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シデコブシ(モクレン科)
変わった名は神道の四手に基づく。しめ縄や玉串に下げる紙と、本種の垂れ気味の花びらが結びつけられた。花弁と萼は区別しにくく、両方合わせて花びらは十二〜十八枚。同属のコブシは全国に分布するが、本種は東海地方の丘陵にのみ自生。湿地の周辺に林をなす。花色は白から濃いピンクまで。
『花おりおり』 湯浅浩史・著
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モクレンかなと勝手に思っていたが、根本の植えた時に一緒に埋めた樹種名の札を見ると「コブシ」と書いてある。がコブシって白い花だったはず、とネットで調べる。これはシデコブシというのが結論になった。
花おりおりによると、自生しているのは東海地方の丘陵のみ、との解説。こうして植物を調べていくのもなかなか面白い。