の滑走路の端っこのコンクリート。

さてさて、そんな由緒があって、愛着のある建物に関する大きなニュースが飛び込んできた。老朽化により、商工会は旧・日高町役場であった建物に移転し、これからは劇場(稽古場)として活用されるプランが発表された。

劇作家・演出家である平田オリザさん率いる劇団『青年団』が東京から引っ越して来るのだ。未だに信じられない夢のような話。

先日、平田オリザさん自らが今回に至る経緯を地元の商店街や住民の人に説明する説明会が行われた。地元住民として、演劇ファンとしてとても楽しみな展開になってきた。