Brian Blade “Body & Shadow”
Brian Blade :ds
Jon Cowherd :p, harmonium, mellotron)
Chris Thomas :b
Melvin Butler :ts
Myron Walden :as, b-cl
Dave Devine :g
- 1. Within Everything
2. Body and Shadow (Noon)
3. Traveling Mercies
4. Have Thine Own Way, Lord – Solo
5. Have Thine Own Way, Lord – Band
6. Body and Shadow (Morning)
7. Duality
8. Body and Shadow (Night)
9. Broken Leg Days- Released in 2017
不思議な気分になる音楽。
それがまた良い。
ブライアン・ブレイドと言うドラマーを特別意識していなかったのは迂闊だった。ブラッド・メルドー、ジョシュア・レッドマン、ウェイン・ショーター、ハービー・ハンコック、チック・コリア、ロックではボブ・ディラン、ジョニ・ミッチェルのアルバムで聴いているブライアン・ブレイドのドラム。それだけ違和感なく、しかも曲の構成を(地味ではあるが)的確なリズムで支えているからなのだろうか、華やかさはないけど、聴けば聴くほどに、味がある。
ブライアン・ブレイドのリーダーアルバムとしては初めて聴く” Body & Shadow”(音声)。カントリー、ゴスペルを思わせる曲、コンセプチャルなアルバムとなっている。思わずチャーリー・ヘイデンの アルバム “Liberation Music Orchestra”(音声)(1969年) の演奏が浮かぶ。時代は違うが、どこか現代社会を映し出すような、全く異なったセンスで迫ってくる。
ブライアン・ブレイドにしばらく注目していこう。