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初めて『トロイアの女』を観劇したのは、今からもう50年近くなる。
東京神田の「岩波ホール」、演出は鈴木忠志(当時、早稲田小劇場)。
出演は、観世寿夫、市原悦子、白石加代子、蔦森皓祐ら。
(私の記憶には蔦森さんが一番残っている。その蔦森さんとは2018年の利賀村で再会。「また来年」とご挨拶して別れたのに、翌年亡くなり再会ならず。)
そして今回は吉祥寺シアターでの『トロイアの女』。利賀村で毎回お顔を拝見する著名人、劇団SCOTの俳優さんなどと少し声を交わす。
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昨年9月に利賀村でお会いして以来。なんだかいつもよりも若く見える(現在84歳)。
ご本人は「あと2年は頑張る」などと毎回お話されながら、今回上演の意義、経緯を聴く。
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利賀村でもう30年にわたって上演され続けた『世界の果てからこんにちは』を映像で観る。「日本がお亡くなりになりました」のセリフに鈴木忠志さんの心情と信条が込められている
「まだやっておきたい作品がある」
「あと2年との思いが私の日常を支える」
まだまだ鈴木忠志さんの演出作品を観続けたい。