水温み、緑濃く

今日は曇り空のスタート。予報では、午後から雨模様。そんな日だからか、庭の緑がイキイキとしている。秋には紅葉する蔦。

まずは、グングン伸びて塀を覆っちゃえ。

2年前まで、ここにあった祖父母の家の陰でひっそりと咲いていたヤマボウシ。陽を浴び、元気回復。

昨日一輪だったカキツバタ。今朝は二輪に。

池の横の緑もグングン成長。

周囲の木々より遅く新芽を出すサルスベリ。
やっと芽を出し、さあ追いつくぞ。

この春、初咲きカキツバタ

カキツバタ(アヤメ科)
『万葉集』には、この花の歌が少なからず。だが、続く平安人の評価は冷たい。菅原孝標女が『更級日記』に、「紫ゆかり」と記した『源氏物語』には顔出さず、紫色のものは、なべて素晴らしいと誉めた清少納言も「かきつばたぞ少しにくき」と。花茎が短く、葉に花が隠れるように咲く。
『花おりおり』 湯浅浩史・著

昨日まで咲いていなかった。今朝、畑のチェックに裏庭に出てみると鮮やかな紫色の版が咲いている。今年、初めてのカキツバタ。

冬の間、ひっそりとしていた庭の池が一気に艶っぽくなった。

カキツバタの下には、ヒツジグサの白い花が咲く。

五月・皐月・早月

もう5月。
毎年、この時期の新緑が美しい。

まだ5月。
今年、オープンした「江原河畔劇場がくっきり。
手前は、この3月に完成した堤防。
まだ工事の土がむき出し。

緑の侵略が待ち遠しい。

芒戦ぐ(読めますか?)

風に戦ぐ芒(ススキ)。
※ 戦ぐ(そよぐ)=草木などが風に吹かれ、静かな音を立てながらゆれ動く。

へ〜っ? そよぐは「戦う」って漢字なんだ。

これは何の実だっけ?

猛暑〜水がカラカラ

庭の池の水が、真夏の強力な日差しを受けて蒸発。
水位を保つのに一苦労。
雨水を溜めたタンクの水も枯渇。もうそろそろ雨が欲しい。

バジルもカラカラ。
夕方にはしっかりと水をあげなくては。

カボチャにトマト、そして

一気に収穫。
ミニトマト、カボチャ、マクワウリ、ゴウヤ。
ゴウヤの収穫が遅れて黄色くなっているのが残念。

畑の草ばかり気になっているが、庭の木々も鬱蒼と。

緑と暮らすは簡単ではないが、そこを楽しまなくっちゃあ。

スイカ収穫

2個目の収穫だ。
初めてのスイカ作り。もっと大きいスイカを予想していたけど、小ぶりなスイカ。

でも、スイカはスイカ。
食べるよりもまずしっかりと眺めて。

模様が綺麗。
中身は黄色スイカ(写真撮り忘れ)で甘くて美味しい。

ヒツジグサ〜睡蓮だと思ってたけど

ヒツジグサ(スイレン科)
花が小さいスイレン。英名ではピグミーウオーターリリー。なぜヒツジなのか。それを確かめるため、牧野富太郎博士は昭和八年九月、京都・巨椋池に舟を浮かべ観察。正午ごろ萼が開き始め、二時ごろ満開、五時半にしぼみ始め、六時半閉花を確認した。未の刻の開花によっていたのである。
『花おりおり その三』 湯浅浩史・著

漢字では睡蓮、あるいは蓮だと思っていた。
スイレンかハス。

ヒツジグサだとは意外なことを知りました。
スイレンと呼んでも良いようですが、唐突な名前にビックリ。

その名の由来がまた面白い。誰しもヒツジと聞くと、動物の羊を連想する。
なんか類似な点を探す。葉っぱが羊の爪跡?なんて思ったり。だがそんなはずはない。
ちょっと無理がある命名の気がするが、ヒツジグサの名に慣れるしかないですね。