熊野三山の一つ、熊野那智大社。
古来当社はご祭神「熊野夫須美大神」の御神徳により「結宮(むすびのみや)」と称され、人の縁だけでなく諸々の願いを結ぶ宮として崇められました。那智御瀧は自然を尊び延命息災を祈る人が多く、また八咫烏の縁起によりお導きの神として交通・海上の安全の守護を祈り、さらに御神木の梛の木は無事息災をあらわすものとして崇められています。熊野の自然と共に神々の恵み深い御神徳のある神社であります。
(熊野那智大社HPより)
那智大社より那智の滝を望む。
那智の滝は、日本一高い滝(133m)。滝そのものが「飛瀧神社」の御神体。
手前の三重塔とのコントラストが美しい。
太地町立「くじらの博物館」。太地町と言えば捕鯨。小鯨(イルカなど)の追い込み漁などの発祥の地として知られる。反捕鯨団体が抗議活動を行なって話題にもなった。
江戸時代に始まる古式捕鯨の歴史、漁に出る前の儀式、など捕鯨文化を知ることができる。
歴史や文化を知るだけでなく、いろんなアトラクションもあって大いに楽しめる。
一直線に奇岩が並んだ橋杭岩(東牟婁郡串本町)。
1400万年前、地層の割れ目に沿ってマグマが上昇し火成岩となり、その後全体が隆起し黒潮で回りの泥岩が流され硬い火成岩が残ったといわれている。
和歌山文化情報アーカイブ事業「和歌山県ふるさとアーカイブ」より
古座川の一枚岩(東牟婁郡古座川町相瀬)。
一枚の岩盤としては国内最大級(高さ約100m、幅約500m)。
一枚岩の下を流れる古座川の清流。
孫Kは、ここで泳いだのが一番楽しかったようだ。
(ここはぜひ水着を持って再訪したい)
二日目の宿泊は白浜。
花火大会が終わって静かになった砂浜。
私にとって今回の旅のテーマは「ジオ和歌山」。
熊野の山々、海岸沿いの洞窟や橋杭岩のような奇岩、古座川一枚岩などの見学。
以前観たNHK番組「列島誕生ジオ・ジャパン」で、紀伊半島の超巨大噴火(カルデラ噴火)でできた地層を一度見てみたいという願望を密かに温めていました。
ジオを堪能した日となりました。