西北の風

この季節、北西の風が吹き、雪を降らす。
今日は「西北の風」が届いた。(ジョークはこれぐらいにして)

学友に定期的に送られてくる早稲田大学の広報誌。あまり熱心に見ないが「早稲田と慶應〜歴史の転換期を迎えて」と題して、両大学の現総長の対談があったので目を通す。

「大学の創立者、大隈重信と福沢諭吉は互いの家を行き来する親交があり、目指す未来像を共有していた」との談話。どんな未来像だとうと想像してみる。「民主主義」「学問の独立」「個人の尊厳と独立」「グローバル人材の育成(世界貢献)」などのキーワードが浮かぶ。

2022年に「早稲田スポーツ」が125周年を迎えた記念誌も同封されている。

「早稲田スポーツ 5番勝負」(5 Best Games o Waseda Sports)と題した記事。

No.1 (2006年) ラグビー部が日本ラグビーフットボール選手権で社会人「トヨタ自動車」相手に勝利  【早稲田28-24トヨタ】。FBに五郎丸 歩。結果は、ベスト4。
No.2 (2010年) 六大学野球で半世紀ぶりの早慶優勝決定戦。結果は【早稲田3-1慶應】。
No.3 (2011年) 競争部が大学駅伝三冠を達成。箱根駅伝勝利。
No.4 (2020年) 11年ぶりにラグビー大学日本一奪還。新国立競技場で勝利。【早稲田45-35明治】
No.5 (2020年) 野球、早慶戦1点ビハインドから9回2死から逆転本塁打。【早稲田3-2慶應】。早稲田六大学秋季リーグ戦優勝。

書いてみたけど、どれも結果をニュースで知っただけ、
TV中継見てないな〜。

CoCo壱番屋にて〜創業者の記事を読む

お昼をどこかで食べよう、と孫Kと二人で出かける。「どこにしよう?あそこかな、こっちかな」と言いながら豊岡市街地へ車を走らせる。クルクルとあちこち回りながら、結局「カレーが食べたい」との一言でCoCo壱番屋へ。食べて、ビールとコーヒー豆を買ってすぐに帰るつもりだったので本も持たず。入り口の「雑誌・マンガ本棚」にたまたまあったCoCo壱番屋の雑誌を手にする。

パラパラとページを捲ると創業者の宗次徳二さんの写真が目に飛び込む。

奥様と二人三脚で開店した喫茶店から始まって、カレー専門店を開業。創業時にお客はほとんど来ない時にでも、「このまま続けていれば絶対に大丈夫」との信念を持って継続。やがてその信念は身を結びCoCo壱番屋は日本一のカレー専門店になる。

その原動力は、『お客様 笑顔で迎え、心で拍手』という標語が表す通り、宗次氏の徹底した「顧客第一主義」。尊敬すべき素晴らしい経営者の一人だと思います。代表引退後は、積極的に社会貢献活動をされている。

特にクラシック音楽の普及支援活動として「宗次ホール」の運営、ストラディヴァリウスのヴァイオリンなどの世界の名器を演奏家に貸与されている活動は特筆もの。どういう経歴の人だろうと注目していました。

幸いにも、日本ヴァイオリンのヴァイオリン・ドクター中澤宗幸さんのご縁でこれまで2回、お目にかかったことがある。一つは、チャイコフスキーの「ピアノ協奏曲第1番」を池袋の東京藝術劇場で。演奏者は、後にショパン国際ピアノコンクール第2位になった反田恭平さん。

振り返ってみれば、凄すぎる貴重な時間でした。

サギに注意?

散歩がてら、ガンピー(食品スーパー)に江原駅通路を抜けて徒歩で買い出し。いつもは車から見るセメント会社の車庫の上にアンテナが立つ?

そんな訳ない。
よく見ると首をピンと天に伸ばし直立不動の鳥だ。
私を発見してじっとやり過ごそうとしているのか。

エッフェル塔ではあるまいし。

シラサギではないか。

【注】白鷺(シラサギ)= 全身がほぼ白いサギ類の総称。日本では、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アマサギ(冬の白羽)などが該当する。

遅がけの新年会

若手のアーキテクト・コレクティブ(建築家集団)Garage(ガラージュ)とその仲間たちとで遅がけの新年会。

彼らとは、一昨年よりお付き合いが始まる。ドーモ・キニャーナ(自宅)を案内したり、これまでの建築に関するお互い(施主として、建築家として)の経験やキャリアのお話をしたり聞いたり。

2022年の1月には、空き家をリフォームしてシェアハウスを企画、設計、施工管理のプロジェクトをスタートさせる。2022年7月にオープンした「江原_101」がそれである。これは入居する予定の芸術文化観光専門職大学(CAT)の学生たちの意見も取り入れながら進めるユニークな経緯を辿って完成。地域にこの小さな波紋が広がっていくことを願っています。入居している学生たちも積極的に学び、創作活動を行っている頼もしい若者たち。卒業してからも戻って来られるそんな拠点になれば嬉しい。

年末から「飲みに行こうね」と約束していたのだが、それぞれ予定があってなかなか実現しない。やっとGarageのメンバーとその仲間たちが全員揃ったので実現。活きのいい刺身を前に生ビールで乾杯!

