宗鏡寺で舌鼓〜スペシャルな天麩羅にびっくり

圓覚山 宗鏡寺(豊岡市出石町)。
通称 沢庵寺。沢庵和尚ゆかりのお寺として知られている。

手入れされた広いお庭は四季折々訪れる度に心落ち着く。沢庵和尚48歳の折に故郷に戻り8年間過ごしたとされる「投淵軒」。茶室の「対来閣」。坐禅道場など、見どころ満載。

私も何度も訪れたことがあり、ご住職の小原和尚さんとも親しくしていただいている。

なんと今日は、その宗鏡寺さんで天麩羅をいただくことになりました。以前、こちらで天麩羅をいただき味しめた先輩よりのリクエストで、今回は3組のペアで実現しました。もちろん私は初めて。(ワクワク)

熊本出身の和尚さんのご実家は老舗の天麩羅屋さんだったそうで、特別にそのお父様に腕を奮っていただきました。

和尚自ら食べ方指南をしていたく穴子の天麩羅。大根おろしをたっぷりと掛け、レモンを絞る。好みによりお塩かお出汁で。(これ書きながら涎が出てくる)^ ^;;

熊本ご出身なので、前菜に馬刺し、途中にお餅が入っている長崎の汁物、天麩羅はエビのすり身をパンに挟んだハトシ。出島で交易が行われた長崎ならではのメニューだ。

最後にいただく茶漬け。
これがまた絶品!(写真をご覧いただいた通り。言葉不要)

お漬物は、もちろん和尚自ら漬けた「たくあん漬け」。
もう何も言うことありません。

こんなスペシャルなランチをいただくとは、全く予測できませんでした。
和尚さま、お父上、ご家族様に感謝。
お布施をさせていただき帰路につきました。

満開だらけ〜ミツバツツジもヤマブキも

ミツバツツジ。
例年よりも半月は早い。

この季節、過去の KOH’s VIEW にもいっぱい登場。
ミツバツツジ 春本番!        (2005年4月27日)
ミツバツツジ〜我が家のオーガスタ?! (2009年4月14日)

サンクンガーデンのヤマブキ。

ヤマブキはバラ科の植物、万葉集にも登場する。
ヤマブキ 鮮やかな黄色は「恋の花」(2006年4月24日)
庭の花が一斉に          (2008年4月20日)

我が家の改修工事も大詰めだ

浴槽の床タイルを貼る。

浴室のガラス戸を修正する。

まだ最後の金具取り付け、部分的な塗装作業が残っている。
天候も考慮して、完成間近な光景を待ちきれずに撮影隊も入る。

昨年10月から始まった改修工事もいよいよ完成間近だ。

トネリコ〜昔「ふわふわ」今「もふもふ」

この「ふわふわ感」が大好きなトネリコ。
最近では「もふもふ感」と言うのでしょうか。

このブログを始めた2005年には、早速「ふわふわ感が楽しい」と題してアップしている。だが、その木は悲しいことに一度枯れてしまって、これはその後継者のトネリコ。

離れのベランダ横で咲くトネリコの白い花。

トネリコの名前の由来を調べてみてびっくり。

呼称
和名の由来は、本種の樹皮に付着しているイボタロウムシが分泌する蝋物質(イボタロウ:いぼた蝋)にあり、動きの悪くなった敷居の溝にこの白蝋を塗って滑りを良くすることから「戸に塗る木(ト-ニ-ヌル-キ)」とされたのが、やがて転訛して「トネリコ」と発音されるようになったものと考えられている。
(Wikipediaより)

「戸に塗る木」が訛ったものとはビックリですが、樹皮に居る虫の分泌物に由来するとは、さらに驚きですね。

 庭の植物をブログで紹介するために、書籍やネットで調べていると、その由来や特徴を知り驚くことしきりです。面白い。

タイツリソウ〜鯛なんだけど

我が家ではタイツリソウと呼ぶが、正式(?)には華鬘草(ケマンソウ)という名前。2012年のこのブログでも「ケマンソウ別名タイツリソウ」と言う記事で紹介している。

でも、華鬘って何?と言うことになりますね。
調べると仏具で、仏像を装飾するために使われる。

華鬘とは『梵語の「クスマ・マーラー(kusamamala)」の漢訳で、倶蘇摩摩羅と音写される(倶蘇摩が花、摩羅が蔓=髪飾り)』 (Wikipediaより)。つまり、花の髪飾り。

「華鬘」も難しいが、この花の形を「鯛釣り」と見なすのもなかなか難しい。どう思われます?

