![](https://i0.wp.com/kohsview.jp/wp-content/uploads/2024/05/1AF0A03A-30AE-4A18-96DA-4E5AD1EEB1AB_1_105_c.jpeg?resize=525%2C394&ssl=1)
但馬コネクション5月セッションを開催。
ゲストは芸術文化観光専門職大学の教授である熊倉敬聡(くまくら・たかあき)氏。以前は、慶應義塾大学の教授もされていました。
テーマは「東京のど真ん中での無目的スペースの試み「三田の家」のことなど」という長いタイトル。私は、「東京のど真ん中」「無目的スペース」「三田の家」(三田商店街にある)のワードに反応。一体なんなんだろう?と興味津々。
私にはもう一つ熊倉氏に抱く関心は、ご専門が「美学」「フランス文学」「芸術論」「現代アート論」 などの著書もお書きになっているので、それにも触れてほしい。
その両方について、ご自身のこれまでの人生経験を交えながら赤裸々に語っていただく。深く、重く、ご自身の感ずるところを信じチャレンジし、キャリアをつんで来られたことに敬服。
熊倉さんが発する言葉「デザインしないデザイン」「余白を持つ」「作り込みすぎない」。これは芸術、建築、生活スタイルにも適用できる、私自身も最も共感するキーワード。
![](https://i0.wp.com/kohsview.jp/wp-content/uploads/2024/05/43A86CE3-572E-49A3-AA4C-064EBB9B3627_1_105_c.jpeg?resize=525%2C394&ssl=1)
「三田の家」の運営、集まる人たち、パーティ、コミュニケーションなど、どれも魅力的で、この会場となっているシェアハウス「江原101」にとっても大いに参考になる。まさに「三田の家」は「江原101」の先生だと思う。
熊倉氏の苦悩のパリ留学時代、実験的授業を次々と行った慶應義塾大学教授時代、どれも自由で、自分に忠実で、チャレンジングな話ばかり。参加者にみなさんも目を輝かせながら聴いているのがわかる。
![](https://i0.wp.com/kohsview.jp/wp-content/uploads/2024/05/D39B9BB4-F0DD-402F-A3B9-A570C88686CC_1_105_c.jpeg?resize=525%2C394&ssl=1)
鳥取と豊岡(江原)に滞在して9月に向けて演劇稽古をしている現役の東大生、慶大生など5人が参加。CAT学生も交えて、活発な意見交換。
魅力ある地域にしていくためのヒントが詰まり、現役学生にとっても大きな刺激になったセッションとなったのではないかと思う。