春を待つ

春を待つ裏庭の畑。
1月末の雪も融け、少し柔らかい陽射しが注ぐ。

昨秋に葉を落としたアズキナシ、カツラ、マンサク、ミズキが春を待つ。

庭の池。
屋根と庭の雨水を集めて貯めた池。
メダカはちゃんと冬を越してくれただろうか。
もうすぐ春ですよ。

石の上にも??? 苔?

生ゴミをコンポスターに入れたあと、ふと目に入ったのは石の苔。

昨年までは確かなかったけど、苔が生えてきた。
続けて頭を過ったのは「石の上にも三年」という諺。
待てよ?
「苔」の文言は出てこない。

「石の上にも三年」は、
冷たい石の上でも3年座り続けていれば暖まってくることから、辛くても我慢強く耐えていれば必ず成功することのたとえ。

苔と関係ないですよね。

苔の言葉が出てくる諺は「転石苔を生ぜず」。
転がり続ける石には苔が付かないことから、世の中に合わせ行動を軽々しく変える人は結局成功しないとの警句。英語の諺「A rolling stone gathers no moss.に由来する。

「辛くても我慢強く耐えていれば、いつかは必ず成功すること」(石上三年)
「転がり続ける石には苔が付かないことから、世の中に合わせ行動を軽々しく変える人は結局成功しない」(転石)
一方で、ポジティブな意味も、
「活発に活動している人は時代遅れにならない」(転石)

じ〜っとしていたのが良いのか、苔は生えた方が良いのか、生えないようにすべきか。

一体どっちなんだ?

石と苔を間違ってごちゃぜにした私に問題がありそうだ。> <

CAT学生による「江原101」「豊岡演劇祭」そしてこれから

シェアハウス「江原101」に住むCAT学生の思いを近隣地域の人たちに伝える集いを開催しました。会場は中田工芸(株)本社の2階会議室。

当初は、シェアハウスのご近所さん、江原区の区長さん、金融機関の日高支店長さんなどを想定して計画。普段、顔を合わし挨拶したり、地区の行事に誘ったり、空き家情報と学生とのマッチングなどをイメージ。

シェアハウスのM君がパワポでお話をする。

最初に、シェアハウス「江原101」の紹介。
・2022年8月ができた経緯
・2024年1月に新しくオープンしたシェアハウスの報告
・両シェアハウスに住むCAT学生の簡単な紹介。
・但馬コネクションの会場として。セッションの様子。
・2023年の江原地区の行事に参加。
 – 夏祭りの駅前広場で「お化け屋敷」
 – 秋祭りの御神輿担ぎ
 – 秋の地区別運動会で活躍

次に、「豊岡演劇祭2023」で江原101でのイベントについて報告。フリンジ公演、劇団出演者とのトーク、物販、コーヒ試飲会など1週間で900人近い人たちが訪れたのは驚きです。

最後に、今後の活動予定。
卒業後も豊岡に残って活動していく決意などのお話も出る。

数人の集いのつもりが、約25名の皆さんが集まり、プレゼン終了後もそれぞれが個別に情報交換をする。有意義な時間でした。

歩道橋から江原駅を眺めると

江原駅を見下ろす歩道橋から。

右(東側)には円山川が流れ、左(西側)のずっと向こうに神鍋高原がある。
ふと、こういう所に住んでいるんだ、との思いが過ぎる。

縦に線路が通る。
高校に通い、仕事で頻繁に東京との行き来した線路。
時空を超えていろんなことが思い出される。

それにしてもゴチャゴチャしてますね。

南を向くと
また、違った江原の街が見えてくる。

「クロニクル MONOCHROME CIRCUS」公演

結成33周年を迎えた記念公演「クロニクル MONOCHROME CIRCUS」。
会場「京都府立文化芸術会館」(上京区東桜町1)へ向かう。
今公演にはシェアハウス江原101の住民でCAT学生の山瀬茉莉さんが出演する。

1900年に結成し関西のコンテンポラリーダンス界の一翼を牽引してきたMonochrome Circus。その結成33周年を記念して、’90年から’06年までの作品群をダイジェストでお贈りします。
(33周年記念公演 チラシより)

開場すると客席への入り口でピアニカ(鍵盤ハーモニカ)を吹きながら迎えてくれる出演ダンサーの人たち。自然体、楽しい、自由な、そんな感じが伝わってくる。

MONOCHROME CIRCUSは、主宰する坂本公成さんのもと1990年に結成。学生時代(京大)の演劇からダンスに軸足を移す。1996年から「ダンスを出前する旅」を開始。美味しい食事と引き換えにどこでもダンスをするというコンセプトで世界を旅する。

今公演は「第一部」では主催者の坂本さんと初期メンバーの方との対談(舞台を挟んで左と右で会場全部を使うように)形式で、結成の経緯、ダンスの出前旅の思い出など。とても面白い。「第二部」は、本格的なコンテンポラリーダンスを抜粋で。鳴り響く大音響と共に踊る肉体。強烈に飛び込んでくる。学生時代に観た「暗黒舞踏」の体験が蘇る。

