『但馬夜話蒐集録』〜舞踏 但馬風土記

昔 昔 その昔 も一つ昔のその昔
囲炉裏をかこむ人の影 雪と風が集めた物語
遠坂峠の涙雨 ながいながい冬の夢
但馬百日ぁ雪の下 冬の寒さを寝て忘りょ

大駱駝艦・田村一行舞踏公演が今年もやってくる。

「やってくる」ってのは、まるでサーカス団がやってくるような。
ウキウキもするし、どこかドキドキ感もある非日常の体験を恐る恐る待っている感覚。

豊岡市民プラザは、自主事業として2018年より大駱駝艦の田村一行さんを招いて但馬を主題とした舞踏公演を継続して行っている。私はその第2回目より連続してこの舞踏公演を欠かさず鑑賞。毎年楽しみにしている。(こんな舞踏が豊岡で観られるとは、あっぱれ市民プラザ!)

舞踏は、学生時代(1970年代)に笠井叡の舞踏公演を観たのが初めて。それはどんなアート(パフォーマンス)の初体験よりも衝撃的で、私を虜にした。笠井叡の自宅のアトリエ天使館(東京都国分寺市)での舞踏は忘れられない。自らピンク・フロイドのレコード『原始心母』(Atom Heart Mother)(音声)に針を落としながら舞う。まさに迷宮の空間だった。

話を戻します。

田村一行さんの豊岡市民プラザ公演は、大駱駝艦の舞踏家と市民舞踏団(市民から募集)とで行われる。私は公演の中での学生服姿の田村一行さんが好きだ。(今年はどんな展開になるのか)

今日、市民プラザに行ったついでに、チケットを購入。ちょうど公演前の市民舞踏団との稽古に田村一行さんがいらっしゃると聞いたので、リハーサル室に立ち寄り、公演を楽しみにしていますと伝えました。

舞踏 但馬風土記 『但馬夜話蒐集録』
2023年2月12日(日) 14時開演
豊岡市民プラザ

一般2,000円 大学生1,000円 高校生以下 無料

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