広場へ移動したヤマボウシ

🎵う〜すべにいろの〜、という歌があるが、
これはハナミズキではなくヤマボウシ。

元々、ドーモ・キニャーナの2階ガーデンにあったヤマボウシ。2階の改装工事の時に移動せざるを得なくなり、仮植えを繰り返しながら、この裏の広場にやってきた。(これも仮植えで最終の定位置ではないだが)

ヤマボウシの花は白いのが普通だが、最初に植えた時からうっすらと紅が混じっていた。

このKOW’s VIEWで辿ってみると
『ヤマボウシ ちょっと紅がかった山法師』  (2005年5月26日)
『ヤマボウシとハニーサックルが共生している』 (2006年5月25 日)

年を経るに連れて紅色が濃くなってきたようだ。

ホヤ・ラクノーサって?

ホヤ・ラクノーサって、ご存知でしょうか。

昨年末から始めた観葉植物の世話をしながら、不思議な植物だなってずっと思っていました。春が来て、白い花が咲いてグッと関心が高まる。

もう少しアップするとクローズ・アップするとこんな感じ。

小さな花が房になってぶら下がる。
なんとも奇妙な感じがする。

これは改めて、正体を調べてみよう。

庇のガラスを拭いて終了だ

今日は快晴!
絶好の外(そと)仕事(しごと)日和(びより)。
ガラス庇の上側をモップで水洗い。

3階のベランダなので、この作業は多少危険を伴う。傾斜のついている2階の庇(これもガラス)の上に脚立を置き、補助の人が支えながら作業は進む。

これで昨年10月に始めた3階改修工事の全てが終了。(ほっ!)
築30年の土壁に気遣いながらの大変な工事でした。
設計していただいた建築家、工事を請け負っていただいた工務店と職人さんに感謝。

今年も夏野菜スタート

「畑やってる」と言っても、結構、庭師さんにお膳立てしてもらいながら。
トマトやキュウリの柵、そして(今年は)畝もやってもらった。

「じゃあ、何したの?」「苗を植えました。」

まっ、ともかくここからが今年の夏野菜の始まり。

水遣りと草取りは、主に私の作業。
収穫は孫たち。毎日、畑の横の通路を通りながら保育園に行ったり、学校に行ったりしているから、帰って来た時に「これ、もう、いいね」と採る。

我が家の畑は、いい加減で、ゆるーく、夏に向かっていく。。

濁流とカラス

昨日から続く雨で円山川は増水。
いつもは見えている向こう岸の岩も濁流の下に。

上流を向くカラス。
何見ているのでろう?

新緑の中の濁流。

今度は下流を向くカラス。
見えますか?

いずれあやめかかきつばた

カキツバタ

確かにその美しさに圧倒されてしまう。

「何れ菖蒲か杜若」(いずれあやめもかきつばた)
菖蒲(あやめ)も杜若(かきつばた)もその美しさは優劣つけ難く選択に迷う。

どちらも優れていて優劣をつけにくいこと。

アヤメもショウブも、漢字で書くと「菖蒲」。
カキツバタは「杜若/燕子花」と書く。
花を見ると3つともよく似ている。(ややこしいですね)

見分け方は、花びらの付け根。
アヤメは網目状、ショウブは黄色い模様、カキツバタは白い筋

もう一つの見分け方は、育つ場所。
アヤメは陸地、ショウブは水辺、カキツバタは水の中。

白い筋、池に咲いているので確かにカキツバタだ。

そうそう、尾形光琳の『燕子花図屏風』もありますね。

大山崎山荘美術館に寄ってみた

高槻に来たついでに、大山崎山荘美術館に立ち寄ってみた。

大正から昭和初期に活躍した関西の実業家・加賀正太郎氏が建てた山荘。正太郎氏没後、荒廃した建物を京都府や地元の町からの働きかけでアサヒビールが買収し、元の姿を復元すべく1996年に美術館として再興した。

故・加賀正太郎氏はニッカウヰスキーの設立にも参画し、当時、アサヒビール初代社長・山本爲三郎氏とも親交があったそうだ。時代を超えて、この親交がご縁とは(実際はそうでなくても)美談ですね。

『没後40年 黒田辰秋展』を観覧。

場所は天王山の山麓にある。
「天下分け目の天王山」と言われるように、歴史上数々の戦いの舞台となった天王山。

生い茂った木々で展望が狭まって見えにくいが、ここから桂川、宇治川、木津川の3本の川が一望できる。

室町戦国時代から幕末明治の歴史を感じるひと時となる。

高槻ジャズ・ストリート2日目

2日目。
快晴で暑い、演奏は熱い、ボランティアの心は厚い。

野見神社ではニューヨークから高槻のためにやってきたシンガーが唄う。小学校の校庭ではFM局がプロデュースするステージが延々と繰り広げられている。お目当ての一人、ピアニスト山中千尋さんの演奏をせめて立ち見でと思ってやってきたが、立ち見すらできない。会場は超満員。遠くで汽笛を、、ではなくピアノ演奏を聴きながら、、次の会場に向かう。

阪急高槻市駅高架下広場のステージでは、我らがNandee(vo)。彼女の歌を聴かないと帰れない。菅涼子(fl、vo)との強力なフロント。ノリノリの演奏が続く。

普段は何でもない高架下のスペースが舞台。信号の向こうから聴き入っている歩行者。夕日に照らされていたビルにやがてネオンが灯る。東京からやってきた初顔合わせのベースとの共演。最後の曲にはアルトサックスが飛び入り演奏。ああ、すべてジャズだ。

