第70期がスタート

会社は4月決算、つまり本日5月1日は、第70期のスタートの日となります。

1946年4月(昭和21年)に父・敏雄が創業したハンガー・メーカー(中田工芸)として、今年は78年目を迎えました。私の祖父・要太郎が商売(荒物屋/中田要商店)を始めた1917年(大正6年)から数えると107年目となる。

木製ハンガーを作るきっかけとなったのは、太平洋戦争敗戦直後、満州(当時父は陸軍に属す)から帰還した父が、祖父が始めた荒物屋の店番をしている時に、木製ハンガー職人が店頭に営業に見えたのが、運命の出会いとなり、木製ハンガー創業の始まりでもあった。

そう考えると、祖父が始めた商売(荒物屋)から現在の会社が興ったとも言えます。ハンガー創業78年ですが、我が家の生業としてカウントすると創業107年となる。

創業の話はともかくとして、この本社屋は今年で築39年(1985年竣工)を迎える。私もこのツツジの向こうに見えるガラス壁を背に経営を行ってきました。

良い決算の時も、厳しい決算の時も、この満開のツツジが「今年もやるぞ!」と元気づけてくれる。

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