「打合せ」と「約束」〜ワクワクの一日

NAKATA HANGERのショールームがある青山ツインビル。

8月の但馬コネクションゲストにお迎えする池上十和子さんと打ち合わせをショールームで行う。豊岡出身でこの春に地元の高校を卒業して現在は東大生。ただ、彼女の研究成果と将来への期待は大きな注目を集めています。若くしてどのように学び、行動してきたのか、8月のセッションを大いに楽しみにしてください。

「新宿に気軽で美味しいイタリアンのお店があるよ、機会があれば紹介するね」と以前からの約束していた。若手チェリストの大江慧さんなので音楽の話はもちろん、今回の東京で出会った北川フラムさんや但馬コネクション次回ゲストの話など。話題がアチコチに飛んだけど、楽しい時間を過ごす。私ばかりしゃべっていたように思うけど、お店気に入っていただけただろうか。また、こういう機会は何度でも持ちたいものです。

北川フラム塾〜「空海から芸術の根源を探る」

代官山ヒルサイド・テラス

北川フラムさんとのご縁は、1989年の「アパルトヘイト否!国際美術展」を日高文化体育館(現豊岡市日高町)で開催した時に始まりました。美術展は、大型トレーラーで世界中から集まった美術絵画を日本全国を巡回するというもの。そのプロデューサーが北川フラムさんで日高町での実行委員長を私がしていました。打ち合わせを兼ねて、北川さんは私の自宅にも宿泊したり、逆に中新田町(宮城県)の北川さんのご自宅に泊めていただいたこともありました。

その後、30年余り経って、芸術文化観光専門職大学の臨時講師として豊岡に来られた時に久しぶりにお会いしたのを契機に、北川フラムさんからイベント情報をいただいていました。

北川フラム塾は、ヒルサイドテラスA棟にある(株)アートフロントギャラリー(代表取締役会長北川フラム)の事務所。

『空海から芸術の根源を探る』〜故郷・ネットワーク・祝祭の舞台

興味があるけどなかなか難しいテーマ。ゲストの安藤礼二は、近著『空海』に基づき活き活きと朗々と延々と空海のお話が続く。必死にポイントと思しきキーワードを書き留めるが珍紛漢紛。書き留めたメモは、大きな私の宿題となる。

講義後、北川さんにご挨拶。会場脇にある控室のテーブルで暫しお話ができたのがとても嬉しかった。そこで、36年前のアパルトヘイト否!の事務局をされていた前田さんにもお会いできてびっくりでした。「当時の資料がありますか?当時の美術展の記録を残したい」などの言葉をいただき、またお会いするのをお約束する。

久しぶりの代官山

「あれだけ東京に来ていたのに」とふと心を過ぎる。
社長時代は年間100日前後は東京に居た(通っていた)。
社長交代とその後のコロナ禍ですっかり東京が遠くなっている。

写真中央に写っているのが青山ショールームがある新青山ビル(青山ツインビル)。2007年にオープンして18年になるので、すっかり青山界隈が一番落ち着く場所になる。

今回の目的の一つは、代官山ヒルサイドテラスであるイベントに参加すること。
久しぶりの代官山。

代官山の蔦屋書店も懐かしい。このショップができた頃は、ジャズ・ロック・クラシックのCDを10〜15枚レンタルして、豊岡の自宅に持ち帰ってからPCにダウンロードして、近くの郵便局から返送したものです。

ここに来ると、まずはラウンジでレンタルするCDと探す本を頭の中で整理する。なぜかここではモヒートを注文する。ロケーションとこの場の雰囲気でそうなるのかな。昔から変わらないスタイル。

もうレンタルCDコーナーは見当たらない。シェアラウンジのコーナーになっている。ネットからのダウンロードとスクリーミングが主流だから当然なのだろう。

でも、わずかだがレコードコーナがあり、私もレコードで持っているMiles Davisの”Bitches Brew”や”Tony Bennett & Bill Evans”で嬉しくなる。

おぉ懐かしい!〜ジャズ喫茶マスター 茂串さん

日経新聞 文化欄の記事(2025/1/29付)。

ジャズという文字と顔写真が目に入っただけで「茂串さん?!」とすぐに分かる。
(自分でも凄いね、って内心思ってしまった)

東京・高田馬場にあるジャズ喫茶「イントロ」の記事。「1975年開店して50年」というテーマで記事なっている。これには個人的にとても思い入れがある。

私は、まさに1975年の「イントロ」開店日にお店の一番客として行ったのです。大学の授業の帰りに、早稲田大学から高田馬場の駅に向かってブラブラと歩いて向かっている時に、ふとビルの脇にジャズ喫茶「イントロ」の看板が目に入る。これまで見たことなかったので、ジャズ好きの友人と一緒でもあったので地下に降りて入ってみる。真新しいテーブルと椅子に内装。カウンターの背には多数のジャズ・レコード。居るのは店主の茂串邦明さん。「初めまして。ジャズファンです」なって言いながらコーヒーを頼む。(なんでこんなにはっきりと覚えているんだろうと自分でも不思議だ)

