お風呂チェックに久住章さんが来てくれる

左官の久住章さんが来てくれました。

今春、久住さん監修のもとモルタル(セメントと砂)で浴槽を新調しました。基礎デザインはガラージュ(若手建築家集団)が行い、実際の左官工事は地元の左官職人中川さんが行いました。浴槽を一から立ち上げて制作する方法と指導は久住章さんにお願いしました。

久住さんは、全国あちこちで絶賛される左官仕事を残してきた実績と経験は、久住さんの独創的かつ柔軟な発想技術に裏打ちされているのがよくわかる。さらにデザインセンスも抜群で、久住さんが鏝(こて)でひと塗りするだけで、ガラッとその様相が変わってくる。

今回は、朝突然、久住さんから電話があって「どうや?」とお風呂の調子を訊ねていただく。

「清掃のことやお湯の水位跡がうっすらと残ること、お湯を抜くと少し砂っぽいものが底に溜まるのは初期のみかどうか」などお聞きする。「今日は家に居るか? じゃあ、これからすぐに行くよ」と午後には久住さんがやってきてくれる。

左官の第一人者の久住章さんからこんなに親身になって声をかけていただき、実際に来てくれて、少し手直ししていただけるなんて、こんなにありがたく心強い事はない。

31年前にドーモ・キニャーナを新築した時からの久住章さんとのお付き合いは、こんな風に現在も続いている。我が家の誇りであり永遠の感謝を捧げます。

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