シカバレー1周年イベント

2014年3月30日 ブログ「KOH's VIEW tumblr」より転記
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「シカバレー」とは、多世代共生型福祉ゾーン。NPO法人「ダーナ」が運営している。
ダーナの基本理念は「生まれた命をはぐくみ、老いをいたわり、病を癒し、死をみおくっていく
総合的な活動を行なうこと」

理事長はじめ副理事長、スタッフの方達は古くからの友人。
まさかこの友人たちが運営する施設に私の両母親(実母、妻の母)がお世話になるとは、
夢にも思わなかった。今でも信じられない気持ちで感謝しています。

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シカバレーには若いスタッフが多い。小さい子供を抱えたスタッフのために保育所も併設されている。
老人にとっても子供たちにとっても、毎日のふれあいがもたらすものはとても貴重なものだろう。

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子供たちは、とにもかくにも可愛い!!3曲の歌を披露してくれましたが、みんな歌詞を覚えて一生懸命でした。

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いよいよ私たちの出番です。シカバレーの中庭で「野点」です。久しぶりのお点前で緊張。
しかしそんな自分のことより、美味しそうに、ありがたそうにお茶を召し上がっていただいている
お年寄りの方たちのお顔にこちらが和んでしまいました。

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最後の出し物は、近くの公民館で落語。地域社会との共に活動をすることを目指すシカバレーの精神がここにも現れている。
出演は春歌亭丹馬さん、尼乃家河鹿さんに子供たち。昨年5月の但馬コネクションでも披露していただいた。

いつにも増して涙を流しながら笑った落語でした。

ご老人たちの笑顔、子供たちの歌声、若いスタッフの人たちもイキイキと楽しんでいる様子、
誰が入居者で、誰が家族で、誰がスタッフなのか、わからないぐらい、みんなで過ごすシカバレー、素晴らしい。

心から笑い、楽しみ、気持ちの良い1日でした。

日経新聞夕刊「あすへの話題」でナカタハンガー

日経新聞(12月12日夕刊)一面のコラム「あすへの話題」にナカタハンガーが登場してます。劇作家の平田オリザさんによる寄稿です。

9月に平田オリザさん家族が豊岡市へ引っ越してこられた。それがなんと我が家の2軒隣り。オリザさんの子供さんと私の孫が、円山川の辺りで虫取りや駆け回って遊んでいる、そんな光景が現実になるとは、ビックリです。

記事の最後に「世界のオンリー

ワン企業が、日本海側の小さな地方都市に本社を構えていることを誇りに思う。」で締めくくり。

ありがとうございます。

12月6日は特別な日

2014年12月6日 ブログ「KOH's VIEW tumblr」より転記
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それは1992年12月6日。新築の我が家のオープニングの日であった。

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出来たてホヤホヤのホール。生活臭がどこにもないのが写真からわかる。
住んで、使ってこそ家ですね。

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その日の夕方からHouse Warming Party。
設計の象設計集団のみなさん、
地元の建築会社、職人さん、そして地元の
友人・知人や東京からもたくさんの友人が
駆けつけてくれました。集まっていただいたのは
総勢約150名。本当に嬉しかった。

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欄干に手を掛けているのが父と母。身を乗り出して
喜んでくれました。

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友人のジャズ演奏を聴きながら、夜が更けていく。

22年前の今日。みんな若かった。(^ ^)

江原地区の円山川堤防工事始まる

黒い土嚢から向こう堤防の間が未工事。

台風23号(2004年10月20日)の水害により激甚災害地区に指定され、国土交通省による円山川堤防工事が開始して10年以上になるが、やっと江原地区の工事が始まった。とは言え、2ヵ所あるうちの1ヵ所。江原墓地の箇所は未着手。

円山川に向かって内水路が一本走っている。最初にその水門を作る工事。

江原地区の未着手の場所から仮設の工事用道路を作って工事が始まる。

円山川の向こうに見える白い建物が現在改造工事中の「江原河畔劇場」(旧・豊岡市商工会館)。この堤防と劇場が来春には完成。江原地区のこの周辺が大きく変化する。

露庵 菊乃井

2014年10月18日 ブログ「KOH's VIEW tumblr」より転記
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京都・露庵 菊乃井』で食事。
最初のお料理の盛りつけから「来たー」って思わせる素敵な演出。

