能登半島地震被災から輪島塗りを応援します

千舟堂HPより

NAKATA HANGERの漆ハンガーでコラボしているパートナーは、輪島市の千舟堂(岡垣漆器店)さん。その輪島が今回の能登半島地震で壊滅的な被害を受け、多くの漆塗り職人さんたちも家の倒壊や職場を火災で消失し、避難生活を強いられていると、現地からの声が届く。

中日新聞(1/29 能登半島地震のニュース・生活情報)より

そんな中で『岡垣祐吾社長は2/4から開催されるニューヨークの展示会に予定通り出展する決断】との報道。『経済を回すことが復興へつながる』との判断。

地元を離れることの苦渋の判断、ためらいもあったと思いますが、岡垣社長のご判断を応援したいと思います。ニューヨークでのビジネスの成功を祈っています。

海を渡るハンガー〜漆塗りハンガー

NAKATA HANGERの最高峰
日本を代表する伝統工芸の一つ漆塗りとNAKATA HANGERが融合。
漆(英名 japan)とハンガー(服掛け)。
日本と西洋の生活文化の出会いをイメージしています。

イタリアにルーツがあると言われるデザイン。
一枚のブナ材から職人が一本一本を南京鉋で削り出す。
出来上がった木部本体は、能登輪島へ行き、輪島塗りで仕上げる。

まさに、漆(ジャパン)が海を渡りヨーロッパへ。
昨年は「背広」の語源となったロンドンのSAVILE ROW(サヴィル・ロウ)で漆塗りのハンガーを紹介し注目をいただく

「価値組」宣言〜NAKATA HANGER

繊研新聞(ファッション業界新聞)の第一面【2024年 価値組 宣言!】(2024/01/25)
として弊社の記事が掲載されました。
『贈答、自家需要を掘り起こす〜消耗品から”福かける”道具へ』

創業(1946年)以来、木製ハンガーの専門メーカーとして、ファッションの店舗ディスプレイやホテル客室などの業務用を提供して来ました。現在もファッション業界に軸足を置きながら、新たにNAKATA HANGER ブランドで高付加価値ハンガーの提案を行なっている。

昨年、英ロンドンのサビル・ローで大々的にNAKATA HANGERを紹介していただく。イギリスを中心にヨーロッパ各国、アメリカ、アジアでは香港、シンガポール、台湾、ドバイ(UAE)などへ販路が広がっています。

製造現場では「自分たちが提供できる価値」の見直しを行い、生産性向上、利益率改善、残業減など事業の再構築を図っています。
「働きがいと働きやすさを実感できる会社」を目指す。

以上の内容が記事として掲載していただきました。

最近はYouTube Music

レコードでジャズを聴き漁る。(購入、ジャズ喫茶)
CDに変わりジャンルを問わず購入。
iPodが登場するとCDをレンタルするスタイルへ。
インターネットからダウンロード。
Apple Musicでこれまでのレコード、CDのお気に入りを再コレクト。
YouTube Musicでライブ映像など掘り出し物探し。

最近のお気に入りは、YouTube Music。
マイルス・デイビスやビル・エバンスの聴いたことがなかった演奏がライブ映像で聴ける。

ただ気になることが一点。
音楽が一曲一曲のピンポイントになってしまうこと。

アルバムなら、ミュージシャンの時代へのアプローチやメッセージが伝わってくる。
ジャケットも表現のひとつ。一目見るだけで記憶に残る。

YouTube Musicは百花繚乱。
華やかで色とりどりでなんでもありのモザイクを見ているよう。
レア感いっぱい。迷宮に入り込んだように出口が見つからなくなる。

音楽を「聴く・楽しむ・演る」のが私の人生の大切な時間。
テクノロジーの進化とスタイルの変化を受け入れながら楽しむのがコツかな。

キムチの写真がいっぱい届く

1月3日にブログアップした「本場のキムチを戴く」を見た韓国の崔さんからLINEが来る。
(厳密には写真は年末にLINEで届いていたのですが気づかず)

キムチの材料、香辛料、キムチを漬けているところ、保存など。
カラフルで見ているだけでもキムチの味が頭に浮かんで涎が出てきてしまう。
本当に本場のキムチそのものだ。

冷たいそうめんにトッピング

「最高に美味しかった。天にも昇る思い。幸せ感いっぱい。」なんて話す。
すると
このブログのキムチ記事(上述リンク)に崔さんから「コメント」が届く。

夏には半年近く経って酸っぱくなったキムチを冷たいそうめんにトッピングして食べると格別です~

LINE通話で「想像するだけで美味しいイメージが湧く」などとお話をする。

と、調理中の写真が届く。
(崔さんはお料理も美味しいが写真も上手ですね)

食文化が繋ぐ日韓関係。
平和は政治(国と国)ではなく、人と人が友達になることで実現する。
崔さんとはキムチが取り持つ親しい友人になったよう。
ソウル案内の時も親切にしていただいた素敵な方です。

今度は崔さんの故郷・慶尚南道に行ってみよう。

極上の” Romance”〜児嶋一江(p)& 高木和弘(vn)デュオ・コンサート

ピアノの児嶋一江さん、ヴァイオリンの高木和弘さんのデュオ・コンサートに行く。
会場は大阪本町にある「三木楽器 開成館」の2階ピアノサロン。

児嶋さんとは、あるご縁があって知り合いもう20年以上になる。当時のいろんな思い出もあり、久しぶりにコンサートに足を運んだ。

デュオ・コンサートの主題は「Romance」。
「ロマンス」とはロマンチック(恋物語のような)なものだけでない。
(辞書を引いてみると「もともと中世の騎士物語。伝奇的空想的な要素を持つ物語。形式の自由な完備な小楽曲」とある。)
作曲者はそれぞれ異なる民族、時代などにより様々なロマンスがある。
児嶋さんと高木さんで曲間にそんな解説もしながらコンサートが進む。

特に初めて聴く、K.シマノフスキ:ロマンス作品23、E.ショーソン:詩曲作品25は衝撃を受ける。最後のラヴェル:ツィガーヌも迫力満点の演奏で心を揺さぶられました。

「この演奏聴いていなかったら、人生かなり損してたな」と思うほど素晴らしい演奏でした。

演奏中の写真が撮れない(常にそうですが)のが残念。

コンサートの後の打ち上げ(?)に誘われて梅田北新地の小料理屋さんへ。
約20数年ぶりというのに、当時と変わらない児嶋さん。今後のコンサートの予定、ドイツやウィーンの音楽仲間のお話、海外からの演奏者の入国ビザの問題など、次から次へ話題は尽きない。

ヴァイオリンの高木さんご夫妻、児嶋さんの相愛大学音楽学部教授時代の同僚、某大学の教授、某新聞社の文化芸術分野の編集者さんなど多士済済のメンバーが集まってワイワイガヤガヤ。日本酒の一升瓶が1本、2本と空いていく。皆さん酒豪揃い。私は運転があるのでノンアルコール。(トホホ- -;;)

豊岡の話題になると「任せておくれ」と私が饒舌になる。音楽祭のこと、但馬コネクションのこと、自宅ドーモ・キニャーナのこと(児嶋さんが頻りに私の家の思い出を語る)などお話する。夏には大挙して豊岡、我が家へ来てくれることになりました。楽しい企画ができるかもしれない。