何キロ落とせるかが大事なのではありません。何をやってやせたかとか、何を食べずにやせたかとかも重要ではありません。
それに短期間でやせたというのも重視すべきではありません。一過性の結果しか出し得ないインスタントなダイエットは、もうダイエットの中から除外してしまったほうがいいでしょう。
では、何が重要なのか。それは、一時的にやせるのではなく、やせた状態を継続して「やせた人間に生まれ変わる」という考えを持っていること。その考え方によって、はじめてやせる努力が報われます。
『ロジカルダイエット』 清水 忍・著
なんて刺激的な指摘だろう。
「BMI基準まで〇〇キロ体重落とそう」「炭水化物を控える」「1日2食でいこう」「野菜・海藻中心の食事にしよう」「毎日体重を測り記録すると痩せる」「有酸素運動や筋トレを習慣化する」、、、、、、、、、、
ダイエットと言うと、すぐに過去に読んだ本が浮かび、やりかけてみて長続きせず挫折した思いが蘇ってくる。(^ ^;;
私が取り組んで唯一成果をあげたのは、食事のカロリー計算をして設定した摂取カロリー内で1日の食事をし、日々の歩数をカウントする。この食と運動の両方を計算し記録をしていく方法。当時の記録ノートを見ると2002/09/01の79.7kgの体重が2003/7/19に70.9kgになっている。10ヶ月で9kgの体重を落とした。まさに理想的なダイエットではないか!
続けていると、ご飯、焼き魚、お肉、卵焼き、豆腐、トースト、ビール、ワインなどなんでも何キロカロリーだか分かるまでになる。そんなに苦痛を感じず実行していたが、一番大変だったのは、毎夜その日の記録をノートに書くことでした。
やがて、2007年にiPhoneが登場して、簡単に記録ができ、万歩計もiPhoneがやってくれるし便利になった。が、なんだかモチベーションが下がっていったように記憶している。デジタルであまりにも便利になると、リアル感(達成感)が薄れていくのだろうか。
美味しい食事、ビールもワインも大好きな私にとってダイエットは身近なテーマなのです。
ゆきつもどりつの繰り返し。
この著書に話を戻します。
「運動はスムーズにやせていくための体の土台づくり。そのもので体重が減る効果は小さい」「食事を管理することが大切」「食べて良いカロリー量の算出方法」など、身体とダイエットの関係を論理的に理解でき、具体的な方法を示しています。