『脂肪を落としたければ、食べる時間を変えなさい』 柴田重信・著

本書で私が提案したいのは、たった3つです。
「朝、光を浴びよう」
「朝食をしっかり食べよう」
「夕食から翌日の朝食まで、12時間以上の絶食をつくろう」
『脂肪を落としたければ、食べる時間を変えなさい』 柴田重信・著

「ダイエット」「脂肪を落とす」と言う言葉が目(耳)に入ると、反応してしまう。そう、いつもの私の課題。

昨年夏は、3ヶ月ぐらいで3〜4kg体重が減り、それだけでも(本当は8kgぐらい減らしたい)、体調が快適で、服の着心地もよくなった。特に何をした(しなかった)わけではないけど、ウォーキングをしっかりと行い、食事も朝・昼・夜と規則正しくとったのが功を奏したのではと考えている。今夏も期待したが、猛暑で運動習慣が崩れ、夕食のビールやワインが進む。体重は微増。そう甘くはない。

本書では、「1日3食、朝昼夜が均等」「プチ断食」「食べていい時間は体内時計で決まる」で始まって、「社会的時差ボケ(社会の時間と自分の時間の時差)の解消」「脂肪を落とす運動、筋肉をつける運動の時間はいつ」など、示唆に富んだテーマが並ぶ。

私は特に「朝食」に注目してみた。これまでは、パンと卵と野菜中心の軽めの朝食を規則正しく。(これはこれで良いと思うのですが)。体内時計のリセット効果が大として「ご飯と魚」とあるので、朝食を和食に変えてみている。ご飯の糖質と魚のタンパク質と脂、それに味噌汁と納豆を取り入れて、バランスよく。そうそう、野菜も忘れずに。

まだ始めたところだが、美味しすぎて、おかわりしたくなるのが難点。その分、昼食はどうしよう?と思案中。途中経過は、体重微増中。(>_<)

♬ダイエットは続くーよ、いーつまでもー♫

渋柿の共演!〜美味しい秋

干し柿をいただく。
晩秋から冬にかけての風物詩とも言える干し柿だが、考えてみると久しく口にしていない。

先端から三分の一ほどのところを狙ってガブっと口に。干し柿独特の甘〜い風味がなんとも言えない。柿の実の糖分の結晶で白い粉が付いている干し柿もあるが、これは半生(?)。ムチムチ(ヌルヌル?)とした柔らかい口当たりがまた美味い。タネにまとわりついた実を舌と歯で拭い去りながら、タネをポイっと出す。

これだけの感覚が得られるのだから、干し柿もなかなかのものだ。
ありがとう!>友人Mさん

山形から届く頒布通販、同じタイミングで今月は庄内柿が届いた。
庄内柿は私は初めて。

調べてみると、山形の庄内地域で採れる柿のブランドで「平核無」(ひらたねなし)と言う品種。柿の分類としては渋柿。炭酸ガスやアルコールで渋抜き作業を経て食用になる、とある。

「干し柿」と「庄内柿」、渋柿の共演。
美味の秋だ。

ちょっと天橋立ワイナリーに立ち寄って

天橋立ワイナリー
宮津市であった会議を終えた帰り道。ワイナリーのことでちょっと相談したいことがあるので、天橋立ワイナリーのオーナーであるY社長とアポをとって立ち寄る。

兼ねてより、天橋立文殊にある旅館千歳とカフェのCafé du Pinにはちょくちょく寄らせていただいたが、ワイナリーを訪問するのは初めて。海の向こうに天橋立が一望でき、手前の平地にはブドウ栽培。阿蘇海※からの風が気持ちいい。

※阿蘇海(あそかい/あそのうみ)は、天橋立によって日本海の宮津湾から仕切られてできた内海(海跡湖)。

改めてゆっくりと訪問しよう。

シェアハウス食事会にカニがやってきた

7月29日に完成したシェアハウス(名称:江原_101)に住むCAT(芸術文化観光専門職大学)の学生たちから「月に一度は、集まって一緒に食事をしませんか」との提案。最初の食事会をシェアハウスでする。若いみんなと一緒に、食材を調達しキッチンでワイワイガヤガヤと調理する。

入居予定のCAT学生から「頂き物ですが、カニ持って来ました」と差し入れが。なんと生きたセコガニ。思わぬ差し入れに、急遽、自宅に蒸し器を取りに帰る。(歩いて1分もかからない至近距離。これもなんだかすごいことになったもんだと感慨深い)

CATの学生たち、ちょうど東京から来ている建築科の大学院生もこれには歓喜の声。スマホで撮るのもいいが、「食べ方知ってる?」と私の出番。

お腹のタマゴ(外子)をはずし、根本を摘んで歯で透くように頬張り、次にお尻の方から甲羅をはずし、、、、と解説が続く。うるさかったキッチンが静まりかえる。

思わぬ差し入れで第1回目の食事会は大いに盛り上がった。

平田オリザ氏講演〜淡交会但馬支部文化講演会

茶道裏千家淡交会但馬支部による文化講演会。今年の講師には平田オリザ氏をお招きし開催しました。テーマは「演劇によるまちづくり〜芸術文化観光専門職大学が目指すもの」。会場には、淡交会会員を中心に約250名が参加。

