利休忌(淡交会支部総会)

総会後に薄茶を一服

千利休の命日は旧暦2月28日。新暦では3月〜4月。
毎年、この時期に淡交会但馬支部の「利休忌」並びに総会を開催する。

但馬支部は、今年の6月には「淡交会近畿地区大会」の担当となり準備を進めている。
6月22〜23日に、城崎温泉、西村屋招月庭と城崎国際アートセンターを会場にして、1400名のお客様をお迎えする大事業。

お茶の心を忘れず、みんなで気持ちよく準備して行こう。副支部長として微力ながら頑張りたい。

『花おりおり』〜私の愛用書

ブログ “KOH’s VIEW”では、庭の植物を紹介しています。「紹介」というよりも、自分自身がちゃんと身の回りの草花をもっと知りたい、調べてみよう、という思い出書いています。

○○属、○○科だけでは、面白くないので、その花の名の由縁や、特徴、生活の中の関わりなど、歴史、風土なども知ってみたい。

そんな思いにぴったりの本がこの『花おりおり』シリーズ。
14年前にブログを書き始めた時から、愛読(愛用)書となっています。

全5巻。1ページに二つずつ紹介してある。

まだまだ「知らない」「知りたい」「調べたい」草花がいっぱい。
今年も『花おりおり』には、目一杯、お世話になりそう。
四季おりおり、花おりおりですね。

『花おりおり』 湯浅浩史・著
『花おりおり その二』
『花おりおり その三』
『花おりおり その四』
『花おりおり その五』

14年目のブログ記念日

この “KOH’s VIEW” も14年目の記念日(私が勝手に決めた記念日)。
1年前の記念日

2005年3月1日は、大被害(自宅も会社も床上浸水)を受けた2004年10月の台風23号から4ヶ月ちょっと経ったころ。記憶も鮮明だ。自分自身は、グロービスで経営学を学びながら、会社を復旧させようと奔走していた。

そんな時期に、自分が溜め込んできた経験、日々行動し感じたことなどをアップ。

「なぜブログ?」といつも問いながら、でも書き続けた。SNS(Twitter、Facebookなど)が隆盛になる中、それとの関連付けをしてみようと試みたり。

しかし今、またブログが、自分の姿と思いを記録し、新しい知識を得て考え、行動する原動力になっている。

これからも「なぜ、ブログ?」と問いながら、続けてみよう。

KOH’s VIEW    (ココログ) 2005年3月1日   〜
KOH’s VIEW tumblr (tumblr)  2014年3月15日 〜
KOH’s VIEW 3.0   (fc2)   2014年12月7日 〜

福をいっぱい掛けて〜豊岡高校卒業式の一日

兵庫県立豊岡高校 和魂ホール

私の母校でもある県立豊岡高校の卒業式に参列。
息子が在学の時にPTA会長時代に登壇してご挨拶して以来だ。
卒業生、在校生、共にキビキビとした態度と立派な挨拶に驚きと感心する。
お祝いに来たのに、逆に、若いエネルギーに接し、こちらがワクワクしてくる。

20年ぶりに歌う校歌。懐かしい、思いっきり大きい声で歌う。(^ ^ ;v
♪群山の秀に湧く雲と ♪ 諸人のここに学びて〜
(作詞:岡垣徹治)

最近、ハンガーと漆塗りのコラボでご縁ができた石川県の輪島塗りの「千舟堂」(株)岡垣漆器店さん。ここのご先祖様がこの豊高の校歌を作詞された岡垣徹治先生。不思議なご縁を感じました。

千舟堂 × NAKATA HANGERのハンガー

話があちこちに外れてしまいました。

弊社の社長が豊高からの依頼で、定時制の生徒たちに講演させていただいたご縁で参列。直接、記念品をお渡しするために列席させていただきました。

簡単に卒業のお祝いのご挨拶をさせていただき、卒業生に直接手渡ししました。

「NAKATA HANGERは、ふくかけ。皆さんの服とこれから掴み取るいっぱいの福を掛けてください」のメッセージと共に。

『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』山口周・著

まず「論理と理性」に軸足をおいて経営をすれば、必ず他者と同じ結論に至ることになるり、必然的にレッドオーシャンで戦うことにならざるを得ない。かつての日本企業は、このレッドオーシャンを、「スピード」と「コスト」の二つを武器にすることで勝者となった。しかし、昨今では、この二つの強みは失われつつあり、日本企業は、歴史上はじめて、本当の意味での差別化を求められる時期に来ているということです。
『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』 山口周・著

