『AIの急激な進化に人間はどのように向き合うべきか』というタイトルの講演会(神戸新聞但馬懇話会主催)に参加。講師は関西学院大学副学長で工学部教授の巳波弘佳(みわ・ひろよし)氏。
ChatGPTの出現で人間社会は大きく変わる。今後AIは社会や私たちの仕事にどのような変化生じるか、AIを有効に活用していくにはどのようにしたら良いのか。具体的に現代社会、未来の姿はどのようになっているのか。
2022年11月にリリースされたChatGPTの利用者はたった2ヶ月で1億人を突破。開発したOpenAIの創業者でありCEOのサム・アルトマンの解任と復帰のドタバタ劇は大きな話題になりました。それだけ現代社会への浸透とAIのリスクを伴った影響の大きさを物語る。
AIを利用してえる情報の不確実さ、個人情報漏洩、雇用を奪う(あるいは創出する)などのメリット、デメリットが議論されている。
現時点で言えることは、まずAI技術を正しく理解すること、AIにできることとできないことを正しく理解し、どう活用するかを考えることが大切と言える。
これからのAI活用の入り口としてとても有意義な講演でした。