今年3月に無人化した江原駅(JR西日本山陰線)。私の自宅からの最寄駅。利用するのは東京への出張がほとんどで会社で手配し切符を手にしていた。そういう事情で元々窓口で特急券を買う経験は少ないのですが、無人化となり自動券売機は良いとしても、特急券、指定席、乗り換えなどの必要な時の「みどりの発売機プラス」の操作は一層ハードルが高い。
実際に周囲の人からその悪評は聞いていましたが、実際にやってにやってみるとよく理解できる。
「オペレーターと会話しながら購入できる」はいいのですが、今回の場合は17 人待ち、待ち時間は20〜30分と表示されている。発売機のある場所は猛暑35℃以上ある。とても待てる時間ではない。結果、待ち人数は順調に減り、10分ちょっとで順番が来たが、私の後ろにはすでに4人の人が並んでいる。もしも、前に不慣れ、複雑な切符、シニア割引などの手続きが必要な人がいれば、かなりの待ち時間になることも容易に想像できる。
無人化という合理化の事情は理解するが、ここまで進化したIT技術をもっと有効に、そしてJR自身の乗車券特急券確認の仕組みの合理化、検討する箇所はたくさんあると感じます。