本気の文化による街作り〜神戸経済同友会での講演

「神戸経済同友会 2018年度活動報告会」を神戸・ポートピアホテルで開催。

國井総一郎代表幹事の開会挨拶に引き続き、13の委員会の活動報告がなされた。13時〜16時30分までの長丁場だが、会員みんな熱心に聴く。

今回の目玉は、劇作家・演出家の平田オリザさんの講演会。

テーマ「本気の文化による街作り〜但馬に大学をつくる〜」。スキー人口の減少を例に取りながら、全人口が減っているためなのか?楽しみの多様化のせいなのか?若者の趣味の変化なのか、と問いながら、男女の出会う場の減少が問題なのだ、と問題提議。

小中学校における、コミュニケーション教育、英語教育、ふるさと教育の重要性や、アートで活性化を図る豊岡市の取り組みなどを紹介。

中でも、平田オリザさん主宰の「劇団青年団」を豊岡市に移転して、劇団員の家族、そして自らも江原(豊岡市日高町江原)に移住してくる話をされる。

現・豊岡市商工会館を劇場に改築し、青年団の劇場として再生する。その名も「江原河畔劇場」。まだ仮称だが、円山がわの美しい流れを目前にできる劇場は、都市の劇場とはまた異なった異空間を作り出すのだろうと期待する。

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