暮れ行く2023年

暮れ行く2023年。
猛暑、そして雪のない暖かい大晦日。

9月の豊岡演劇祭あたりから、来客に次ぐ来客。
ロンドンやテキサス、台湾からも。
裏の堤防をウォーキングする時間もなく、季節は冬へ。

夏には久しぶりのカヌーで円山川を下る。
秋のピアノ発表会。
スケジュールの合間を縫っての集中練習と稽古。

春の自宅3階の改修工事完成。
ガラージュ(アーキテクト・コレクティブ)の設計監修。
象設計集団の富田さんや左官の久住章さんのアドバイスもいただく。
31年前の新築当時の熱気を思い出す。

そんな2023年はあと6時間余り。
ゆっくりと穏やかに暮れて行く。

年末恒例のお餅つき

年末の餅つき。
餅つきする祖父母のお手伝いする、私が小さい頃を思い出す。
途中、長年中断していた餅つきも数年前から復活。
孫の友だちも遊びに来て、家族揃っての餅つき。

今年も芸術文化観光専門職大学の学生たちも加わって餅つき。最初に私がお手本示してあとは学生たちがつく。

最初は「捏ねる」が、どう見ても「こねくりまわしている」様子。
力は強いのだが、意外と空振りも多い。(^ ^)
3臼目になると流石に、いい音が響く。

搗きたてお餅をまるめる。
こちらの出来具合も凸凹だ。
「機械で搗いた餅よりも、やっぱり自分で搗いた餅が美味しいよね」と言い訳しながら作業は続く。

途中、搗きたてのお餅を千切って、事前に準備した 納豆、大根おろし、スリゴマ、きな粉、すりつぶした大豆、胡桃のお椀に放り込んで食べる。関西ではあまりしないが、東北地方では餅つきの恒例だそうだ。(私の妻は山形出身)
これが我が家の餅つきの楽しみの一つ。
いや、これを食べるので餅つきをする、とも言って良いかも。

なんだかんだ言いながら、今年もあと2日。

お刺身とカニと音楽と

刺身。
本マグロ、イサキ、ツバス、アコウ、マルゴ、ヒラメ、イカ。

今夜は音楽一家のO家を迎えて年末恒例(?)の食事会。まずは東京在住のチェリストさんにギャフンと言わそうとこのお刺身。東京ではまず食べられない新鮮な魚。故郷には美味しい食材いっぱいだよ、とこの試みは大成功。(笑)

最近知った豊岡の魚屋さんに予約注文。店の主人は漁師さんでもあるから、新鮮この上ない。親切にもお刺身の魚名を容器の蓋にマジックで書いてくれる。

メインはこちら。
最初は足(脚?)を各自しゃぶしゃぶ風にいただく。
段々と言葉少なになっていくのはカニの常。

で、音楽は?

それどころの話ではない。
ビールに、ワインに、最後は日本酒がどんどん進んでいく。

今夜の主題は音楽だったのに、撮った写真も刺身とカニばかり。
ほんとは音楽の話題も書きたかったが、こんな変奏曲となってしまいました。

朝の雲

「空」というよりも「雲」と呼びたい朝。
暖かい穏やかな日が続く。

何雲と呼ぶのだろう。
「ひつじぐも」かな。
「うろこぐも」にしては塊が大きいし、高度は低い。

2階のリビングのガラス庇越しに観ると。

朝、リビングから見る東の空は、毎日異なる。
朝一番に季節を感じながら、今日一日を思う。

我が家に子猫ちゃんがやって来た

子猫を飼うことにした(なった)。
私はどちらかというと「犬派」なのだが、屋内で飼うことができて、孫たちも可愛がって育てられるということもあり猫になった。

兵庫県動物愛護センター 但馬支所にお願いをして下見をし、この子猫ちゃんが来ることになりました。

動物を譲り受ける時は、家族全員が揃ってその動物(今回は猫)の習性や飼育の仕方、心構えの説明を聞かなければならない。当然の手続きでしょうが、動物愛護が目的なので「なるほど」と納得しながら説明を聞く。

「動物愛護センター」に行くのは初めてなので、職員の方にどういう活動をし、どういう実態なのかお話を伺う。近年は犬が持ち込まれることはほとんどなくなった、と。犬を飼う人たちの心構え、マナー、ルールの徹底が浸透してきたのでしょう。これに引き換え、猫は、不妊手術、外に出てしまった迷子猫、野良猫、など飼い方のマナーが徹底されていないというお話でした。

さて、我が家の新しい「家族」をしっかりとお世話をしていかなければ。

朝焼けだ!