昔から日本の経営は、左手に「そろばん」右手に「情け」が大切だとよく聞いた。「論理」と「感情」ということになるのだろう。MBAではスタディケースを論理的に考え、答えをを導き出す。いわゆる「正解」はないにせよ、説得ある「解」には論理的裏付けがないといけない。

「論理的結論」が「正解」を量産し、コモディティ化し、やがてレッドオーシャンとなる。著者は、そこに焦点をあて、経営には「美意識」つまり「真・善・美」が必要だと説く。

「真=直感」「善=倫理・道徳」「美=審美完成」という、主観的な内部のモノサシを持つことが大切であると。

単なる「経営ノウハウ本」ではなく、高度成長後の価値基準の変化、グローバル競争の本質は何か、など考えさせられる良書。じっくりと考えてみたい。

第3次から第4次へ〜豊岡市行革委員会

豊岡市の行政改革委員会に出席。

現在は第3次行革と位置付け、委員会で議論している。
第1次は、2005年の1市5町の合併後に開始され、主に、職員定数削減、補助金の削減と取り組む。第2次は、事務事業評価を行ない業務の効果を判定し、提言。第3次は、これまでの行革での歳出削減中心から、収支を均衡させながら戦略性を持った政策立案ができているかどうかに重点を置いてきました。

中貝市長から第4次行財政改革の委任状が石原俊彦委員長へ

第3次行革は、効果額目標を設定せず行ってきたせいもあり、その成果を判定しずらく、ややもすると、何のための行革なのか、目的と手段が混同する一幕もあったように思う。

近年の歳入減、歳出増から新たなに財政の危機を迎える試算が出ている。第3次を切り上げ、次回より第4次として行なう方針が示され、委員も同意。

次回からは「財政」の文字を加え、「第4次豊岡市行財政改革委員会」として活動をしていくことになる。

第6回目を迎える「おんぷの祭典」準備

今年で6回目を迎える「子どもたちが豊岡で世界と出会う音楽祭」(おんぷの祭典)。テーマを決め、出演者を決め、曲目を決め、市民参加の企画を考え、とやっていたら、1年間があっという間に過ぎ、次回の祭典がすぐにやってくる感じがする。

今年の開催は、
6月4日(火)〜9日(日)の6日間。
市内での小中学校訪問コンサート、街角コンサート、サロンコンサート(城崎温泉招月庭)、グランドフェスティバルと、それぞれ開催します。

今回初めての企画は、期間中毎日開催する「稽古堂イブニング・コンサート」、そして最終日には、キッズ、プレミアム、ファイナルと子ども、プロ、市民参加のそれぞれ特徴を持った演奏を1日を通して行うフェスティバル。食べ物の屋台も出店します。

音楽をとことん楽しむ1週間に。

本気の文化による街作り〜神戸経済同友会での講演

「神戸経済同友会 2018年度活動報告会」を神戸・ポートピアホテルで開催。

國井総一郎代表幹事の開会挨拶に引き続き、13の委員会の活動報告がなされた。13時〜16時30分までの長丁場だが、会員みんな熱心に聴く。

今回の目玉は、劇作家・演出家の平田オリザさんの講演会。

テーマ「本気の文化による街作り〜但馬に大学をつくる〜」。スキー人口の減少を例に取りながら、全人口が減っているためなのか?楽しみの多様化のせいなのか?若者の趣味の変化なのか、と問いながら、男女の出会う場の減少が問題なのだ、と問題提議。

小中学校における、コミュニケーション教育、英語教育、ふるさと教育の重要性や、アートで活性化を図る豊岡市の取り組みなどを紹介。

中でも、平田オリザさん主宰の「劇団青年団」を豊岡市に移転して、劇団員の家族、そして自らも江原(豊岡市日高町江原)に移住してくる話をされる。

現・豊岡市商工会館を劇場に改築し、青年団の劇場として再生する。その名も「江原河畔劇場」。まだ仮称だが、円山がわの美しい流れを目前にできる劇場は、都市の劇場とはまた異なった異空間を作り出すのだろうと期待する。

春の気配

九州の旅を終え、久しぶりの裏山と円山川の風景。
柔らかい朝の陽。

庭の木々の芽が膨らみ始めているのが分かる。