『運動脳』 アンデシュ・ハンセン・著

運動をすれば気分が爽快になることは、わざわざ研究が証明しなくても知らぬ者はいない。だが、運動が認知能力(たとえば創造性、ストレスに対する抵抗力、集中力、知能など)に具体的にどのようにして絶大な影響を与え、またなぜ私たちに欠かせないのかといった理由については、あまり知られていない。事実、これに気づいている人は、ほとんどいないと言っていい。
『運動脳』 アンデシュ・ハンセン・著
(「おわりに〜ただちに本を閉じよう」より p359 )

2021年のベストセラーとなった『スマホ脳』の著者の第2弾。「運動」つまり「身体を動かすこと」が最高の処方箋だという事例が次から次へと紹介。神経科学の研究成果を裏付けとし(裏付けないものは「ない」と表明しつつ)、展開されている。

・脳の働きの研究結果より→脳は私たちの一部ではなく、脳が私たち自身なのだ
・身体を動かすことほど、脳に影響を及ぼすものはない
・定期的に運動を続けると運動(運動も一種のストレス)以外のストレスを抱えていてもコルチゾール(ストレス物質)の分泌量を減少させる。
・脳の重要な部位(海馬)を若返らせ成長を促す→週に3回、40分、早足で歩いただけ

その他にも、さまざまな実験から得られた運動と脳の関係の事例が多数紹介されている。「お酒はほうとうにストレスに効くのか」、「ウォーキングか、ランニングか、サイクリングか、その効果は?」、「うつ病予防は毎日20〜30分歩くことで気持ちが晴れやか」など。

「私自身」=「脳」と捉えれば気になるところ、大いに参考になる。

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