出演した茉莉ちゃんが帰ってきたら、ゆっくりとコンテンポラリーダンスの表現について色々と聞いてみたい宿題もいただいたようだ。

京都まで来てよかった、と思う素敵な公演でした。

「但馬を結んで育つ会」(TMS)の集い

特定非営利活動法人「但馬を結んで育つ会」の懇親会に参加。
この日の集いは主に法人会員の団体代表、経営者が集まり、代表理事の千葉義幸氏(ちば内科・脳神経内科クリニック)より、但馬医療の実態と今後についてのプレゼン。

数年前に千葉さんが弊社に来られて「但馬の医療の現状と今後」の説明を受け、衝撃を受けた経験があります。今後10年以内には開業医がいなくなる町が出現する、豊岡病院はじめ公立病院も赤字が続くなど。今回のプレゼンでも現在の但馬開業医の平均年齢は70歳を超え、若い医師が但馬で開業することはすくなるとの報告。地域医療の崩壊とも言えることが差し迫っていると。

プレゼン後の立食の懇親会。
参加者は一同に「医療や介護の深刻な現実を自分ごととして考えなければならない」との思いをお互いに語りあう場面がテーブルごとに広がりました。

捨てられない画面

やっぱり捨てられない。
旧iMacのデスクトップ・ピクチャー。

約15年前の1月ある日の朝。
円山川にかかる霧の中に太陽が昇る。
うっすらと裏山と進美寺山が見える。

左が亡き父母の住んでいた家の屋根。
5年前にリフォーム(屋根も更新)して息子家族が住む。
右は祖父母が住んでいた家の屋根。
6年前に取り壊し、今は庭と畑になっている。

このレイアウトの写真は二度と撮れない。

ということで、新旧iMacの移動中なのだが、
なんだか旧マックが愛おしくなる。

VOLVO 走行距離

45436

2020年に乗り換えたVOLVO XC90 現在の走行距離。
2020/01/29に納車されたので、ちょうど4年経った。
1年に約11,360km走行。

この4年間で長距離と言えば、毎年9月の鈴木忠志/劇団SCOTの利賀村演劇祭(富山県南砺市)を3回、大白川ブナ林(新潟県魚沼市)、勝山(福井県)、名古屋、熊野古道(和歌山県)、倉吉・鳥取(鳥取県)、あとどこかな〜。

中距離(?)では、大阪、京都、神戸はかなりな頻度で運転。

今年も12000kmぐらいの車移動かな。
安全運転心がけて。

豊岡高校校歌〜作詞 岡垣徹治

突然ですが、我が母校の県立豊岡高校の校歌について。

作詞の岡垣徹治氏は、NAKATA HANGERの最高級ハンガーである漆塗りハンガーの仕上げをお願いしている輪島の岡垣漆器店の岡垣祐吾社長の曾祖父にあたる方。

🎵むら〜ぁやぁ〜まぁ〜の〜 と歌っていたのが懐かしい高校時代。
まさか、高校時代にいつも歌っていた校歌を作詞された方の子孫の方と仕事をしているとは不思議なご縁を感じる。

今、岡垣さんはじめ、能登半島地震で被災した輪島市は建物の倒壊、大火災で壊滅的な被害を受けている。輪島塗りの職人さんたちも多くが被災され、当社では支援金並びに全社員から生活物資を募り現地に届けています。これからもできる限りの支援をしていきます。

岡垣徹治                              

話は岡垣徹治氏に戻って、

調べてみると、岡垣徹治は明治23年に浜坂町(現新温泉町)で生まれる。アララギ派歌人、文学者とあります。豊岡中学校(現豊岡高校)を卒業、各地の女学校、中学校の教師校長を務め、豊岡高校の校長を最後に引退されている。(こんな経歴の方とは全く知りませんでした)
詳しくは新温泉町のHPで紹介されています

豊岡高校の校歌(昭和28年制定)の出来上がるまでの経緯も興味深い。
豊高18期生(私は25期生)の方たちのHPに掲載されている。完成までに5年もかかる難産だった経緯、さらに歌詞の解説もしてあります。

卒業生は必見の価値ありです。

能登半島地震被災から輪島塗りを応援します

千舟堂HPより

NAKATA HANGERの漆ハンガーでコラボしているパートナーは、輪島市の千舟堂(岡垣漆器店)さん。その輪島が今回の能登半島地震で壊滅的な被害を受け、多くの漆塗り職人さんたちも家の倒壊や職場を火災で消失し、避難生活を強いられていると、現地からの声が届く。

中日新聞(1/29 能登半島地震のニュース・生活情報)より

そんな中で『岡垣祐吾社長は2/4から開催されるニューヨークの展示会に予定通り出展する決断】との報道。『経済を回すことが復興へつながる』との判断。

地元を離れることの苦渋の判断、ためらいもあったと思いますが、岡垣社長のご判断を応援したいと思います。ニューヨークでのビジネスの成功を祈っています。