そんなことよりも、この時期に目を惹くピンクと白が可愛いですね。

城崎温泉「小林屋」〜新装オープン

こちらは城崎温泉「小林屋」さん。

2年かけて改修工事をされていた小林屋さん。工事を完了され、ミニコンサート&試食会(内覧会)のご案内をいただきました。

先々代の小林屋当主と私の父は、旧制豊岡中学校(現・兵庫県立豊岡高校)の同級生。しばしば小林屋さんで同窓会などがあり、私は父を車で送ったこともしばしば。旅館の前を車で通る度に、いつも親近感を持っていました。

「一の湯」と大谿川に架かる橋を挟んで向かい側にある老舗旅館。玄関を入ると、ロビーにはブックディレクター幅充孝さん選書の図書棚あり。ドリンクバーやカフェなども準備中。ぜひ、一度訪ねてみてください。

ランチには、小林屋名物の「釜めし」がお薦め。

・但馬牛、八鹿豚、大山鶏から選ぶ「肉系釜めし」。
・旬の食材にこだわった季節の釜めし。
・松葉がにの身を、茹でと炙りの2段重ねレイヤーで堪能する迫力の釜めし。

ああ、書いてるだけで涎が出てきそう。(^ ^;;

レストランでのミニコンサートは、谷川俊太郎さんのご子息でピアニストの谷川賢作さんとブルースハープの続木力さんのデュオ演奏。どんな音楽かと思いきや、なんとソニー・ロリンズの”Doxy”で始まる。いい感じ。

谷川俊太郎さんの詩を朗読しながらの演奏、さらに俊太郎さん作詞「♫空を超えてラララ星のかなた ゆくぞアトム ジェットの限り〜〜」の鉄腕アトムの主題歌をジャズアレンジで。なかなか粋な演奏でした。

新装「小林屋」さんは、GWにグランド・オープン。
みなさん、行ってみてください。

城崎温泉 小林屋
兵庫県豊岡市城崎町湯島369
Tel: 0796-32-2424

「舟遊茶会」〜大覚寺大沢池にて

「舟遊茶会」に招かれ、大覚寺(京都市右京区嵯峨)へ。

今回の茶会の亭主は友人Sさん。
最初にSさんのお点前で濃茶をいただく。

その後、待合にて薄茶席のお道具を拝見する。
薄茶はこれから乗る船上でいただく。

大沢池に浮かぶ舟が薄茶席。
桜満開の時期を狙ってこの日に予定されたのでしょうが、思わず桜の開花は早く、その名残が少しだけ。返って、山々の新緑が美しい。

船頭さんが漕ぐ船に乗り、ゆっくりと大沢池を回りながら薄茶をいただく。時にさっと小雨が降り、時にはあっという間に青空が広がる。湖面に吹く風が心地よい。

船を降りると、大広間に案内される。
大きなテーブルは、有栖川宮家より寄贈されたもの。
最後にこのテーブルで煎茶をいただく。

茶会名の通りメインは船上での茶席ではあるが、お濃茶席の設え、お道具もかなり時間をかけて準備されたのが伝わってくる。(写真を撮れないのが残念)

心和む気持ちのいいお茶をいただきました。
感謝。

どうも調子がおかしい

どうもiMacの調子がおかしい。

パスワードを入れ、立ち上がるのに時間がこれまでの何倍もかかる。(2〜3分?)
「アプリを開く」「保存する」など、どの作業も時間がかかる。

きっかけはわからない。
1週間ぐらい前にシャットダウンして、その翌日に立ち上げようとした時に、「あれっ?なかなか立ち上がらない」と思った時から。原因はわからない。

MacBookと併用しているので、クラウド上のデータは、そちらでも同じ作業はできるのはできる。が、毎日やっているルーティンワークは、それぞれのパソコンでやった方が効率的。

iMacをベース基地として、音楽(Apple Music)、画像(写真アプリ)を管理。このブログも基本はこのiMac。時間の合間を見つけてササっとやりたいのだが、そうもいかないので困ったもんだ。

メモリー、CPUなどチェックしなければ。

ドローンで自宅を撮る

ドローン登場!

ある建築雑誌の取材を受ける。
自宅の改修工事のプロセスとビフォー/アフターの資料としての撮影。

写真中央の空に写っているのがドローン。
いつも眺めている景色だが、ドローンは逆にその景色から我が家を見た時に、どう見えるのか。それは、私も見た事がないアングルからの風景になる。

さて、どんな写真になっているのか、建築雑誌が出版されるのを楽しみに待とう。

何十年ぶりだろう?動物園

昨日に続き、春休みの孫Kと一緒に京都。
今日は岡崎動物園。以前、来たのはもう忘れているぐらい昔のこと。

息子が小さい時だから40年ぐらいは経つだろう。NHK「ダーウィンが来た!」など動物番組は欠かさず観ている割には、動物園は40年ぶり?って自分で驚きだ。

カバのところに来ると孫Kが「おじいちゃんの仲間だ」と。
どういう意味?
身体のある部分を指しているのではなく、ただ単に「体重が重そう」という意味なんだと理解しておこう。

キリンの檻の前に来る。

2月のイベント『建築映画館』(東京/飯田橋)で観た「Silent Witness」(1992年)と言う映像作品を思い出す。『ヴィラ・ダラヴァ』(レム・コールハース/OMA 設計)と言う住宅の竣工映像にキリンが登場するのだ。パリ郊外にある住宅街に建った新住宅の庭をノソノソと歩き回るキリン。全く異次元の存在を突き合わせて撮った映像に強烈な印象を持つ。

こんな時に、何も近代建築のしかも前衛映像を思い出さなくても良いのに。

そんな孫と一緒の久しぶりの動物園でした。