『一流の人は、本のどこに線を引いているのか』土井英司・著

「そうだ、その通り!自分の考えは間違っていなかった」と感じる箇所に線を引くのは、単なる「自己陶酔」にすぎない。自分が「正しい」ことを確認したところで、パワーアップの糧にならない。逆に、読んだときには多少の嫌悪感があっても、どういうわけだか”気になる”1行に出会うことがある。こんな1行には、思い切って線を引いてみたい。線は、新しい発見や役に立った箇所、そして自分の考えと「ちがう」箇所に引くことで、成長の糧になるのだ。
『一流の人は、本のどこに線を引いているのか』土井英司・著

これはこの著書の帯の折り返しに書いてある抜粋。私が線を引いたとしても「ここ」というところが抜粋されている。嫌悪感どころか親近感なので線を引かなくても良いのかも。(^ ^;;

土井氏は、先日の経営者セミナーでとても興味深いお話を聴いたので、さっさくその著書を読ませていただいた。経歴は大卒後、日経BP社を経てAmazon.co.jpの立ち上げに参画、その後独立して著者、著書のプロデュースを手掛ける。

マーケティングの目的は「セリングを不要にする」ことだ。

巻末には、土井氏が読んだビジネス書から44冊を選び出し、土井氏が引いた「線」の箇所が紹介されている。その書籍のポイントを端的に知ることができる。その中で私は10冊ぐらいしか読んでいませんが、これから「深く知りたい」「新しく知りたい」テーマで読んでみたい。

ちなみに『人生がときめく片付けの魔法』(近藤麻理恵・著)の海外出版の仕掛人でもある。

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