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小鮪(こしび)である。そう鮪(まぐろ)の稚魚である。菊乃井さんの真骨頂、小鮪黄身醤油。美味であることは一目瞭然ですね。

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松茸の土瓶蒸し。繊細なお出汁が最高。

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鮎の塩焼き。

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季節、そして店名。菊尽くしのお料理でした。

『いきづらさについて考える』 内田 樹・著

リタイアすることの最大のリスクは、「現場を失う」ことです。メディア経由の情報しか触れることができず、加工される前の「生もの」の現実との接点を失うことです。それについて退職者は十分に危機感を持った方がいい。
『生きづらさについて考える』 内田樹・著 (「人生100年時代を生きる」p267)

納得である。加工品を味わい、その美味しさ(素晴らしさ)を語ってもどこか味気ない。「生」の素材に触れ、自分で加工する、この行為が大切だ。

ある程度の地位に達すると、実生活では、もう誰からも叱られるということがなくなってしまう。だから、自分から叱られる現場を探して、叱られるために月謝を払う。(p269)

「リタイア後には、お稽古事をやるのが良い」とも。「道」がつくものが良さそうだ。柔道、剣道、弓道は、体力的には困難だが、茶道、書道、能楽などの精神性、身体訓練など有効そうだ。「日本文化」にもとても興味がある。どうも今の私には「西洋音楽」の方が優先している。なんとか、両立、どこかで合体ができないものか。

以下は、読書メモより

思考停止
•組織的危機の到来を警告する人間は日本社会では嫌われる
•→原発
•最悪の事態が到来するまで何もしない
•それなりに合理的な解
•日本人は最悪の事態を考えると途端に思考停止になる

コミュニケーションとは違いを認め合うこと
•SNSで子どもたちのコミュニケーションは便利になった
•強い同質化圧が働いている
•コミュ障
•共感⇆違和感
•理解⇆共感
•意味不明⇆腑に落ちる
•一度決まったキャラを変更するのは容易ではない

人文学は生き延びる道を探す学問
•扱う素材の時間軸が長く、空間も広い。
•考古学や歴史学
•民俗学や地域研究、異文化の国
•今、ここ、私と言う基準では測れないことを学ぶ

大岡裁きは日本人の生存戦略
•日本人は「調和」のうちに安らぐことを、ヨーロッパ人は「自由」のうちに安らぐ

Rugby World Cup 2019 Japanに思う

東京駅丸の内側の広場。

9月20日に始まった「ラグビーワールドカップ2019」の盛り上がりは凄い。日本が予選リーグを4勝(全勝)で突破したことで、日本のラグビー熱が一気に盛り上がった。

日本のラグビーは、これまではマイナー・スポーツと言える。大学対抗ラグビーなどは、正月のトーナメント決勝戦など、部分的には注目されるが、日常的にはまだマイナー。
私も、母校早稲田大学のラグビーは注目だが、いつも追いかけているわけではない。

今回の日本チームのスローガンは「ONE TEAM」。7か国の異なった国出身の選手が、「サクラ・ジャパン」のユニホームを着て戦う姿は、これまでとは違う「新しい日本」を感じる。海外出身の選手も含め、日本の歴史や文化を学んだというから、ますます興味が湧くし、応援したくなる。

豊岡アンテナショップ閉店へ

東京・有楽町にある豊岡市のアンテナショップ「コウノトリの恵み 豊岡」。2011年にオープンし、東京における「豊岡市」のPRの基地としての役割をになってきた。

場所は有楽町の「交通会館」。三菱地所(株)さんとのご縁から豊岡市に情報を提供させていただいたことから開設に至った。東京の一等地、全国の物産館が集まるメッカ。県単位の出店の中で、一つの「市単位」で出店したことも話題になりました。

店舗の賃料は豊岡市が持ち、運営管理は民間に、というモデルで運営してきたがこの度、新たな契約を行わず、来春で閉じることになった。

確かに、オープンした8年前の「豊岡市」とは、環境が変わってきた。「城崎国際アートセンター」の開設や、インバウンドの増加、「演劇の町づくり」など、海外への直接のアクセスやアートに力を入れる現在の豊岡市。

これまで知名度向上へひとつの役割を果たしてきたアンテナショップも、その存在価値を見直す時期に来たのは間違いない。

変化に対応したアンテナショップの存在意義、運営の仕方、内容をソフト重視(インバウンド向けやアートに転換)にと、知恵を出せばまだまだいくらでもありそうなので残念である。