当時は、ジャズレコードを掛けているだけで、昼はコーヒー、夜はウィスキー(サントリーホワイト)の水割りをよく飲んだものでした。ここで聴いたレコードは結構私の心に残っている。ケニー・ドリューとニールス・ペデルセンのデュオ、アート・ペッパー、アメリカ西海岸のジャズなど、なぜかよく覚えている。

記事では、毎夜ジャズ・セッションバーと化し、茂串さん自身もいつしかドラムを叩きだしたとある。ジャムセッションにも「絶対手を抜かない。毎曲命がけ」だそうだ。

できるだけ早い機会にまた「イントロ」に行ってみよう。
茂串さんは私のことはおそらく覚えていらっしゃらないとは思うが、ぜひ、会ってみたくなリました。

iMacの新しい場所

私の書斎で使用していたiMacが、新天地で活躍している。
東京青山のNAKATA HANGERのショールームで画像と音楽を自動再生している。

昨年来、自宅のiMacの調子がどうもおかしい。あれこれ試みた挙句、新しいiMacに切り替える。長く使っていると愛着も湧いて、何度かブロブの記事にもしました。

どうも調子がおかしい(2023/04/07)
iMacからiMacへ(2024/01/16)
捨てられない画面(2024/02/01)

ショールームのテーブル。
2007年のショールームオープン以来、このテーブルで来店されたお客様の応対をさせていただいている。脇にiMac。商談に応じてホームページを開いて説明したり、他の情報を取ったり。

開店から閉店まで、自動的にハンガーや会社内外の光景を映し出す。音楽はオープン時に私が編集したプレイリストからジャズが静かに流れる。

今回のiMacは3代目。(私が使ってきたiMacがショールームで役に立っているのが嬉しい)

ショールームは、新青山ツインビルの西館1階にある。
現在、東館との間にある広場の改修工事が行われている。
三菱地所の所有・管理するビルなので、メンテナンスを怠らないのは流石だ。
NAKATA HANGERにとってベストロケーション。
ここに来ると、入居しあ経緯などを思い出し、感謝の気持ちが湧いてくる。

特別なジャズライブ 〜B-flat(赤坂)

今夜は、東京赤坂のライブハウス「B-flat」。

スウェーデン大使夫人のAnna Högberg(アンナ・ヘーグベリ)さんのジャズライブ。

5月末に「大使・大使夫人合唱団」として豊岡に来られ、2つの中学校で訪問授業をし、お茶会歓迎レセプションなどを企画し、ご一緒させていただいた。その折に、東京でジャズ・シンガーとしてライブもしているとお聞きし、その後、お誘いのメールをいただき今夜となりました。

中学校でのスウェーデンを紹介する授業を見学。母国では音楽の教師でもあるアンナさんは、スウェーデンの民謡や伝達手段としてのヴォイスを披露しながら、自国を紹介される素晴らしい授業でした。

この夜は客席にいるご家族もステージに呼んでコラボ。
娘さんはバークレー音楽院を卒業してシンガーを目指している。
夫のスウェーデン大使もステージに上がる。コーラスグループで知り合って結婚したというエピソードも披露しながら、流石のデュエットでした。

残念ながら、今月で駐日大使の任務を終えて帰国されるとのこと。
ライブ後は、記念に一緒に写真撮ったり、再会を祈念してお別れしました。

ライブハウスB-flatのすぐ近くのホテルに泊まるので、余韻を楽しみながらカクテルで締めくくる赤坂の楽しい夜となりました。

ちょっと武蔵野へ

小金井公園へ行く途中に、深大寺(東京都調布市)へ立ち寄り。
東京のこの辺りはあまり立ち寄る事がなかったので初のお参り。

鬼太郎?
そうか水木しげるが、この近所に住んでいたんですね。

お目当ての「江戸東京たてもの園」(都立小金井公園内)。
現地保存が不可能な文化的価値の高い歴史的建造物を移築し、復元・保存・展示する。文化遺産として次代に継承するのが目的。

前川國男邸

一番見たかったのが、前川國男邸。
建築家前川國男は、近代建築の巨匠ル・コルビジェの弟子、(丹下健三は前川事務所の出身)。最近、六本木の国際文化会館に行くこともあり、調べてみると上野の東京文化会館、東京都美術館、なんと新宿の紀伊國屋ビルもそう。

外観は切妻屋根、吹き抜けの居間、簡素の寝室。

和風建築の良さを再認識しました。

春休み東京へGo!

