「だいかい文庫から始まるケアするまちのデザイン 〜つながりを処方する社会的処方の取り組み〜」守本陽一氏 但馬コネクション(#66)

7月の但馬コネクションは「だいかい文庫」主宰であり医師の守本陽一氏。

「だいかい文庫」の取り組みは、以前から注目していました。
『一箱本棚オーナー制度』(本を貸し出す側が費用負担して本棚を運営。借りる人は手続きをすれば無料で借りられる)、
『YATAI CAFE』(屋台で街に繰り出し、コーヒーを振る舞う。そのひと時の出会い、コミュニケーションを通じて地域のこと、健康のことなど語り合う)、
『豊岡市商店街の空き店舗を改装利用』(シャッター通り化している市内最大の商店街利用の好例となる)。

一つ一つは地味で小さなことかもしれないが、それを口コミなどでコツコツと積み重ねていく、そのプロセスがじわじわと市民の中に浸透し、地域の文化、健康、医療的役割を重層的に支えていく。

守本氏の医師としての学び、医療現場での体験、先人(先輩)の活動を参考にしながら、守本氏の高い志あっての取り組みだと改めて強く思いました。

『居場所の相談所』『みんなのだいかい大学』『ゆるいつながり研究所』へと、「だいかい文庫」の取り組みは留まることなく展開しています。

ぜひ、訪ねてみましょう。

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