イヌタデ〜見て知ってるけど詳しく調べると

イヌタデ(タデ科)
標準和名よりも「赤まんま」の呼び名で親しまれる。かつて、秋のままごと遊びで、赤飯に見立てられた。花穂(かすい)に紅く色づいた米粒ほどの蕾が並ぶ。萼片(花被)も紅く、花後もその色を保って果実を包む。刺し身のツマに使われる芽タデのヤナギタデに比べ辛みがなく、劣る意の「犬」がつく。
『花おりおり』 湯浅浩史・著

草ぼうぼうに混じってさくイヌタデ。草刈りすると一緒に刈ってしまうし、放っておけばこうなるし、なかなか難しい。

「花おりおり」の解説では、難しい言葉がいくつかあるので調べておこう。

花穂(かすい)〜花柄が無いかまたは短い花が、一本の軸に群がりついている花序。
花序(かじょ)〜花軸についている花の配列状態。花軸の下位から上位へと順次開花する無限花序と、主軸の頂端からかいへと開花していく有限花序に大別される。
萼片(がくへん)〜萼を形成するおのおのの烈片。

花を構成する名前は知っているようで正確には知らない。萼(がく)や雄しべ、雌しべなどの種類、数などを記号と数字で表したものを「花式」という。(この言葉も知らなかった)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です