江原の円山川

江原地区の円山川。手前上流側から大きく右に曲がって流れていく。正面の赤い屋根の建物が江原河畔劇場(旧日高町役場、その後商工会館)。まさに河岸に建っている。

右に旋回している流れは、約1〜2万年前ごろに神鍋火山が噴火を繰り返し、一番遠くまで溶岩が流れてきてここで固まったもの。玄武岩のような柱状節理も見える。

右旋回すると日置地区になる。かつて(私の祖父などは)「へき」と呼んでいた。古代、歴を司る「日置部」(へきべ)が住んでいたことから名付けられる。

複雑な川の流れもあり、大雨のたびに流されていた日置橋は1976年(昭和51)に現在の永久橋に架け替えられる。右岸には秋葉神社が、かつては素人相撲大会や狂言などが行われる祭りで賑わった。

下流側から江原の円山川を眺める。左の山が姫路山(頂上付近から夏祭りの花火を打ち上げる)。右側が江原地区。かつて(私の小学生時代は河原付近で泳いだ)は、江原の人たちは、この河原に降りて、鮎釣りやお盆の灯籠流し、春は桜の花見など、親しまれた。

さらに上流(画像上向き)に行くと、宵田地区、岩中地区へと続いていく。

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