コデマリ(バラ科)
中国原産。茎は叢生して高さ1.5〜2mになり、先はしばしば垂れ下がる。葉は互生し、長さ2.5〜4cmの菱形状。
『日本の樹木』 山と渓谷社
我が家のコデマリは2年前に植えた新しい仲間。リビングからよく見えるところなので、根がつくかどうか、ハラハラドキドキしながら見守っていました。
今年やっと白い花を咲かせ、コデマリらしく茎が根本から密集して伸び、花もたわわに「手鞠」になってきた。
新緑のカエデをバックに一段と映える。
カキツバタ
コデマリ(バラ科)
中国原産。茎は叢生して高さ1.5〜2mになり、先はしばしば垂れ下がる。葉は互生し、長さ2.5〜4cmの菱形状。
『日本の樹木』 山と渓谷社
我が家のコデマリは2年前に植えた新しい仲間。リビングからよく見えるところなので、根がつくかどうか、ハラハラドキドキしながら見守っていました。
今年やっと白い花を咲かせ、コデマリらしく茎が根本から密集して伸び、花もたわわに「手鞠」になってきた。
新緑のカエデをバックに一段と映える。
シラユキゲシ(ケシ科)
これが「ケシ」かと思わせる外見。葉は小さいフキのよう。花が咲いても、四枚の花びらと短いかたまった雄しべは、ベゴニアと誤解されそう。「白雪」の名は優雅だが、切ると濁った赤い汁が出て、ケシ科の素性をのぞかせる。中国中南部の二千メートル以下の山地の落葉樹林に生え、地下茎でふえる。
『花おりおり その三』 湯浅浩史・著
妻が「シラユキゲシ咲いてるね」と言うから、「えっ?どこ?」と返事する。知らなかった(忘れていた)のは、迂闊であった。こんなに可憐な白い花が、ここにあるなんて。
土壁と庭のモルタルのヘリの隙間に生えている。
こんなに本当に隅っこで咲くシラユキゲシ。
冬の間は、屋根から落ちてきた雪で埋まりっぱなし。
お隣には、これもカエデの種が飛んで(落ちて)きて芽を出したカエデ。
隅っこで植物がこんなふうに命を繋いでいるのはちょっと感動だ。
キタキタ、この季節。
広場の草がグン、グン、と成長。
気持ちいいね、かわいいね。
なんて言ってたら、あとで大変なことになるのだけど。
今は、グン、グンしておくね。
ミツバツツジ。
例年よりも半月は早い。
この季節、過去の KOH’s VIEW にもいっぱい登場。
ミツバツツジ 春本番! (2005年4月27日)
ミツバツツジ〜我が家のオーガスタ?! (2009年4月14日)
サンクンガーデンのヤマブキ。
ヤマブキはバラ科の植物、万葉集にも登場する。
ヤマブキ 鮮やかな黄色は「恋の花」(2006年4月24日)
庭の花が一斉に (2008年4月20日)
この「ふわふわ感」が大好きなトネリコ。
最近では「もふもふ感」と言うのでしょうか。
このブログを始めた2005年には、早速「ふわふわ感が楽しい」と題してアップしている。だが、その木は悲しいことに一度枯れてしまって、これはその後継者のトネリコ。
離れのベランダ横で咲くトネリコの白い花。
トネリコの名前の由来を調べてみてびっくり。
呼称
和名の由来は、本種の樹皮に付着しているイボタロウムシが分泌する蝋物質(イボタロウ:いぼた蝋)にあり、動きの悪くなった敷居の溝にこの白蝋を塗って滑りを良くすることから「戸に塗る木(ト-ニ-ヌル-キ)」とされたのが、やがて転訛して「トネリコ」と発音されるようになったものと考えられている。
(Wikipediaより)
「戸に塗る木」が訛ったものとはビックリですが、樹皮に居る虫の分泌物に由来するとは、さらに驚きですね。
庭の植物をブログで紹介するために、書籍やネットで調べていると、その由来や特徴を知り驚くことしきりです。面白い。
我が家ではタイツリソウと呼ぶが、正式(?)には華鬘草(ケマンソウ)という名前。2012年のこのブログでも「ケマンソウ別名タイツリソウ」と言う記事で紹介している。
でも、華鬘って何?と言うことになりますね。
調べると仏具で、仏像を装飾するために使われる。
華鬘とは『梵語の「クスマ・マーラー(kusamamala)」の漢訳で、倶蘇摩摩羅と音写される(倶蘇摩が花、摩羅が蔓=髪飾り)』 (Wikipediaより)。つまり、花の髪飾り。
「華鬘」も難しいが、この花の形を「鯛釣り」と見なすのもなかなか難しい。どう思われます?
そんなことよりも、この時期に目を惹くピンクと白が可愛いですね。
快晴が続く。
夕方、ふと空を見上げるとブナの新芽の間にお月様。
ブナの芽吹きを見るとワクワクしてくる。
生き生きとして命の誕生を思わせる。
日本では標高1000m前後の深山にある木。
我が家の庭(標高13.5m)の低地でも根付くのか実験してみようと内心は思っていた。
約30年経って元気に成長している。
ヤマザクラも清々しくてよい。
ソメイヨシノとは違う美しさを感じる。
元々、庭の中央部の蔵の横に植っていたヤマザクラ。
陽当たりが悪いのか、成長が遅く、細々と伸びて、花も空を背景にすると目立たなかった。
10年ほど前の庭改造の時に、一番南側の塀沿いに植えた。
陽当たりが抜群で、グングン伸びて、大木になり、花もいっぱ咲かせるようになりました。
広場から鑑賞する。
中央がヤマザクラ。右がソメイヨシノ。左が芽吹き直前のブナの木。
春の広場は今が花盛り。
春は命の誕生。
芽吹き、花開く。
今週は、どうしても植物の話題になる。
庭のソメイヨシノ。
3月20日に開花してからもう10日経ち、満開が続く。
2階ガーデンに目を向けると、ブナの芽が膨らんでいる。
満開のサクラをバックにブナが芽ぶく。
昨年もそうだった。
ソメイヨシノが咲き、少し遅れてヤマザクラが咲き始めた時。
畑プロジェクト開始!
なんて勝手に興奮しているが「何をしているんだ」と言われそう。
草ぼうぼう。(>_<)
ともかく、収穫をサボっていたダイコン、キャベツを掘り起こし、草取りをしなくては。
完全ではないけど、おおよその草取り終了。
気持ちのいい晴天。
冬が去り、思いっきり春の空気を吸った時間は何よりのもの。
私の人生の中で「畑する」というオプションは想像もしていなかったが、庭師のK氏の強いお勧めで始めて4年目を迎える。今となってはありがたい助言だと、感謝。