夕方6時を回っても商店街は行き交うファンで混雑。店頭では、生ビール、ウィスキー、焼き鳥など販売、歩きながら飲んで、食べて。

商店街の中程にある「JK Cafe」。店内の通路でも当然ながらジャズの演奏。カウンター、ソファー、それぞれの場所で飲みながら聴いている。ここのオーナーであり経営者の北川潤一郎氏が、そもそもの高槻ジャズの仕掛け人。昨年、神鍋高原でNandeeから紹介してもらい、初めて高槻でご挨拶することができました。高槻で数店舗のカフェ、バーを経営しながら、高槻まちづくり株式会社を設立し代表を務めていらっしゃる。演奏聴くため3店舗に入ったがどのお店も抜群のセンス。こういう人が居て、このジャズ・ストリート。納得して帰路に。今度、ここまでの25年間のご苦労や喜び、まちづくりの秘訣など、お聞きしてみたい。

誘ってくれたNandeeに感謝しつつ、高槻を後にする。

ジャズを浴びる「高槻ジャズ・ストリート」

以前から「凄いよ」「街中ジャズで溢れてる」「ジャズマンが大挙してやってくる」「日本一のジャズフェスだよ」などなど、何人かのジャズファンから聞いていた高槻ジャズ・ストリートへ初めて行く。なんせ高槻は初めてなので土地勘ゼロ。JR高槻駅で降りるともう街角からドラムやベースの音が聞こえてくる。ガイドブック見ながらのぶっつけ本番街歩き開始。

高槻ジャズ・ストリートのガイドブックで全容を把握。

1999年に始まる。今年が25回目。毎年GWの2日間。10万人以上の観客。プロ・アマ合わせて800組のバンドが集まり、75ステージで演奏される。何と言っても最大の特徴は、すべての準備、資金集め、出演交渉、当日の運営は市民によるボランティアで行われ、出演者もノーギャラで駆けつける。理想的、凄いの一言。

こちらは阪急高槻市駅高架下広場のステージ。事前にプログラム見て行こうと決めていたバンド。三木俊彦さんは初めて知る(聴く)サックスですが、ベースとドラムとピアノレスでのトリオ演奏。迫力に満ちたフレーズの連続で圧倒される。一発でファンになってしまう。中村恵介バンドのお目当ては、ピアノの魚返明未さん。昨年から追っかけしてた「魚返明未&井上銘」のデュオのピアニスト。もちろん、クインテットの演奏もリズム隊も含めて素晴らしい演奏。興奮冷めやらぬでした。

今日の最後はピアニスト菊池ひみこさん(高槻城公園芸術文化劇場南館太陽ファルマテックホールでコンサート)。今年3月にオープンした、ステージと客席全てが木でできている素敵なホール。ソロでの演奏は、昼間に聴いた演奏とはまた違ったジャズを味わうことができた。演奏後、昨年末に但馬空港ロビーでの演奏でお会いして以来のご挨拶。

この高槻ジャズに誘ってくれたのは、ボーカリストのNandee。彼女は出演者でもあるので、出演者オンリーの打ち上げ会場に入れるのはありがたい。お昼に聴いた演奏者たちが勢揃い。当然ながら魚返明未さんの顔も見えたので、ワイン片手にお話ができたのはとてもラッキーだ。「豊岡にもぜひ」とお声がけ。東京芸大出身の魚返さん。平田オリザさんのことを話すと「大学時代に講義を受けた」とお互いにびっくり。なんともこれも何かのご縁と思う。

終電時間(ホテルは新大阪)までもう少しあったので、駅近くのバーへ。ここでもガンガンやっている。夜は朝まで続くそうだ。

強烈なジャズ漬けの1日が終わる。
高槻に誘っていただき、そして一緒に歩き、聴き、食べ、飲んだ Nandeeに感謝。

Bob James “Feel Like Making Live!”

Bob James ” Feel Like Making Live!”(音声)

Bob James : Piano, Keyboads
Michael Palazzolo : Bass
Billy Kilson : Drums

  1. 1. Angela
  2. 2. Rocket Man
  3. 3.Maputo
  4. 4.Topside
  5. 5. Misty
  6. 6. Avalabop
  7. 7. Nautilus
  8. 8. Downtown
  9. 9. Niles A Head
  10. 10. Feel Like Making Love/Night Crawler
  11. 11. Submarine
  12. 12. Mister Magic
  13. 13. Westchester Lady
  14. Released on Jan.28,2022

トリオ演奏でのボブ・ジェームス。

私の学生時代は、ジャズ・フュージョンとしてアルバムを連発(”One” “Two” “Three”)。(思えば、単純なタイトルですね)CTIレーベルとの契約など、アダルト・コンテンポラリーの先端を行く。当時、ボブをあまり追っかけてはいなかったけど、“Three”だけは、とても気に入って夜な夜な友人と飲む時は、いつもこれだった。”Women of Ireland”がお気に入り。

3階改修工事が終わり、今、夕暮れどきミュージックのプレイリストを作成中。フュージョン、コンテンポラリー辺りを聴き直しているところ。

“Rocket Man” “Topside” “Misty” “Niles A Head” “Feel Like Making Love / Night Crawler”をチェック。

蛇足ながら、Feel Like Making のLoveが Liveってオシャレですね。