4月1日のバーベキュー

ここ数日、20℃を越す日が続き、桜は満開。木々の芽が膨らみ始め、空にはツバメが活発に飛び回る。

とうとう居ても立っても居られなくなり、我が家ではバーベキューと相成りました。まだ、4月1日だと言うのにキツネにつままれた気分。

夜も更け、裏山から満月が昇ってきた。

きっと山にはキツネがいるに違いない。

ヤマザクラも早い!

ヤマザクラ(バラ科)
明治の中頃にソメイヨシノが台頭し、主役を退くまで、サクラと言えばまず本種をさした。花と葉の展開は同調し、淡い花の中に、まだ赤みの強い、伸びきっていない葉が混ざる。この趣に情緒を感じる人も少なくない。東北南部以南に自生。萼(ガク)は無毛で、萼片は鋸歯(きょし)を欠く。材は浮世絵の版木にも。
『花おりおり その二』  湯浅浩史・著

今年のサクラ開花は異常なぐらい早い。
ソメイヨシノが咲いてから咲き始めるヤマザクラ。

私はこの清楚で可憐なヤマザクラが好きです。
開花と新芽が同時に始まり、より自然な佇まいがいい。

12年前のこのヤマザクラ。
陽当たりが変わると勢いを得て、大木となったヤマザクラ。

眺めていると、但馬空港へ向かう飛行機が。
快晴の夕暮れは気持ちいい。

桜〜ぐんぐん大きくなあれ

自宅裏のサクラが咲いた。
堤防と山をバックに綺麗に咲いた。

自宅キッチンの窓の前にあったサクラを昨年の12月にこの場所に移動。
初めて迎えた春。

この場所でグングンと大きく成長してほしい。
自宅の窓から、堤防から、春を満喫できる日もそう遠くないかな。

 

ユキヤナギ〜10年でこんなに大きくなったぞ

満開のユキヤナギ。

ユキヤナギ (バラ科)
美しい名の花。しなやかに弓なりに枝垂れる枝に、雪を積もらせたような白い花。出始めた緑の葉が少し交じる。貝原益軒は『花譜』で「愛賞すべし」とたたえる。関東以西の川岸の岩場に生え、岩柳や小米花(ここめばな)の名も。花びらが散ると小さい米粒のよう。庭や公園の植栽や生け花でも重宝される。
『花おりおり』 湯川浩史・著

10年前にここに移植した時のことをこのブログ” KOH’s VIEW”「ユキヤナギ 新しい場所に移動して」に書いている。10年前と見比べることができるのも、ブログを継続してきて良かったことだと実感します。

それにしても大きくなったなあ。

朝靄(あさもや)

これも春が来たんだと気づかせてくれる。

朝靄。

何も可憐な花ばかりが春の到来を教えてくれるばかりではない。

円山川に沿って

ひくくひくくたなびく あさもや

箱庭にもひっそりと春が

春分の日とは言え、今日はとても寒い1日となりました。
薪ストーブでは火を焚き、一度仕舞ったダウンジャケットを引っ張り出してきて庭へ出てみる。

冬の間はほとんど眺めることのない、裏庭の奥にある箱庭を覗く。
ブルっとする寒さの中で確実に春が来ていました。

満開のトサミズキ紫色の花は馬酔木(あせび)

庭のトサミズキが満開だ

トサミズキ(マンサク科)
名のとおり高知県に分布。しかも、蛇紋岩地帯にのみ自生する。それが江戸時代から知られていたのは、葉に先駆けて咲く、その花の独特な姿の魅力ゆえだろう。ミズキの名がつくが、マンサク科。ただし同じ科でも雰囲気は全く異なる。幅広い五弁の花が、穂状に6~10重なって垂れ下がる。
『花おりおり』  湯浅浩史・著

庭のトサミズキが満開。周囲の木々の芽も、春を目前にして萌えてきたのがよくわかる。

13年前の3月にも投稿しているが、その後も細々ですが、元気に育って我が家に春の到来を告げてくれる。早春の清々しい彩りがなんとも言えない。