トサミズキ(マンサク科)
名のとおり高知県に分布。しかも、蛇紋岩地帯にのみ自生する。それが江戸時代から知られていたのは、葉に先駆けて咲く、その花の独特な姿の魅力ゆえだろう。ミズキの名がつくが、マンサク科。ただし同じ科でも雰囲気は全く異なる。幅広い五弁の花が、穂状に6~10重なって垂れ下がる。
『花おりおり』 湯浅浩史・著
庭のトサミズキが満開。周囲の木々の芽も、春を目前にして萌えてきたのがよくわかる。
13年前の3月にも投稿しているが、その後も細々ですが、元気に育って我が家に春の到来を告げてくれる。早春の清々しい彩りがなんとも言えない。