門の脇で〜ユズリハ

ユズリハ(ユズリハ[トウダイグサ]科)
『枕草子』にユズリハの不思議な使用法が書かれている。大みそかに亡き人への供物の敷物にするという。平安時代には、お盆のように大みそかに祖霊が帰ってくると信じられていたのである。ユズリハの葉柄は赤く、得意的。この赤がいわれのある木にさせたのか。正月の歯固めの植物にも敷いた。
『花おりおり』 湯浅浩史・著

朝の陽光浴びて、ひときわ輝く葉が目に入りドキッとする。
毎日、眺めている(目に入っている)のに、あまり気づくことがないのに。
門を入ってすぐのところに生えている。名の通り周囲の木々に囲まれその存在を「ゆずって」いるのか。

よく知られているのは、名の由来は新しい葉が開くと古い葉が垂れ下がるから、と。
子に座を譲るという意味で一家の繁栄を願い新年の縁起物として正月に飾る。

今の我が家にぴったりかもしれないユズリハ。
気づいて良かったです。^ ^;;

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