朝、6時前。
真っ赤な南東の空。

龍が火を吹きながら空を翔んでいる。

徐々に普段の朝の表情を取り戻す。

誕生日が続く

12月は家族の誕生日が続く。
その後クリスマス、大晦日、お正月へと続いていく。
孫たちは何を期待してか、そわそわと落ち着かない。

手抜きのショートケーキ?と思わないでください。
東京から17:50に帰宅し、近所のスーパーに買い出しに行き、
作ったのがこのイチゴのケーキ。

私から見ると、まさに神業(かみわざ)としか言いようがない。
こういう帰宅したてのお料理がまた格別に美味しいのだから、
妻へは感謝しかない。

さあ、12月だ

来客続きであっという間に秋は過ぎる。
現役(社長時代)の時とはまた違う忙しさ。
やらなければならないこと。(日々の生活ルーティーン)
やりたいこと。(過去の活動記録の膨大な資料の整理と活用)

清々しい朝の景色を眺めながら、
「やらなければならないこと」「やりたいこと」を確認する。
すっきりとした年末年始を迎えるために。

シェアハウス食事会〜江原_101

恒例のシェアハウス食事会。

「江原_101」の学生たちが月いち招待してくれる食事会。9月以降は演劇祭や建築イベント「U-35」の出演、学生たちそれぞれの活動が忙しかったので、久しぶりの食事会。

テーブルにきちんと座っていますが、これは「堅苦しい」ではなく、単にテーブルが狭いから詰めて座っているだけです。(^_^) 私と妻も入れて12名。そうそう孫Kもいるから13名。

私生活でもあるのでちょっとぼかしの写真。

キッチンはアイランド形式で、調理台、ガスコンロ、流し(シンク)を周囲から囲むように調理したり運んだり。献立は鍋とサラダ。至ってシンプルなメニューが学生らしい。こちらからは、お刺身とポークのシチューを差し入れ。もちろんワインも。

今夜の話題のメインは「新シェアハウス」。
現在、近くにもう一つ新たにシェアハウスをオープン予定(只今、リノベーション工事中)。「江原_101」の学生たちと新たに入居する学生がどのようにシェアするのか、シェアハウスの名前は、備品は何々揃えるのか、など、みんな活発に意見出し合い、決めていく。

学生たちと共に過ごす「食事会」は私にとっても楽しみなひと時。
彼らの活動の話題、地域と連携したイベントの話、豊岡演劇祭のこと、来年の予定、江原の近所話、そして彼らの将来のことなどなど、話題は尽きない。

『「江原_101」の文化を継承していこう』との掛け声が学生から上がっている。2つ目のシェアハウスができるので、江原_101で培った「文化」=生活スタイル、創作活動、コミュニケーション、ネットワークをどのように繋いでいこうかと。

こんな嬉しい夜でもありました。

この季節、この天気、休日は焚き火

焚き火は、結構、私の趣味なのかも。
ちょっとずつアウトドアの道具揃えて、思い立ったらさっとできる。

本と音楽を聴くスピーカーは必須。
幸せ感じるひと時なのです。

一人で焚き火していると、家族が出てきて、それぞれ楽しむ。
ボール蹴ったり、虫捕ったり、自転車乗ったり。
結局、イスの数も増えている。
本読むのが中断するので、ちょっと邪魔っぽいんだけど。

夕方には、新シェアハウス改修工事の打合せを終えたCAT学生と再点火。
沸いたお湯でコーヒー淹れる。
焚き火を囲って話すのも新鮮だ。

「秋の日は釣瓶落とし」。