いい土づくり(実践編)

先日、最強コンポスターの話をしましたが、今日はその実践編。

向こうに見えるコンポスター(壷をひっくり返し、底から少し下がったところをカットして蓋にする)から手前の木枠の中に土と化した生ゴミを移す。

最後に生ゴミを放り込んだ日から約1ヶ月経つと生ゴミは姿も形もなくなっている。そのタイミングを見計らって、手前の雑草落葉用コンポスターに移す。

ほんの一部卵の殻などがチラッと残るが、さらに土をパラパラっと薄くかけて、ここでまた6ヶ月程度寝かす。フワッと積まれた抜いた雑草や枯葉は、日照りと雨の繰り返しでペシャンコに。そこに追い討ちをかけるようにコンポスターの土で覆う。この繰り返しで1年ぐらいすると畑の腐葉土として活躍してくれる。

カタバミ〜可愛いんだけど

カタバミ(カタバミ科)
道端や庭に生える身近な草。植物は動かないと思われがちだが、本種はよく動く。毎日夕方になると葉を閉じ、朝になるとまた開く。曇りの日も葉を閉じる。葉はハート形の小葉3枚からなり、5弁の黄色い花が咲く。閉じている状態の葉や、ハート形の小葉の端(傍ら)の一部が虫食いのように欠けて見えるので、「片側(傍ら)を食まれたよう」なのが名前の由来と言われる。細長い果実が結実し、塾すと乾燥して5つに裂け、種子がはじけるように飛び出す。
『野草図鑑』 高橋修・著

黄色く、柔らかくてサワサワした可愛い草なので、引っこ抜くのをはばかってしまいそう。どんどん増えるので、畑では抜かなくてはならない。

が、整備したばかりの広場は土が露出しているので、早く草が生えて緑の絨毯のようになって欲しい。この矛盾を解決すべく、少しばかり移植を実行。さてさて、どうなるやら。

タマネギ収穫

昨年秋に植えたタマネギの収穫。初めてのチャレンジ。そもそもどう育つのか、さっぱりイメージできずにここまできた。お師匠Kさんに「タマネギ1週間に何個食べますか?」と質問され「えっ??」タマネギをそんなふうにカウントしたことはない。二人だけとして「まあ、2〜3個かなあ」と答えると「じゃあ、100本植えときましょう」と。細いヒョロヒョロっとした苗を植える。それが、ここまでピンと立ち、大きくなったことに感慨深い。(食べるよりも大きくなったことだけでも達成感)

肥料不足なのか、育て方なのか、なんなのか、玉が小さい。その分(?)引っこ抜くのは簡単。テレビの菜園番組でネギ坊主が立つ前に収穫を、とあったので、「もういいんだ」と決断。

近隣の農家の軒下にタマネギがぶら下がっているのを見るが、上部のネギの部分をカット。(いいんだろうか?)ネットか何かに入れて乾燥させながら、食卓に載せよう。

ブタナ〜Befor After

我が家の近所も例外ではない。

最近、近所の空き地でも、車に乗っててもあちこちで見かける黄色い花はブタナ。
ちょっと可哀想な名前だけど、同情している場合ではない。
外来種として在来種を駆逐しながらその勢力を急拡大している。

見かねて、ブタナを伐採。
すっきりとしたが、まだ、予断を許さない。この夏の間にまた繁茂するのだろうか?それとも来春まで生えて来ないのだろうか。注目だ。

最強コンポスター〜我が家の「いい土づくり作戦」

これなんだか分かりますでしょうか?

庭に作った「雑草・落ち葉用コンポスター」と呼べば良いんでしょうか。
春夏の抜き取った雑草、秋冬の掃き集めた落ち葉を捨てる場所。
たたみ、一畳サイズの穴を掘り、枠で囲ったもの。

向こうの建物の手前にも。この2カ所で昨年秋の落ち葉全てを処理、その上に土を被せて冬を越す。隣の広場造成のため掻き出したあと。落ち葉はまだ姿は残すものの、良き堆肥となるべく発酵が始まっている。

甕をひっくり返して地面にあるのは、食べ物(残飯)のコンポスター。昨年4月に設置し、それ以降、野菜、魚の骨、エビカニの殻、お肉(さすがに少ないが)など全て、外部のゴミ収集に出さずに全部ココに。こちらは、完璧にどんどん土と化していく。気持ちいいのだ。

現在4つ設置し、ローテーションで掘り込みながら、いっぱいになってから2〜3ヶ月経つと、もはや残飯の姿は無く、肥沃な土となる。これを隣の畑の土へと混ぜていく。

昨年から始めた我が家の「いい土づくり作戦」。

去年に引き続き、スイカを植える

今年も記録に残しておこう。
美味しいスイカをいただいた昨年と同様に、スイカの苗を植えました

畳表を敷いて雑草を防ぐと共にやがて生るスイカの実を地面から離して熟すまで保護する役目。実は、これは私の畑の師匠であり庭師のKさんがやってくれた。まだ、私ではこうもすっきりとできない。さてさて、今年のスイカの出来栄えは。