第2回「G1関西」に参加する。
「G1」とは、政治・経済・文化・科学・環境・医学・スポーツなど各界のリーダーが集まり視座を広げ、意見交換し、日本や世界の将来を考える場。
「G1地域会議」は日本を4つのブロックに分けて、それぞれの地域で4年に一度開催する。「G1関西」は、2014年に大津市についで2回目となる。
私は、2001年〜2005年までグロービスで学び、堀さんとの接点でG1の招待状をいただいている。(2006年に堀さんを豊岡にお招きし、講演会を企画したが懐かしい)
今回の「G1関西」のテーマは、2025年の関西での国際万博の誘致を念頭に、歴史、テクノロジー、インバウンド、ものづくり、食と文化、大学改革、アートなど、関西の特徴をどう活かすかである。
まずは、「けいはんな学研都市」を訪問し、最新テクノロジーの創出の場を見学。
松本紘 理化学研究所理事長、及び、理研の研究員の方達より「けいはんな学研都市」計画から今日の発展までの経緯の説明がある。
大学学部単位の縦割りの研究ではなく、学際を超えて連携をする理研の優れた成果を知る。東大、京大などの研究成果をはるかに凌ぎ、世界トップクラスのMIT、ハーバード大、スタンフォード大、オックスフォード、ケンブリッジ大に匹敵する研究成果を目指すとの話を聴く。心強いワクワクするメッセージでした。
人工知能の研究とアンドロイド。
「美し過ぎるアンドロイド・ERICA(エリカ)」と会話する。
自然な会話に驚きだ。
この次は、実際のiPS細胞を顕微鏡で見る。毎日のようにiPSの話題を見聞きするが、実際に観察できるのは、貴重な体験となる。
「けいはんな学研都市」からバスで移動し、奈良市内の興福寺。
今度は、歴史・文化である。
興福寺国宝館の特別拝観。
国宝・阿修羅像をはじめ、G1関西のメンバーのために一般の閉館後、ゆっくりと説明も聴きながら拝観させていただいた。
レセプション・パーティは、日本料理「夢窓庵」(ミシュラン2つ星)とモダンスパニッシュの「akordu(アコルドゥ)」。
隣り合わせた2店を行き来しながらの贅沢なディナー。
アコルドゥの厨房はオープン。
シェフやスタッフの人たちが調理しているのが見える。ガラス張りで外も中も繋がっているとても気持ちいい空間が印象的。
料理はもちろん超・美味です!
「ゴ・エ・ミヨ]2018年版のシェフ賞を受賞。
次回の奈良では、必ず寄りたいレストラン。
「G1」前日だというのに、まだまだ夜は続く。
2次回は『カフェ エトランジェ・ナラッド』。
奈良観光センター「ナラニクル」内にあるカフェ。こちらのオーナー佐藤氏(株式会社バルニバービ社長)もG1メンバー。
カフェ・エトランジェ・ナラッド名物(?)の「昭和ナイト」!!
店内を昭和歌謡で埋め尽くす「昭和ナイト」。佐藤社長自身がDJとな理、マイクを持ち唄い、ボルテージは揚がりっぱなし。
まだ明日が本番だというのに、みんなすごいエネルギーだ。
昼間の議論と違う一面が現れて、また、これも面白い。
ということで、まずは前夜祭が終わる。
長くて、凄くて、美味しくて、感動の1日でした。
歴史探偵の気分になれるウェブ小説を知ってますか。 グーグルやスマホで「北円堂の秘密」とネット検索するとヒットし、小一時間で読めます。北円堂は古都奈良・興福寺の八角円堂です。 その1からラストまで無料です。夢殿と同じ八角形の北円堂を知らない人が多いですね。順に読めば歴史の扉が開き感動に包まれます。重複、 既読ならご免なさい。お仕事のリフレッシュや脳トレにも最適です。物語が観光地に絡むと興味が倍増します。平城京遷都を主導した聖武天皇の外祖父が登場します。古代の政治家の小説です。気が向いたらお読み下さいませ。(奈良のはじまりの歴史は面白いです。日本史の要ですね。)
読み通すには一頑張りが必要かも。
読めば日本史の盲点に気付くでしょう。
ネット小説も面白いです。
奈良の所縁(ゆかり)を知ると記憶が深まります。
omachiさん 今回は、時間が限られていて、国宝館から五重の塔までさっと歩くだけでした。奈良時代は私にとって遠い時代。「奈良の所縁(ゆかり)を知ると記憶が深まる」とのご示唆、ありがとうございます。