「映像の世紀」『パリは燃えているか』〜 加古 隆

QUARTETIII 組曲「映像の世紀」 加古 隆(音声)

加古 隆 : piano
相川麻里子 : violin
南かおり :viola
植木昭雄 :cello

1 パリは燃えているか~オープニング
2 神のパッサカリア
3 シネマトグラフ
4 パリは燃えているか~間奏曲
5 時の刻印
6 マネーは踊る
7 愛と憎しみの果てに
8 黒い霧
9 パリは燃えているか~ピアノ・ソロ
10 ザ・サード・ワールド
11 睡蓮のアトリエ
12 パリは燃えているか~エンディング
13 花は始めも終りもよろし
14 アヴェ・マリア~聖なるもの、母なるもの~

Recorded on Apr.26-28 , 2017

『パリは燃えているか』
「映像の世紀」のテーマ曲であり、加古さんの代表曲。

1944年8月、敗色濃厚となったナチス・ヒットラーが、占領地パリを燃やし尽くせと最後の抵抗をパリ防衛司令官に命じたが司令官は応じなかった。2日後、ヒットラーはベルリンで “Brennt Paris ? “(パリは燃えているか?)と叫び、問いかけた。

このエピソードだけで、20世紀悲惨な戦争の世紀を呼び起こす。

加古さんは、自身が音楽を学び、文明・文化の象徴としてのパリ、それを燃やし尽くせという戦争という罪と愚かさを、この「パリは燃えているか」で表現している。

今、ピアノでこの「パリは燃えているか」に挑戦。なんとかこの曲を想いを込めて弾けるようになろうと奮闘中。

2013年10月27日 サントリーホール

実は、加古隆さんとは、いろいろとご縁がある。

学生時代にジャズと出会いよくライブにも行ってた頃、新宿ピットインでパリ音楽院の留学から帰国したての加古さんのライブをたまたま聴いていた。その約10年後に、豊岡市(当時日高町)へピアノを寄付させていただいたのがご縁で加古隆さんのコンサートをそのホールで企画。またその数年後に自宅でも加古さんのピアノコンサートを企画。親しくしていただく。

サントリーホールでのコンサート後、楽屋前の廊下でのショット。
(超・プライベートな写真なので小さめに)

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