江原駅

春休み。(私ではないけど)
それぞれ、いろいろ、目的があって出発。

私の目的の一つは、兼ねてから考えていた「ワインを学ぶ」を実行に移すために、体験会に参加。弊社のショールームがある(馴染みのある)青山が最適かと、青山クラスへ。(銀座にもあるけれど)

体験会を終え、ショールームで家族と待ち合わせ。
子ども(孫)と一緒なのでテラス(室外)のあるレストランを選び、早めの夕食。
寒いのを我慢しながら生ビール2杯。ワインまで届かず、早めの撤退。(> <)
お月さんを眺めながらホテルの部屋で落ち着いてワイン。
(こうなると想定していたので、夕方白ワインのボトルを入手済み。この辺りは抜かりない)

今、ニューヨークに滞在しているガラージュ(建築設計)(コロンビア大学からの招待を受け、建築作品プロジェクトをプレゼンする)に紹介したい友人いるので、ニューヨークの友人にメールを書きながら。

懐かしの”グロービス”時代

書斎の本棚が本と書類でいっぱい。
いよいよ一部移動しないと新たな本やファイルが収まらなくなってきた。

何を移動するか悩んだ末に、まずはグロービス時代の教材ケース・スタディを移動しよう。
もちろん捨てられない。

2001年〜2005年にビジネス・スクールのグロービス東京校に通う。
この5年間は集中して経営について学ぶ。1992年に先代社長(父)から経営を引き継ぐ。バブル崩壊の厳しい舵取りをしながら、改めて経営の基本を学びたいと言う思いでグロービスに入学。いわゆるMBAの教科を受講する東京通いが始まった。

1ヶ月に最低2回東京へ、と言う生活が始まる。
その2、3年前に借りていたマンションが大いに役立つ。一緒に学ぶのは基本的に大手企業の若手中堅ビジネスマン。名刺交換するとみんな知っている有名企業ばかり。三菱商事、伊藤忠、ゴールドマンサックス、ソニー、リクルート、ベネッセ、沖電気、新日鐵、伊勢丹、資生堂、、、、。特に三菱商事のS君とは、その後家族ぐるみで一緒にイタリア旅行に行ったりと、今でもかけがえのない仲間。毎回クラスが終わると近くの居酒屋でいっぱい飲んで帰ったのが懐かしい。

KOH’s VIEW 「グロービスで学ぶ」 2005/4/21

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2週間毎にクラスがあり、最終講はレポートを提出して3ヶ月で1教科が終了する。

教材はすべてハーバード・ビジネス・スクールのケース・スタディ。
英語原本もすべて配布されるが、日本語訳のものでクラスは進む。

人生で何かに集中して取り組むことはいくつかあるが、40代のこの時期はこのグロービスにコミット。ケース毎に「あなたがこの会社の社長ならどうする?」と言う形式。ケースを読み、データを読み込み、着目点を決め、実行するための戦略・戦術を練る。週末の土日はほとんどケースと向き合い、結論を導き出し、次回のクラスに臨む。クラスではディベート形式でそれぞれの意見を述べ合う。正解はない。

これはBusiness Strategy(経営戦略)の私の最終回レポート。(思い出いっぱい!)
「英国EMIのスキャナー事業はアメリカにいかに進出すべきか?」と言うケース。

今回の移動は、このケース・スタディの教材とそれに対するレポート。今、久しぶりにパラパラとページを繰って見ると、これだけやったのかと我ながらに驚く。

私にとって有意義に過ごした大切な人生の1ページ。

麻布台ヒルズの夜〜クリスマス真っ只中

麻布台ヒルズは、2023年11月24日に開業(まだ1ヶ月前だ)。

東京・港区にある大規模な市街地再開発プロジェクト。高さ330メートルの超高層ビルは日本一高いビル。約8.1ヘクタールの敷地にオフィス、住宅、ホテル、商業施設、文化施設、インターナショナルスクール、予防医療センターなどがある。コンセプトは「緑に包まれ、人と人をつなぐ『広場』のような街-Modern Urban Village」。

クリスマス・マーケットをぶらぶらと。

今夜の目的は、麻布台ヒルズのイタリアンで食事。
ネットで【麻布台ヒルズ イタリアン】で検索してPULSARE(プルサーレ)に予約。
決め手は
「カウンターのみの落ち着いた店内」
「シェフとお客様との会話の中でその日の一品に創り上げていく」
の解説一文。

どの一品も新鮮な食材。生のエビ、クエの歯応えなど、和食を思わせる新鮮かつ繊細な味付け。

本店は il Pregio(イル・プレージョ)(渋谷区上原)。
オーナーシェフ岩坪滋氏のイタリアンも行ってみたい。