今年の餅つきは学生たちと

「今年は楽しよう」などと思ったわけではないけど。
シャアハウス「江原_101」のCAT学生たちと餅つき。
群馬、山梨、沖縄出身の学生たち。
それぞれの故郷には、それぞれのお餅つきがある。せっかく豊岡で学び住んでいるので、地元のお餅つきを経験してもらいたい。

途中から近所のHさん親子も合流して、搗あがったばかりのアツアツを丸めて丸餅に。

二臼目は、搗たてのお餅をちぎってその場で食べる。東北・関東では恒例のようだが、関西(少なくとも我が家)では、こんな食べ方をしないが、妻は山形出身なので、すっかりと我が家の餅つきの定番となっている。これがなんとも言えず美味しいのである。

ちぎったお餅をポンポンとそれぞれの具(?)の中に放り込むとみんな奪うように手をだす。これがまたなんとも楽しく、美味しさを増幅してくれる。

木のお皿に取り揃えると、まるでケーキ。

最後は善哉。
美味しいお餅がつけました。
いよいよ明日は大晦日。

津居山ガニ 三昧の夜

なんと贅沢な夜。

20年以上続く、「若手」経営者仲間(Toyooka Business Association 略してTBA)の懇親会。さすがに現在は「若手」はつかない。(^ ^;; 

毎月の積立もコロナでご無沙汰して結構な額に。というわけで、久しぶりに全員揃っての食事会となった。話は会社やプライベートの近況報告やゴルフの話題。

あまりにも立派な(ゴージャスな)松葉ガニ。
話の記録よりもこちらの紹介をしたくなるぐらい美味しい津居山ガニだ。

日本一と言っても過言でない「津居山ガニ」。
青いタグがそれを証明している。
生の足の先っぽをグッと引っ張ると身が殻からスルッと取れ、そのまま鍋にサッと漬けてシャブシャブで食べる。ほぐれた身を口に入れて、キュッと引っ張ると口の中で蕩ける。

こちらは焼きガニ用。
シャブシャブとはまた違った、ホロホロっとした身が香ばしい。

アップも載せておきます。(思わせぶりで m(._.)m)

焼き上がった甲羅みそ、最高の珍味だ。
う〜ん、この味覚、食感はなんと表現したら良いのだろう?
口に含んだ時、それを幸せの瞬間、と呼びたい。(笑)

「Farm House のの花」 (豊岡市気比2373番地)

孫ファーストのクリスマス・イブ

家族揃ってのクリスマス・イブ。
恒例の自家焼きローストチキン。
大好物、切り分けるのは私の役目。

自家製イチゴのショートケーキ。
さあ食べるぞと、睨みをつけて構える孫。

だいたいいつも、みんなの写真を撮り忘れる。
食べるものだけの写真ばかりだ。(^ ^;;

孫たちは、サンタさんがやってくるのを待ちきれない様子。
どうも、近年は孫ファーストのクリスマス・イブなのです。

三ノ宮へ

車検が終わったボルボを受け取るために電車で三ノ宮へ。JR三ノ宮駅南口(海側)に降りる。雪景色の但馬と違って青空、日差しの強さが違う。

大学卒業後、会社員として大阪の会社(本社は京都)に勤務。阪急神戸線の塚口に住んでいた頃、週末と言えば三ノ宮で食事したり、買い物したりと頻繁に訪れる街。当時は三ノ宮一番店として「三ノ宮そごう」も今は阪急百貨店。1995年の阪神淡路大震災で大きく変貌した三ノ宮だが、どこか懐かしい空気が漂う。

現在、「三ノ宮再整備KOBE VISION」が進行している。30年後までに150棟のビルを立て替え、新たな都市空間を想像するというビッグプロジェクト。気の遠くなるような計画だが、実現までの間、神戸市の変貌ぶりには期待を持って注目していきたい。

かつての、おしゃれなお店の並ぶ神戸、海外交易の歴史を残し、ローカルな規模の快適な街。美味しい中華、フレンチのレストランも復活してほしい。少なくとも、私が通っていた頃の神戸はそんな街だった。

世に連れ、歌に連れ、ホームコンサート

今年で3回目を迎えたホームコンサート。

ホームコンサートと言っても、演奏家を迎えて自宅で行なうコンサートもあるが、これは親しい友人が集まって、何か最低1曲は歌う、演奏する、踊るなどの特技(稽古始めたてでもOK)を持ち寄って行なう演奏会。要は「素人演芸会」なのです。

出場参加資格は「あまり上手すぎないこと」(笑)「ヒトの演奏にはリスペクトすること」そしてなんと言っても一番大切なのは「音楽が好きなこと」。

私の今年の曲は ”Sunday Song” (Richie Beirach)。ジャズのスイングと言うよりもECM系の静かなピアノ曲で美しいメロディとコード進行を繰り返す。学生時代からよく聴いていた大好きな曲。ボーカルでは、Beatlesの” In My Life”をジャズバラード風で。勢い余ってピアノ弾き語りで中島みゆきの「糸」をap bank風に。

レッスンしてくださったピアノMさん、ボーカルNさんに今年1年間の感謝を込めて。

恥も外聞捨て、楽しく披露するパフォーマンス。これが良い。
自分の出番も大事だが、1年を振り返りながらの会話も楽しい。
楽しいことも、悲しいことも、振り返りながらの演奏。

結局、一人、3曲、4曲。
Clasicあり、Jazzあり、J-Popあり、Rockあり、Folkあり、懐かしのStandard Songあり。
コロナで自宅待機中であったり、自粛のメンバーがあり、ちょっぴり寂しかったけど、次回に向けて「ピアノやるぞ」「バンドやろうよ」「来年の曲は?」とみんなやる気満々。

熱唱、熱演する画像もいっぱいあるのだけど、あまりにもプライバシー丸出しなのでアップする画像に一苦労。今年の締めくくりと来年に向けての楽しいホームコンサートとなりました。