鳥の劇場新作公演2024

鳥の劇場(鳥取市鹿野町)の新作公演を観劇。
(いつか行きたい、と思っていた「鳥の劇場」観劇がやっと実現)

今回のプログラムは『卒塔婆小町』『弱法師』。三島由紀夫「近代能楽集」の中のニ作品。

「鳥の劇場」の公演は初めて。主宰者/演出家の中島諒人さんとは、利賀村フェスティバルや東京吉祥寺シアターなど鈴木忠志さん関連の場で何度かお会いしたことがあり、やっと本拠地へ伺うことになりました。

『卒塔婆小町』も『弱法師』も1時間足らずの短い公演ですが、ストーリーと演技がギュッと詰まった素晴らしい舞台。久しぶりに心から感動。(もっと早く鳥の劇場に来ておくべきだった思うほど)

アフタートークに参加。演出の中島諒人さんから今回の作品を取り上げた経緯、演出しながらその三島の作品の理解が深まったこと、演劇の持つ奥深さなど、とてもわかりやすく解説を聞く。全て納得するお話。

『卒塔婆小町』の老婆役の阿部一徳(SPAC静岡県舞台芸術センター俳優)氏の演技のお話をとても興味深く聞く。「入れ込む」とは何か?テクニカルなことではなく、感情でもなく、言葉でもなく、、、説明がなかなか難しいですが、セリフを発する時の想像力か。

13:30、15:30からの二本立て。もちろん日帰りの観劇。鳥取市は意外と近い。もっと足繁く行きたいところ。

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