昨年4月に開学した芸術文化観光専門職大学(CAT)の学長として、なぜ芸術文化と観光なのか、どんな学生たちが何を学んでいるのか、などまず大学の紹介のお話し。

・先進国で公立大学で「演劇学部がないのは日本だけ」。韓国は多数あり、プロの俳優、マネージメントの人材を育てている。
・シンガポールを例に、名物=マーライオンやブランド・ショッピング(為替の変動)を打ち出してもリピーターは来ない。質の高い芸術文化(オーケストラ、演劇など)でリピーターを獲得している。
・CATの来年春(2023年度)の受験応募者はこれまでを凌ぐ。現在、日本全47都府県から学生が来て学んでいる。約90%が第一志望として入学している。

・豊岡市人口は約75,000人。減少が続いている。例えば、豊岡高校昨年の卒業生198名のうち、地元に残る学生は4名。外で学び、戻って来たくなる「魅力ある豊岡」を目指さなければならない。希望する業種、企業の有無ではなく、文化的であるかどうか、教育、娯楽、環境(健康、食文化など)、そして「芸術」「文化」の存在が大切。
・豊岡(但馬)出身で都市に住む息子(娘)家族の子ども(孫)に「演劇おもしろいよ」「ダンスしたら」なんて薦めたら、孫たち世代が豊岡で学び、定住するのもあるかも。これを「Mターン」と呼ぶ。(ユーモアを込めて)

私は、講演の終わりの「謝辞」の役割。
平田オリザさんのお話は、演劇、文化、教育、社会現象、観光(海外も含めて)について、一つ一つ納得するお話ばかり。
「何度お聴きしても、いつもワクワク、ドキドキしてきます」と申し上げ、お礼の言葉としました。

書斎に差し込む夕陽

何かわかりますか? 時計の針は4時30分。
書斎の板壁に差し込む夕陽。もともと赤身の杉の板でできている書斎の壁に、紅く染まった夕陽が注ぎ込む。ケヤキの葉が風で揺ぎキラキラ輝く。

夕陽が西へ沈むにつれて、差し込む夕陽は部屋の奥へと移動していく。
晩秋の夕方、書斎に現れる素敵な瞬間。

土壁を剥がす〜築30年経って

自宅3階の土壁。荒塗りの壁は30年の風雨に晒され、少しずつ飛ばされ、流されているが、返って、そのことに愛着が湧く。ともに30年を過ごしたんだな、と。

今回、3階の改築のメインテーマの一つにベランダにガラスの庇を架ける工事を行うことにした。墨を入れたところをカットして、土を剥がし、中にあるだろう(?)梁に加工を施す。

解体業社さんが楔を打ち込む、緊張の一瞬。心臓を撃ち抜かれる気持ちで見守る。

いつも眺めてきた土壁の土を剥がす作業が終わる。図面通り、太い梁を剥き出しにすることができた。土壁の厚みは、想像していたよりもさらに厚く70ミリ以上ある。この厚みが外部の寒暖を防いでくれていたんだな、と感慨深い。

さて、次の段階へ進もう。

変化をチャンスに〜日本政策金融公庫/近畿ブロック大会

代表幹事 増本忠次氏

日本政策金融公庫(日本公庫)の近畿ブロック懇話会に出席する。会場は帝国ホテル大阪。近畿地区(2府4県)の15懇話会の代表が集まり、交流を深めるのが目的。コロナ禍で中止されていたので、3年ぶりの開催となる。

基調講演は「関西の未来〜プロアシストの事例」と題して、(株)プロアシストの生駒京子社長。8畳のアパート1室から企業して30年足らずでグローバルで躍進する制御システム開発、介護医療機器製造販売の会社。キーワードは多様性。女性、外国人など多数採用し、幹部としても大活躍。

第2部 懇親会

今回のテーマ「変化をチャンスととらえ、持続可能な成長・発展」に則して経営を行なっている企業3社の事例発表がありました。3社とも、それぞれの業界特有の事業環境の中で創意工夫され、ピンチをチャンスに変えた発想と行動力には大いに刺激される。
フジ矢株式会社(ペンチなど工具)
株式会社レック(ブライダル、婚礼写真)
東海バネ工業株式会社(特殊バネ)

それぞれ名刺交換し、有意義な異業種交流の場となりました。

442年ぶりと言われても〜皆既月食&天王星食

3階ベランダから

11月8日の夜。全国各地て皆既月食と天王星食が同時に観られるというので大騒ぎ。

同時に観測されるのは442年ぶりと言うから、前回は1580年(天正8年)。その年を調べてみると豊臣秀吉の2度目の但馬攻め。秀吉に制圧された但馬の国人たちは次の戦場となる因幡国へ送り込まれる。但馬では観察どころではなかったのでしょうね。2年後には本能寺の変で、織田信長が討たれる。年数を言われるとどちらかというとそんな歴史の方に興味がいく。

晩秋の満月は、裏山の北側から顔をだす。凛とした空気が気持ちいい。